上総層群市宿層の化石【現地報告】 | 関東化石採集の旅

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皆様、こんばんは。
久しぶりの更新です!
3月になってから、年度末と云うこともあり、毎日が残業、残業でなかなかブログ記事をアップするのが難しい日が続いていました!
まさか、ここまで仕事がバタバタするとは思いませんでした。


さて、本日は昨日(3月19日)の化石採集会(午前の部)を報告をしたいと思います。
採集場所は君津市内の某所です!
メンバーは、私、みたらしさん、ねずみや主人さんの三人です。

朝6時に現地近隣のセブンイレブンに集合でしたが、私は5時半に到着しました!
毎度のことながら、みたらしさんの愛車は既に駐車場に停車されていました。本当にいつも早いです!
みたらしさん、ねずみや主人さんと簡単に挨拶を交わして、お土産品を交換です!
しかし、私はミスをしてしまいます。ねずみや主人さんの分を忘れてしまいました。
本当にすみませんでした。m(_ _)m
このミスは、初夏に必ず致します。
それまで、しばらくの間、楽しみにお待ち下さい。

市宿層の化石産地へは、集合場所からは数分程度で到着しました。
初めは『キタクシノハクモヒトデ』の母岩探しです。
前回、いちじくさんと採集したときよりも廃土の山は大きさなっていましたが…
泥や砂の塊は落ちていますが、ヒトデが入っていません。貝殻も余り落ちていません。無化石層の部分が積み上げられているだけのようです。
(ToT)


そんな中でも、皆様、なんとかクモヒトデの母岩を採集です!


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和名 : キタクシノハクモヒトデ
学名 : Ophiura sarsii( Lutken , 1854 )
産地 : 千葉県君津市鹿野山
産出層 : 上総層群 市宿層
時代:新生代 第四紀 更新世

※ 私が唯一、持ち帰った『キタクシノハクモヒトデ』です。
※ 産地表示を変更します。
この産地の正式な地番表示です。ただし、小字、番地も判明しましたが、大字までとします。


みたらしさんと私は、ヒトデが入っていそうな石を概ね叩き終わると次は篩がけです!


篩がけをしている『みたらしさん』です。

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なお、みたらしさんと私は見た目が、とても似ています。体型も身長も年齢もほぼ同じです!
簡単な見分け分け方は、話しかけてみると関西弁で話すのが『みたらしさん』で、関東弁で話すのが私です!(笑)




みたらしさんは、篩がけを初めて直ぐにメジロザメの歯をget!
しかし、私はなかなかサメの歯をgetできません。
1時間ぐらい後に、ようやくアオザメの歯を採集しました。




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ネズミザメ目ネズミザメ科
和名:アオザメ
学名:Isurus oxyrinchus( Rafinesque, 1809 )
最大歯冠高:21.72mm
最大歯冠幅:11.11mm
最大歯冠厚:6.74mm
産地・産出層・時代は同上



他にも小さなウニ化石を採集!
ヒメウニの仲間でしょうか?

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和名・学名:不詳
殻径:9.16mm
殻高:3.29mm
産地・産出層・時代は同上



巻貝や二枚貝、単体サンゴも採集しましたが、まだ、クリーニングをしていないので砂だらけです。(笑)
結構、色々な化石が採集できています。機会があれば、市宿層の化石をシリーズで掲載したいですね!



この産地は午前11時半までです。
午後からは下総層群地蔵堂層の化石産地に向かいました。

午後からの化石採集記は、また、後日の記事にしたいと思います。
(´▽`)ノ