館山市沼層の化石 【 オキナマツカゼ 】 | 関東化石採集の旅

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皆様、こんばんは。
今夜も3月21日に採集した沼層の化石を紹介したいと思います。
『アサリ』や『ハマグリ』の仲間で、かなり小型の穿孔貝です。





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マルスダレガイ科
和名 : オキナマツカゼ
学名 : Irus ishibashianus ( Kira , 1959 )
殻長 : 21.27mm
殻高 : 16.46mm
産地 : 千葉県館山市正木 ( 平久里川 右岸 )
産出頻度 : 普通
特徴 : 殻は楕円形で小型。殻質は厚く、やや膨らむ。殻表には同心円板脈があり、板脈間には細かい放射肋状の彫刻がある。
現生種は、褐色の放射状帯模様がある。房総半島から九州の潮間帯の泥岩に穿孔して生息する。





合弁も採集しています!(^o^)


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殻長 : 20.73mm
殻高 : 18.18mm
殻幅 : 10.95mm
産地・産出頻度は同上。




※ 沼層以外では採集したことがありません。沼層では普通に採集できるのですが、ちょっと珍しい種類のような気がします。