沼層の化石 【 エガイ 】 | 関東化石採集の旅

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沼層の化石第八段!
これまでは、合弁の化石を掲載してきましたが、本日は離弁の二枚貝化石になります。
現生種の生息環境が、沼層の堆積当時の古環境と一致しているため、良く探せば合弁も採集できそうなので、いちじくさんか?石灰藻さんなら合弁化石を採集していると思います。




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フネガイ科
和名 : エガイ
学名 : Barbatia ( Abarbatia ) lima ( Reeve , 1844 )
殻長 : 41.73mm
殻高 : 25.06mm
産地 : 千葉県館山市正木 ( 平久里川 右岸 )
特徴 : 殻は前後に長い箱形で中型。前縁は丸く、後端が尖り、膨らみは弱い。歯は前後端へ向かって次第に大きくなり、歯板は僅かに湾曲する。
現生種は、北海道南部以南の潮間帯~水深20mの岩礫に足糸で付着する。

※ 下総層群から採集したことがありそうな種類ですが、実は全く採集したことがありませんでした。
沼層の化石産地は、あまり広くはありませんが、下総層群では採集できない種類の貝化石がたくさん採集できる化石産地です。