今夜の化石は、これまで良い標本が獲られず、掲載を見送ってきた種類です。
余り良い標本ではありませんが、特徴が把握できる化石が採集できましたので掲載をしておきます。
化石入りノジュール全体画像
※ ノジュールの右下に今回、解説する貝化石が含まれています。ノジュールの上面には『 アラナミハリエビス 』が含まれています。
第1標本
イトマキボラ科
和名 : ナガニシ
学名 : Fusinus perplxus ( A . Adams , 1864 )
殻径 : 17.93mm
殻高 : 67.92mm
産地 : 静岡県掛川市下垂木字岩谷
産出頻度 : 極稀
特徴 : 殻は細長い紡錘形で本来は大型になる。螺層は膨れ、縦肋は高い角状の個体から極めて低い個体まであり、やや不規則な螺肋が密に走る。水管溝がとても長い。殻口内壁の螺状の襞は強い。
現生種は、北海道南部から九州、朝鮮半島の水深10m~50mの砂底に生息。
右上の『 アラナミハリエビス 』も掲載します。
ニシキウズガイ科
和名 : アラナミハリエビス
学名 : Lischkeia undosa ( Kuroda & Kawamura , 1956 )
殻径 : 30.03mm
殻高 : 28.14mm
産地・産出頻度は同上。
特徴の解説は省略。
第2標本
殻径 : 29.65mm
殻高 : 59.41mm
産地・産出頻度は同上。
※ 水管部と殻頂が損失しており、ほとんど破片に近い標本ですが、参考として掲載いたします。
※ 掛川市本郷や遊家の細砂層からも極稀に産出していますが、私が所持しているのは螺塔だけや水管部だけの全くの破片なので、掲載は控えます。
余り良い標本ではありませんが、特徴が把握できる化石が採集できましたので掲載をしておきます。
化石入りノジュール全体画像
※ ノジュールの右下に今回、解説する貝化石が含まれています。ノジュールの上面には『 アラナミハリエビス 』が含まれています。
第1標本
イトマキボラ科
和名 : ナガニシ
学名 : Fusinus perplxus ( A . Adams , 1864 )
殻径 : 17.93mm
殻高 : 67.92mm
産地 : 静岡県掛川市下垂木字岩谷
産出頻度 : 極稀
特徴 : 殻は細長い紡錘形で本来は大型になる。螺層は膨れ、縦肋は高い角状の個体から極めて低い個体まであり、やや不規則な螺肋が密に走る。水管溝がとても長い。殻口内壁の螺状の襞は強い。
現生種は、北海道南部から九州、朝鮮半島の水深10m~50mの砂底に生息。
右上の『 アラナミハリエビス 』も掲載します。
ニシキウズガイ科
和名 : アラナミハリエビス
学名 : Lischkeia undosa ( Kuroda & Kawamura , 1956 )
殻径 : 30.03mm
殻高 : 28.14mm
産地・産出頻度は同上。
特徴の解説は省略。
第2標本
殻径 : 29.65mm
殻高 : 59.41mm
産地・産出頻度は同上。
※ 水管部と殻頂が損失しており、ほとんど破片に近い標本ですが、参考として掲載いたします。
※ 掛川市本郷や遊家の細砂層からも極稀に産出していますが、私が所持しているのは螺塔だけや水管部だけの全くの破片なので、掲載は控えます。