飯岡層の化石 【 シャジクガイの一種 】 | 関東化石採集の旅

関東化石採集の旅

Yahoo!ブログの閉鎖に伴い、全ての記事を引っ越しました!

今日も化石種の可能性がある種類です。
小さいながら、強い縦肋と点刻状の螺肋が美しい化石です。
しかし、たった1個体しか産出していません。

誰か採集している方がいたら、お知らせ下さい。
m(__)m





イメージ 1


クダマキガイ科
和名 : シャジクガイの一種
学名 : Ophiodermella sp.
殻径 : 5.61mm
殻径 : 12.25mm
産出頻度 : 不明
特徴 : 殻は細長い紡錘形で小型。縦肋は強く細かく波形に見える。縫合部も強くくびれて、体層部から続く強い点刻状の螺肋を巡らす。螺肋は殻底に行くにつれて弱くなる。現生種の『エゾシャジク』に類似するも螺肋の数が少なく、太い。


現生種の『エゾシャジク』は、北海道、東北地方以北の水深50~200mの砂底に生息。




第2標本が欲しい化石です。
これが幼貝なのか成貝なのか?
何個体か採集しないと結論は出ないと思います。




それから、当ブログの訪問カウントが30000を昨日で超えました。
何時も訪問をして下さる皆様に慎んで御礼を申し上げます。
m(__)m

では、また明日!(^-^)/