飯岡層の化石 【 Propebela cf. candida 】 | 関東化石採集の旅

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今日の化石は調べても現生種では該当する種類がありませんでした。
飯岡層から産出する貝化石は、今から約100万年前の貝類ですから、当然、絶滅種と云うこともありえます。







【第1標本】

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クダマキガイ科
和名 : フタマンジの一種
学名 : Propebela cf. candida ( Yokoyama )
殻径 : 7.52mm
殻長 : 14.22mm
産出頻度 : 稀
特徴 : 殻は紡錘形で小型。殻表には太く幅の広いやや不明瞭な縦肋と微細な螺肋がある。フタマンジ属にしては中型の部類になる。現生種の『ツムガタフタマンジ』に良く似ているが『ツムガタフタマンジ』より殻口が細く水管部が狭い。



現生種の『ツムガタフタマンジ』は、日本海中部以北、オホーツク海、北太平洋の水深200~300mの砂泥底に生息。





【第2標本】

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殻径 : 7.72mm
殻長 : 15.50mm






明日も現生種に特徴が該当しなかった化石です。