飯岡層の化石 【アラヒメシャクシ】 | 関東化石採集の旅

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皆様、こんばんは。(^-^)/
本日もまたまた、殻が剥がれた標本しかありません。
いわゆる『いちじく標本』(失礼!m(__)m)と一部の方々には呼ばれているものです。




【第1標本】

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シャクシガイ科
和名 : アラヒメシャクシ
学名 : Cardiomya kashimana Okutani & Sakurai, 1964
殻長 : 18.49mm
殻高 : 10.66mm
産出頻度 : 稀
完品採集率 : 10%以下
特徴 : ヒメシャクシに似るが、殻頂は後倒し、嘴部は長く放射条はない。殻体部には16~20本の鋭い放射肋があり肋間の溝は広い。

現世種は、相模湾以北~北海道まで、水深100~1000mに生息。








【第2標本】

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殻長 : 14.25mm
殻高 : 9.04mm




なお、第1標本は『いちじくさん』が採集した物を頂戴いたしました。
貴重な化石をありがとうございました。m(__)m