昨日のコメントで、はにわさんから『Isurus hastalis』と『Isurus planus』の違いを知りたいとのコメントがありましたので、今日は昨日の正解と今日の問題の前にこの2種類のサメの歯の違いを画像で感じて頂きたいと思います。
左側『Isurus planus』
最大歯牙長 : 27.45mm
最大歯冠幅 : 20.05mm
最大歯冠厚 : 6.48mm
産地 : 埼玉県東松山市大字葛袋
産出層 : 都幾川層群 神戸層
右側『Isurus hastalis』
最大歯牙長 : 36.08mm
最大歯冠幅 : 19.10mm
最大歯冠厚 : 9.06mm
産地 : 埼玉県東松山市大字葛袋
産出層 : 都幾川層群 神戸層
どうですか?違い分かりましたか?(^-^)/
葛袋では『Isurus planus』は意外と産出数が少ないです。
画像のサメの歯は、それぞれ、葛袋で私が採集した一番大きい収穫品で比較させて頂きました。
さて、昨日の回答です。
『アオザメの一種』です。
『シロワニ』に似ていますが、横から見ると先日の『シロワニ』より、先端の曲りが少ないです。
和名 : アオザメの一種
学名 : Isurus desori
最大歯牙長 : 22.71mm
最大歯冠幅 : 7.40mm
最大歯冠厚 : 3.91mm
産地 : 埼玉県東松山市大字葛袋
産出層 : 都幾川層群 神戸層
今日の問題です。
『サメの歯は、どこにあるのでしょうか?』
今日はサメの歯の種類も回答してくださいね!
分かりましたか?(^.^)
私としては種類を正解して欲しいかな?
それから、昨日の回答でアップしたサメの歯が『planus』ではなく、『hastalis』では?という御意見がありました。
御意見のとおり、良く良く観察するとサメの歯の切縁が曲線ではなく、直線であったことから『planus』から『hastalis』に変更いたしました。
御意見ありがとうございました。
m(__)m