掛川周辺の化石 二枚貝編 【 Limopsis chitanina 】 | 関東化石採集の旅

関東化石採集の旅

Yahoo!ブログの閉鎖に伴い、全ての記事を引っ越しました!

【おしらせ】
6月1日(土)に印旛沼周辺の化石採集会を開催します。参加を希望される方は、コメントを下さい。今のところ参加者は私と『みたらし』さんだけです。




今日は東北遠征の話はお休みです。
早々に『掛川周辺の化石』をアップします。



イメージ 1

イメージ 2


シラスナガイ科
和名 : ありません
学名 : Limopsis chitanina ( Yokoyama , 1926 )
殻長 : 14mm 殻高 : 13.5mm
推定殻幅 : 5mm
産地 : 静岡県掛川市大字下垂木
( 通称 飛鳥の露頭 )
産出岩層 : 砂層
産出頻度 : 多
特徴 : 殻は小型で円形に近く、殻質は厚く硬く膨らみは弱い。殻頂が背側の中央部付近に位置する。殻の内側にある歯板は厚く発達して緩く湾曲する。殻表には細かく浅い放射肋が多数ある。

現世種は、房総半島以南の水深10~50mの砂底に生息。

下垂木の砂層で篩がけをするとたくさん採集できるが、他の産地では全く採集されていない。


シラスナガイの幼貝

イメージ 3

イメージ 4

殻長 : 5mm 殻高 : 5mm
推定殻幅 : 2mm
産地・産出岩層は同上

タマキガイに類似しているので注意が必要!
タマキガイと違い、腹縁に刻みが無い。



明日は、鉱物採集記です。
記事を読みたい方は必ず『お気に入り登録』をお願いします。