掛川周辺の化石 二枚貝編 【 Yoldia smilis 】 | 関東化石採集の旅

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化石の話題ばかりでは、面白くないため、今日は、もう1つの趣味である家庭菜園の話もしますね。

家庭菜園は、今から8年前に『高価なソラマメをゲロを吐くまで食べたい…』との私の食欲により始まりました。
苦節、八年、品種選びと栽培方法の試行錯誤を繰り返し、今では写真のように立派なソラマメが取れるようになりました。

栽培している品種は二種類。
『清水一寸』と『城陽長爽』です。
『清水一寸』は豆が国内最大になるとのこと、4年前に国華園で種を購入したあとは、固定種なので、毎年、一番良い株を選抜して自家採種を繰り返しています。
『城陽長爽』は『宇治交配(丸種)の商品』です。固定種だと思い、選抜を繰り返してみたところ、三年目で出来が悪くなったことから、選抜を止めて、毎年、種を購入するようにしました。
種蒔きは、毎年11月の第1土曜日又は日曜日です。
連作は絶対にしません。同じ場所に作付けをしなくてはならない時は、最低4年はソラマメを作付けしていない場所に畝を立てています。
畝幅は80センチ、高さは10センチ、株間隔は80センチ。肥料は牛糞堆肥を5メートルの長さに対して40リットル、苦土石灰を10掴み程度。
畝に黒いビニールシートを一度敷いた上にさらにシルバーシートを敷いています。

今年もたくさんソラマメが成りました!

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来週末の収穫が楽しみです!





肝心の『掛川周辺の化石』を始めます。

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ロウバイガイ科
和名 : ナガソデガイ
学名 : Yoldia simils ( Kuroda & Habe , 1958 )
殻長 : 21mm 殻高 : 10.5mm
推定殻幅 : 2mm
産地 : 静岡県周智郡森町大字飯田
産出岩層 : シルト層
産出頻度 : 稀
特徴 : 殻は横長の亜楕円形で小型。殻質は薄く膨らみは弱い。前部は短く丸い。後部は細くなり三角状。後背縁はくぼむ、小月面は明瞭。殻表には明瞭な成長肋があり、後部に弱い斜めの彫刻があり、強い光沢がある。

現世種は、東北地方から九州及び日本海の水深70~300mの砂泥底に生息。

※ 飯田の露頭からしか産出していない。