今までの様に多方向からの写真撮影ができない分、たくさんの種類をアップします。
今日、アップする化石はアルビアンさんとのコラボになります!
アルビアンさんのブログも見てくださいね。
(o⌒∇⌒o)
和名 : ムシボタル
学名 : Olivella fulgurata
殻径 : 3.5mm 殻高 : 11mm
産地 : 千葉県印西市大字吉高字大竹
産出層 : 下総層群 木下層
産出頻度 : 普通
特徴 : 殻は紡錘形で小型。殻質はやや薄い。
殻表は平坦滑で光沢がある。殻口は長三角形、軸唇はやや湾曲し、底唇はやや直線的。
現世種は、房総半島・男鹿半島以南の潮間帯~水深20mの砂底に生息。
印旛沼周辺の各露頭から産出している。
※ 類似種の『ホタルガイ』は太い紡錘形をしており、また、『ワタゾコボタル』は殻頂が尖らない。
※『ホタルガイ』『ワタゾコボタル』も私は今のところ採集していないが、今後、採集する可能性が高い。採集時には追加でアップをおこないます。
和名 : ヨコヤママメウラシマ
学名 : Ringiclina yokoyamai
殻径 : 3mm 殻高 : 4mm
産地 : 千葉県印西市大字吉高字大竹
産出層 : 下総層群 木下層
産出頻度 : 多
特徴 : 殻は球形で超小型。殻質は厚くて硬い。殻表には光沢があり、螺溝が確認できない個体も存在する。外唇縁の滑層が著しく厚く背面に拡張する。螺塔は低い。
現世種は、房総半島・若狭湾以南の水深50~150mの砂泥底に生息。
印旛沼周辺の各露頭で採集されています。
和名 : マメウラシマ
学名 : Ringiclina doliaris
殻径 : 4mm 殻高 : 5mm
産地 : 千葉県印西市大字山田字鶴巻
産出層 : 下総層群 上岩橋層
産出頻度 : 多
特徴 : ヨコヤママメウラシマに類似する。卵形で超小型。外唇が薄く、螺塔は高い。また、殻全体にとても浅い螺溝がある。
現世種は北海道南部以南の水深5~150mの細底に生息。
印旛沼周辺の各露頭で採集されてます。
※ 印旛沼周辺の化石で最小の化石。
『ヨコヤママメウラシマ』『マメウラシマ』との比較。
左側 : マメウラシマ
混ざっています。
みなさん、違いが分かりました?
【お知らせ】
『印旛沼周辺の化石 その54』にて腕足小僧さんからのコメント(ご意見)を検討した結果。
『印旛沼周辺の化石 その44』
『ヒメムシロ』→『アラムシロの幼貝』
『印旛沼周辺の化石 その54』
『ホソウミニナ』→『イボウミニナ』
の訂正を明日の夜に行います。
よろしくお願いいたします。