印旛沼周辺の化石 その53 | 関東化石採集の旅

関東化石採集の旅

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今日は、スリムな中型の巻貝です。
結構、産出するので持っている人も多いのでは?



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クダマキガイ科
和名 : モミジボラ
学名 : Inquisitor jeffreysii
殻径 : 17mm 殻高 : 52mm
産地 : 千葉県印西市大字吉高字大竹
産出層 : 下総層群 木下層
産出頻度 : 少
特徴 : 殻は細長い円錐形で中型。殻質はやや薄いが硬質。殻表の縦肋は斜めに走り、この上に細かいが明瞭な螺肋がまたぎ、顆粒状になる。外唇は張りだし、後溝に浅い湾入がある。

現世種は、北海道南部以南の水深10~100mの砂底に生息。

大竹・仲村の露頭で採集されてる。
※ 他の露頭でも採集されている可能性あり。











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クダマキガイ科
和名 : トガリクダマキ
学名 : Suavodrillia declivis
殻径 : 12mm 殻高 : 38mm
産地 : 千葉県印西市大字山田字鶴巻
産出層 : 下総層群 上岩橋層
産出頻度 : 稀
特徴 : 殻は細長い円錐形で中型。殻質は厚くて硬い。殻表周縁に角張った螺肋がある、殻底にも細い螺肋が多数ある。殻口は小さく、モミジボラ同様に後溝に浅い湾入がある。

現世種は、北海道~九州の水深20~200mの細砂底に生息。

鶴巻・舟戸の露頭でしか採集されていない。
※ 他の露頭でも採集されている可能性あり。