『印旛沼周辺の化石』がシリーズ50回を迎えました。まだまだ続きますので、今後もよろしくお願いいたします。
なお、今日は最後に先日、木更津市で採集した化石をアップします!
肩に瘤があるタイプ ( 螺肋あり )
エゾバイ科
和名 : ヒメエゾボラ
学名 : Neptunea arthritica
殻径 : 60mm 殻高 : 101mm
産地 : 千葉県印西市大字吉高字大竹
産出層 : 下総層群 木下層
産出頻度 : 少
特徴 : 殻は背の高い紡錘形で大型。殻質はとても厚い。縫合はややくびれ、殻表には多数の螺肋をめぐらすが、弱く不明瞭なため、肩部の瘤列を除き、ほぼ平滑である。
現世種は、常磐~北海道までの潮間帯~水深100mの岩礁に生息。
印旛沼周辺の露頭なら、上岩橋層・木下層にかかわらず、どこからでも採集できる。
肩に瘤が無いタイプ。( 螺肋無し )
殻径 : 58mm 殻高 : 100mm
産地 : 千葉県印西市大字山田字鶴巻
産出層 : 下総層群 上岩橋層
産出頻度 : 少
【おまけ】
平成25年2月17日 腕足小僧さん達との採集会で採集した、この日、最大の収穫物です!
全体像です!各角度から!
骨組織を拡大!
産地は千葉県木更津市大字畑沢
下総層群 上泉層から産出。
大きさが、約30㎝もあります!
明らかに鯨の脊椎骨ですねぇ~
採集した時は砂だらけで良く分かりませんでしたが、砂を洗い落としたら、とても良い化石になりました!
早速、陳列棚の●○●○●化石の隣に飾らせて頂きました!
("⌒∇⌒")