印旛沼周辺の化石 その49 | 関東化石採集の旅

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今日もエゾバイ科です。



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エゾバイ科
和名 : モスソガイ
学名 : Volutharpa ampullacea perryi
殻径 : 19mm 殻高 : 27mm
産地 : 千葉県印西市大字吉高字大竹
産出層 : 下総層群 木下層
産出頻度 : 少
特徴 : 殻は卵形で中型。殻質は極めて薄く壊れ易い。螺塔は小さく、体層が大きい。殻口は卵形で広く、殻口内は浅い水管溝をもつ。

現世種は、瀬戸内海以北~北海道の潮間帯~水深10mの砂泥底に生息。

舟戸・鶴巻の上岩橋層の露頭からも産出する。
※ 大竹の露頭よりも鶴巻の露頭の方が良く産出した。

※ モスソガイの別名は『ペルリボラ』とも呼ばれています。理由は幕末に来港して、幕府に開港を迫った黒船ペリー艦隊がアメリカにこの貝を持ち帰ったからだそうです。