印旛沼周辺の化石 その47 | 関東化石採集の旅

関東化石採集の旅

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今日は、類似の化石三種類です。
巻貝編で一日で三種類アップは初ですね!
画像が多いので、今日は見応えありますよ!




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エゾバイ科
和名 : ミクリガイ
学名 : Siphonalia cassidariaeformis
殻径 : 27mm 殻高 : 41mm
産地 : 千葉県印西市大字吉高字大竹
産出層 : 下総層群 木下層
産出頻度 : 稀
特徴 : 卵紡錘形でやや小型。殻質は厚くて硬い。螺塔は小さめで、体層が大きく、肩に尖った結節列が並ぶ。殻表には強弱がある螺肋かある。殻口は広く、外唇内壁に肋状の襞がある。軸唇ほまっすぐで滑層を塗り、水管溝はやや曲がる。


現世種は、北海道~九州の水深10~300mの砂底に生息。


大竹の露頭からしか採集されていない。








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エゾバイ科
和名 : トウイトガイ
学名 : Siphonalia fusoides
殻径 : 25mm 殻高 : 42mm
産地 : 千葉県印西市大字吉高字大竹
産出層 : 下総層群 木下層
産出頻度 : 稀
特徴 : 『ミクリガイ』に類似するも肩の結節列は極めて弱く、絣模様になった細い螺肋が多数ある。

現世種は、本州~九州の水深10~100mの細砂底に生息。

大竹の露頭からしか採集されていない。








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エゾバイ科
和名 : ミオツクシ
学名 : Siphonalia trochula
殻径 : 23mm 殻高 : 44mm
産地 : 千葉県印西市大字吉高字大竹
産出層 : 下総層群 木下層
産出頻度 : 少
特徴 : トウイトに類似するも螺塔で縦肋は明らかだが、体層では弱い。細く鋭い螺肋のうち各層では2本、体層では6本が太く白い螺肋になる。殻口の外唇は厚く内壁に肋状のひだがある。

現世種は、北海道南部~九州の水深10~50mの砂底に生息。

大竹の露頭からしか採集されていない。





並べてみました。

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右 : ミクリガイ
中 : トウイト
左 : ミオツクシ

違いが分かりましたか?