印旛沼周辺の化石 その42 | 関東化石採集の旅

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今日は印旛沼周辺で採集される巻貝化石で一番大きい化石です。
棘有りのタイプと棘無しのタイプをアップします。


棘有り

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アクキガイ科
和名 : アカニシ
学名 : Rapana venosa
殻径 : 106mm 殻高 : 153mm
産地 : 千葉県印西市大字山田字鶴巻
産出層 : 下総層群 上岩橋層
産出頻度 : 普通
特徴 : 殻は亜球形で殻質は非常に厚く大型。殻口は大きく、螺塔は5階で肩が角張り、肩上に結節列を生じる。殻表全面に細かい肋があり、その上には化石でも確認できる小黒斑がある。

現世種は、北海道南部以南の潮間帯~水深20mの砂泥底に生息。

印旛沼周辺の露頭なら、産地も問わず上岩橋層・木下層のどちらからでも採集できる。


棘無し

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殻径 : 99mm 殻高 : 109mm
産地 : 千葉県印西市大字吉高字大竹
産出層 : 下総層群 木下層
産出頻度 : 普通

※ 湾奥に生息している個体ほど棘が有るとの話だが…

巻貝は内湾と外洋の生息地域の違いにより、形態が多少違う種類が多いようです。


【お知らせ】
昨日『印旛沼周辺の化石 その21 が削除されています。』との話が、ゲテモノ集め作造さんからあり、ブログを確認をしたところ、確かに削除されていました。私が編集時に間違えて削除した可能性があります。明日、再度、『印旛沼周辺の化石 その21』をアップしますが、アップする化石は同じですが、内容に若干の変更があるかもしれません。よろしくお願いいたします。