印旛沼周辺の化石 その40 | 関東化石採集の旅

関東化石採集の旅

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【お知らせ】
印旛沼周辺の化石採集会
開催日 : 平成25年2月9日(土) 午前10時~
集合場所 : 大竹の露頭前 駐車場

よろしくお願いいたします。


それでは、今日も始めたいと思います。



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トウカムリガイ科
和名 : カズラガイ
学名 : Phalium flammiferum
殻径 : 34mm 殻高 : 56mm
産地 : 千葉県印西市大字吉高字大竹
産出層 : 下総層群 木下層
産出頻度 : 稀
特徴 : 殻は長卵形又は卵円形で殻質はやや薄い。螺塔は円錐形で8階。体層は大きく球状に膨らみ、多少布目状になる。殻口の反対側に強い縦張肋を生じることが多い。化石でも薄っすらと褐色の縦縞が確認できる。殻口は半月状で外唇は厚く刻みがある。

現世種は、房総半島以南の水深10~50mの砂底に生息。

大竹の露頭でしか採集されていない。
また、破損した状態で産出することが多く、写真のような完品を採集することは、余程、運が良くないと難しい。