🍎 食べないを味方にする
心と体の整え方
〜 “お肌にいいはずが?
”最近の果物の糖度 〜
「美容にいいから」
「ビタミンが豊富だから」
そんな理由で、
何の迷いもなく食べてきた果物。
でも最近、
果物の“甘さの変化”を知って、
私は少し驚きました。
「体にいいもの」だと
思っていたものが、
実は“スイーツのような甘さ”
になっていたとしたら——?
今日は、
そんな果物の糖度のお話です。
🍎 甘いものを食べると、
体の中ではさまざまなことが起こります。
・血糖値が急上昇しやすくなる
・炎症が強まりやすくなる
・気分が落ち込みやすくなる
・一瞬だけ元気が出て、その後どっと疲れが出る
など、
体にも心にも
負担がかかりやすくなります。
今回はその中でも、
「美容や健康によいイメージ」のある果物
について見ていきます。
●糖度と糖質量とは?
昨日もお伝えしましたが、
-
糖度=甘さの強さ
-
糖質量=体に入る糖の量
です。
以前の私は、
スーパーで果物の「糖度表示」を見るたびに、
「糖度が高い=おいしい」
「せっかくなら甘い方がいい」
と、迷わず糖度が高いものを選んでいました。
でも今思うと――
それは“甘さを選んでいた”というより、
“糖を選んでいた”のだと
気づきました。
●果物の糖度は、
昔より明らかに
高くなっている
実は、
果物の糖度は年々上がっています。
消費者の
「もっと甘い果物がほしい」
という好みに合わせ、
より甘くなるように
品種改良がくり返されてきたからです。
いま流通している主な果物は、
昔に比べて、
はるかに糖度が高いものが
多くなっています。
中には、
糖度32度を記録したプレミアム桃
まで登場しています。
もうここまでくると、
“体にいい食べ物”というより、
もはやスイーツの仲間
と言ってもいい甘さですね。
●糖度が高い果物たち
代表的な高糖度フルーツを見てみましょう。
-
まさひめ(桃):糖度20度以上
※ギネス記録の実績もある品種 -
シャインマスカット(ぶどう):
20度超えも珍しくない -
マンゴー:20度以上の品種が多い
-
ぶどう:17〜22度程度
-
バナナ:20〜21度程度
●イチゴも、
昔よりずっと甘く
これからクリスマスに向けて、
店頭に並ぶイチゴ。
昔はコンデンスミルクをかけないと
酸っぱくて食べられないものも
多かったですが、
今のイチゴは、
そのままでも十分甘くておいしいですね。
イチゴの平均糖度:約10度
品種別では、
-
あまおとめ:15〜19度
-
あまりん:18〜20度
-
紅ほっぺ:12〜15度
-
古都華:12〜15度
-
やよいひめ:12〜14度
-
とちおとめ:9〜14度
-
とよのか:12〜15度
果物の甘さも、
ここまで進化しているのです。
●あらためて感じる
「焼き芋の甘さ」
こうして果物の糖度を見てみると——
昨日お伝えした
焼き芋の糖度40~70度が、
どれほど“別格の甘さ”なのか、
あらためて実感します。
●ケーキと果物の関係
ショートケーキは、
1個(約120g)あたり
糖質:28.59g~43.0g
この上に——
さらに甘い果物がたっぷりのっている。
そう思うと、
想像以上に糖を摂ってしまっている
ことに気づきます。
●甘いものを
食べ続けると体では…
甘いものを食べると、
血糖値が急激に上がり、
血管が傷つきやすくなります。
すると、
・神経系への影響
・視力への影響
・心臓など循環器系への負担
など、
全身にダメージが出やすくなります。
さらに、
血糖値の「乱高下」が起こり、
-
イライラしやすい
-
落ち込みやすい
-
感情の波が激しくなる
といった心への影響も出やすくなります。
●「食べる・食べない」
を選べるようになる
甘いものがやめられないのは、
意志の弱さではなく、
脳の中毒性のためともいわれています。
だから大切なのは、
「我慢する」ことではなく、
・甘いものが体にどう影響するのか
・今、食べているものに
どれほどの糖が含まれているのか
これを知ることだと、
私は感じています。
私自身、健康診断では血糖値も正常で、
甘いものに対しては
「虫歯になるくらいかな?」
という程度の認識でした。
でも調べていくうちに、
“知らずに食べていた”だけだった
と気づき、
今は
「食べなくてもいい」という選択が
自然とできるようになりました。
●甘いものをやめて
感じた変化
甘いものは
**AGEs(終末糖化産物)**を生み出し、
細胞や組織を老化させます。
甘いものを控えるようになってから、
-
シワやシミが薄くなる
-
肌がなめらかになる
-
しっとりと潤う
といった、
美容面での変化も実感しています。
「お肌のために」
と思って食べていた果物が、
実は少しズレていたのかもしれないな…
と、今は感じています。
● 私の気づき日記
以前は、
ドライヤーで髪を乾かすだけで
首や肩が痛くなって、
本当につらかったのですが、
小麦・植物油・乳製品・甘いもの
をやめてから、
どんどん楽になり、
今では痛みがほとんどなくなりました。
日常の小さな動作が
痛くないこと。
それだけで、
生活の質がこんなにも変わるなんて——
食事の見直しは、
私の体と心をやさしく助けてくれました。
✨今日も、体と心と、
そして目にやさしい一日を。
最後までお読みくださり、
ありがとうございます。
このひとときが、
あなたの心と体を少しでも
穏やかにできますように。
ライトワーカー・波動セラピスト
こうの真由美
