​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所 -24ページ目

​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

観る映画が、あなたの、わたしの、人生のヒントになる。
ここは、SCREEN(私設)研究所。

潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。

(2018年7月投稿のリライトです)



いじめや差別がテーマのお話は 沢山ある。

家庭が密室なら

学校だって会社だって密室なのだ。

だけど、家族と呼べる以外の存在がいる場所は「社会」。


これは 初めて「社会」に出た子が

自身を損なわずに 生きる術を見つけるまでの話

子ども向けと侮るなかれ。




(あらすじ)

10歳のオギー・プルマンは、遺伝子疾患で、人とは違う顔で生まれ、27回の手術を受け、自宅学習を続けてきた。母イザベルは夫ネートの反対を押し切り、オギーを5年生初日から学校に行かせようと決意する。

オギーはトゥシュマン校長に会う。「おケツ校長だ」と自己紹介され、思わず吹き出すが、「生徒が学校を案内するよ」と言われ身構える紹介されたのはジャック、ジュリアン、シャーロットの3人。

いかにもお金持ちの子らしいジュリアンはオギーに「その顔は?」と聞いてきた

(公式サイトより)



☆☆☆☆★




宇宙飛行士に憧れる

スター・ウォーズ好きな10歳は

みんなが 自分をジロジロ見る理由を 知っている

「僕だって チューバッカが出てきたらジロジロ見る」


自分が フツーと 見なされないことなど

この10年で とうに学んでいるわけで



見られたっていい

自分も見るし。

・・・嫌なのはそのあと、


黙って 目を逸らして 去っていく

だから 学校の中庭が嫌いなのよね




その無言の反応を やり過ごす為に

彼の中で育った空想憧れとも直結してるけど^_^


宇宙服姿で みんなに受け入れられてるオギーがいるの


チューバッカをジロジロ見るけど手を差し出すオギーもいるの




★★★★☆




この作品、面白いことに

主役のオギーが学校へ行くのと 同時進行で


姉のヴィア

親友だったミランダ

オギーと親しくなるジャック

それぞれの目線で新学年の日々が語られていくところ。




すべてが 弟オギーを中心に回る家で

良い子をやってきたヴィア


ヴィアと疎遠になってしまい 戻るきっかけを失ったミランダ


気づかずに オギーを傷つけることになるジャック




ここに 親目線が入ってないのが素敵です♪

母か父の語りが入ると 簡単にお涙頂戴バナシになっちゃうものね^_^




ヴィアが 家族を

太陽(弟)と その周りを回る惑星(両親)に喩えている通りに


オギーは そのままで

太陽のままで ここに居たい!と言った通りに

彼の宇宙は 出来上がっていく


そこに 居られない者は 別宇宙へ行くし

居る者は皆 太陽の方を向いちゃう^_^




時々、勘違いヤローを

「世界が自分中心に回ってる」なんて言いかたするけど


こちとら 世界どころか

宇宙ですからねぇ♪


密室と呼ぶには ちぃと広すぎるんだわ*)




★★★★☆




新しい社会に出るたび

フツーと闘う わたしたち


オギーは みんなに合わせて

「僕は普通じゃない」というけど


その実フツーなんて

どこにも だれにもないと知っていたから

闘う必要すらないと

深いところで分かっていたから



宇宙服なしで

ヘルメットなしで

我が宇宙を 泳ぎきったのね

(ねぇ、トム少佐^_^





いじめや障害がテーマ、と冒頭に書きましたが

例えば、いわゆる「障害(者)」を

“人と違う何かを持ってる人”と見るなら。

眺めは全く変わってきます。




人と人がつながる時

見せて、魅せられるのだ。


ここに登場する、オギーを取りまく人たちは

「障害(者)」を

コンプレックスを

遠巻きに眺めたりしなかった人。

だからつながれたのよね^_^



それも、数の仕合わせ。




★★★☆☆




《かずの葉の庭》主宰

|♫|高橋 早苗Facebook





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201511月記事のリライトです)






フランスの田舎町
酪農一家は 高校生の長女ポーラ以外
全員耳が聴こえない



美しく陽気な母
村長選に立候補しちゃうほど
熱血漢の父
ませた弟
みんな、ポーラを宛てにしてる





「エール!」予告編



☆☆☆☆★




ポーラに

パリの音楽学校のオーディションを勧める教師



まだ聴いたことのない自身の声に

驚き戸惑う姿は、とても初々しく


歌える喜びと夢に 胸をふくらませるが

家族は誰も

ポーラの声も、

歌も、

夢も、

知らない。




彼女の中の 怒りを聞き取った教師のように
家族にも。。。
それは 求められる筈もない



『私には 役割がある』
悩んだ末に 夢を諦めるポーラ



★★★★☆



学校のステージで歌う娘と
その歌に涙し 拍手を贈る観客

その光景を見た父は
彼女の喉元に手を当 “歌ってくれ” と言う

じっと響きを感じとる
確かに聴いたぞという
その顔




間違えても 届かなくても
歌いたい・・・その思いで
歌い続けて 掴んだもの
届いたのは 言葉ではなく「気持ち」



ここまで「伝わったのか」を確認できる家族って、素直に羨ましい。


こちらは、情けなくも
我が言葉の不自由さに
イライラするほどねw^_^




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この映画

「障害者」と言う言葉は

あらすじの、説明の為にこそ登場するけれど、本編には一切出てこない

(選挙がらみでちょっとだけ。家族を遠巻きに眺める人たちの口からだけ)





聞こえる人と

聞こえない人が

同じ屋根の下に

家族をやってるだけ




どこの家にもある家族問題

それは、あなたが

あなたのままで生き抜く為の

たいせつな大切な、舞台装置なの。




彼女に歌を勧めた教師が言います


『練習とは 間違えても歌うこと』


家族との日々は、毎日が本番。


(“オバマ”は、彼女の歌声で

すくすく育ったのかしら?^_^)





★★★★☆


 ギフトSCREENING セッション

【スケジュール】

 各日11時〜20時



2月

8(土)、9(日)、11(火・祝)、15(土)、16(日)、23(日)、24(月・祝)、29(土)



平日は夜19時以降のみ
フォームのQ3に、第3希望日まで記入の上、送信してください。







 ギフトSCREENING セッション

 

【形式】対面90分


【場所】都内近郊

    申込の方へお知らせします


【料金】¥12,000 ¥6,000(税込)


    お申込はこちらから




★★★★☆




SCREEN(私設)研究所

高橋 早苗



♬プロフィール

映画音楽好きな母と、TVで観たヒッチコックをきっかけに、映画の面白さに目覚める。新作よりも古い映画に興味を持ち、観た映画は1,121本。

現在は、潜在数秘術をベースに、選ぶ映画と心の関係を詠み解いている。




↓アメブロprofileはこちら

「観る」ことは「決める」こと。 わたしのSCREENを選ぶこと。

https://profile.ameba.jp/ameba/parallel13




記事整理も兼ねて

Filmarks 更新中。231本目♪

https://filmarks.com/users/screen222sa


この作品

歌の上手い下手だけで観たら

コメディね笑える〜^_^

なんだこのクソ映画。ってことになるし




映画の出来だけを観ちゃうと

メリル・ストリープは、やっぱすごいね!って、怪演っぷりの評価で終わっちゃう。

(確かに、わざわざ外して歌えるトコは凄いんだわぁ)




つまり、どっちか

優劣や評価の

どっちか?で観る世界じゃ

なーんにも楽しめない




そこを外して観るなら

ものすんごく自由な世界がw

待っています♪




☆☆☆☆★




(あらすじ)

ニューヨーク社交界のトップ、マダム・フローレンスの尽きない愛と財産は、夫シンクレアと音楽に捧げられていた。ソプラノ歌手になる夢を追い続ける彼女は、自分の歌唱力にある致命的な欠陥に気づいていない。愛する妻に夢を見続けさせるため、夫はお人好しなピアニスト・コズメという伴奏者を見つけ、マスコミを買収し、信奉者だけを集めた小さなリサイタルを開催するなど献身的に立ち回っていた。しかしある日、フローレンスは世界的権威あるカーネギーホールで歌うと言い出して―。


公式サイト

https://gaga.ne.jp/florence/







雇われた伴奏者コズメが

初めての“レッスン”で見せる

驚きと戸惑いの表情


帰りのエレベーターの中

堪えきれずに、すっかり怪しまれながらw漏らす笑い




本番リサイタルの客席で

引きつけたように笑い出し

歩くことも出来ずに、転げながら“退場”する

上客スタークの新妻アグネス




ま、真っ当な反応よねw

但し、この映画の本番は

この後からですよ^_^




★★★★☆




カーネギーで歌いたい

いいえ、歌う!

・・・という強い意志(というか、彼女にすれば当たり前レベルの予定)を前にしても

夫シンクレアの、妻への愛は変わらない




つか、この人

奥さんをジャッジしない。

だから批判もない


彼のやることなすことすべて

「バニー(フローレンスの愛称)、愛してるよ」

なのよ。




フローレンスの「愛してるよ」は

我がために

我が道を行くこと。

そして、夫の愛を限定しないこと。


まるで、女性性と男性性の

見事なペアを見ているようですよ、ええ。

フローレンスが何故そこまで?という情熱は、ぜひスクリーンで観て欲しいのですが


何故、絶世の音痴に

人が魅せられるのか?






カーネギーの本番

マダムが歌い出した途端に

客席は笑いに包まれます




次に、野次が飛び始める

その時、一度は笑って“退場”したアグネスが場内を一喝する

「声援も送れないの?恥を知りなさい!」

・・・彼女も、ジャッジがない。

笑うという反応はしてもね。




笑いと野次が

拍手と声援に変わり始める

・・・一曲も歌い終えてないうちから、スタンディングオベーション状態てw

こんな人いないわwww




彼女の表現はただ

「愛」だけなの。

夫へ

音楽へ

何より、今を生きる自身への

「愛」




聴いてるこっちは

「聴く」時こそ

歌の、音楽の出来不出来で聴くけど


感動したり、魅入られたりする時は

それ以上の何かに惹きつけられ

包まれている

笑いや驚きの後にね^_^




現に、ラジオのリクエストが流れます

これを聴いたら

生きる希望がわいたよ」




映画は、“それ以上の何か”には、包まれなかった者の手で

彼女に酷評が伝わります


それでも彼女は言う

「歌った事実は消せない」

・・・私の愛は消せないとね^_^







皆、すべてが愛だと

なんとなくは知っていても

こと表わすとなると、受け取るとなると

色々違ってきちゃうから

面白いですね♪




フローレンス・フォスター・ジェンキンスの数字は

4-9-5

の、LL4


コツコツと積み上げたのは

やはり愛、なのね^_^




(最近頂いたカード♪)





それも、数の仕合わせ。




★★★☆☆




《かずの葉の庭》主宰

Φ|高橋 早苗プロフィール

https://profile.ameba.jp/ameba/parallel13




|♫|高橋 早苗Facebook


代々木Zher the Zooへ。

初めてのハコだからなのか、いきなり降りてきた。




私が一番、Loverbに感じてる魅力は、

一言で言うなら「繊細さ」




それは目次さんのドラムの入り方だったり、

八田さんのベースの刻み方だったり、

山ちゃんのギターの響き様だったり、

貴美さんの紡ぐ詩世界だったり。

感じるポイントは様々だけど、どれもこれも、私が反応してるのは

「繊細さ」だ


他の誰にもないそれに、

愛おしさを感じてる。





それに比べて(?)SUZUKI BED MUSIC は「優しい」。



「優しさ」と「繊細さ」の違い言うたら、優しさは温かさに変わり、

繊細さは鋭さにも変われる。


繊細さと鋭さ

ああ、私はそこが好きなのかと

腑に落ちる。





そして、山田浩文氏選曲の、会場BGMにもそれは溢れてた!

耳に入る音のどれも、どこか懐かしげな優しさと温かさを感じるものばかり。

タイトルは知らずとも気になりすぎて

リスト欲しい…とつい思ってしまったw^_^






帰り道は雨も止んだ。

そして雷鳴。

雨の季節は今しばらく続く。






実は、雨

大好きなのよ^_^


一番好きなとこは、音。






それも、数の仕合わせ。







Loverb

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SUZUKI BED MUSIC

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★★★☆☆



《かずの葉の庭》主宰

Φ|高橋 早苗プロフィール

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もう一度、観たくなる

もう一度・・・

それは、間違いなく良い映画。




映画「パターソン」

(2017.9.4)

 

劇場のトイレにこんなの見つけて

思わず写真撮る^_^






あの街を訪れたら

あの道を

あの青いシャツ姿が

歩いているのが見えそうな

そんな

パターソンという街に住む

パターソンという男の話




同じ時間に起き
同じ朝食を摂り
同じ道を歩き
同じ場所へ出向き
同じバスの運転席に座り
同じルートを走り
同じ道を帰路につく
同じバーで一杯飲む



次の日も、また・・・



・・・いや。



妻へのキスは毎朝違う
彼女は毎朝違う夢の話をし

同僚は違う愚痴を並べ
乗客は違う世間話をする
帰り道では違う人に会い
バーじゃ違う人と違う面倒に出くわす


犬は違う道を歩きたがる





毎日が

同じようで毎日違う


お気に入りのマッチが

ある日から変わるようにね^_^






彼の日々の

毎日同じようなところと

毎日違うところが


彼の中で

詩を生んでいくのでしょうね。






事件なら

毎日起きている



突然

見知らぬ人と

言葉を交わすように



思わぬ贈り物を

受け取るように






映画は

彼の“ノート”が失われる

という事件が起きるのだけど


それすら

同じような毎日の中の

“違う”出来事の

ほんの一つ、みたいな静けさで起こる




予定していたのか?

と言いたくなるような^^




その後

彼がどうしたのかは

是非その目で確かめてみてください



 



もう一度、観たくなる

もう一度・・・

それは、間違いなく良い映画。




この映画を

気にいる人はきっと

全員詩人ですね(´∀`*)

 

 

映画の後のランチ

美味かった♪

 



---

2019.6.13 追記




スクリーンの前に座ると、私たちはとかく

…事件事故ハプニング揉め事急展開アンハッピー惨事告白等々の

“待ち”になるけど




そんなの全部










ねーよ!(笑)









というのがこの映画。






その代わりに、とーーーーーっっっても大切なものが、あります。




言葉にもならない

(にしなくてもいい)

大切なものが。






言葉が出ないと

悩む系の人は観るとよろし

答えがないと

探す系の人も観るとよろしよ^_^








監督、ジム・ジャームッシュの数字は

5-8-4

言葉数は少ないが

言いたいことはきっちり言う


その表現に

目に見えた饒舌さはいらないのね。





それも、数の仕合わせ。




★★★☆☆




《かずの葉の庭》主宰

Φ|高橋 早苗プロフィール

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