​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所 -215ページ目

​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

観る映画が、あなたの、わたしの、人生のヒントになる。
ここは、SCREEN(私設)研究所。

潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。




今年7月のロードショーからずっと気になっていたのはほかでもない
全ての生命が
潔く健やかに
生き続けるために

という一文。



ここ数年来
気になっていた
若さをことさらに良しとする
風潮に対する反発心だったり

仕事に追いまくられて
コンビニごはんしか食べてない→体調崩す
それって違うでしょーという反省だったり
(オーガニックに傾いたのは、
身体に良いもの、だけじゃなく
SLOW…身体に合う暮らしも欲しかったんだろうと思う。
未だバランス取れずにいるけど)


そういう疑問やら不安やらに
全ての生命が
潔く健やかに
生き続けるために


…たった一文で答えをもらったような気がして。
(正確に言うと、答えはここだよ、と教えられたような)


だから
地元での上映会情報が私にとって遅すぎ
行けないとわかった時に
今回の上映会に飛びついちゃったのよねぇ。



人力と犬ぞりによる北極海横断の旅の間
一度は捨てようという意見さえ上がった
重い機材を運び続け
日本の子どもたちと交信を続けた
高野孝子さん。



瀕死の重傷を経て
「ツール・ド・フランス」二度の覇者となった
グレッグ・レモン

死ぬかもしれない
という状況を乗り越えてきた人の言葉は強い。
息子と行く紀伊半島自転車の旅
ものすごく楽しそう。
そんな彼の体は
まだ鉛の弾を体内に3つ、抱えたままだという。
まさに共生、だろうか。


「総合医療」の世界的第一人者アンドルー・ワイル
・・・ハンバーガーの嫌いなアメリカ人は「BANANA FISH」で既に知っていますが(笑)
アメリカン・ブレックファーストの嫌いなアメリカ人もいたのか。
日本の和食朝ごはんに「これだ」と思えるなんて素敵。
そのお顔から「たくあん」て言葉が出てくるのも素敵。


しかし、ここでブリティッシュ・コロンビアが出てくるとは!
思わず泣きそうになった。
あぁ第三番。どうしてもそこにつながるの?
グラスファイバーのカヤックの足跡(水跡?)まで捜してしまうじゃない。



月を向こうに回した地球のあの映像、
観てるとじわっとくる。
答えなんて、全部でひとつ
とでもいいたげな。
YesもNoも
すべて内包したひとつの球。


終演後の高野さんの講演は
ご本人も触れていたように
あらためて、腑に落ちて、思い直して。
お米の強さ、きっと私は食べた事もない味なんだろうなぁ。
(火を知らないこどもの話はちょっとショック!)


もうそろそろ、と時計を気にしはじめた頃に
なんと龍村監督登場!
サプライズに拍手。
・・・なんでも、子どもを連れて行ったプラネタリウムが満席で
こちらを思い出したそうで・・・
なんだからしいな。と笑ってしまう。


監督も触れていたけど、
自分の身体は自分でメンテナンスすること
・・・自然治癒力なんて言うと
ものすごい事でこの身に関係ない事のようにも思えるけど


自分の身体に本当に必要なものを
選びとる感覚とか
身体の変化を感じ取る能力とか
実はごく普通で
あたり前の事のような気がする。


全ての生命が
潔く健やかに
生き続けるために



“健やかに生き続けるために”
なら科学医療だけでも良さげじゃない?
「潔く健やかに」
というところに一番反応してたんだな。




NPO法人 子ども未来研究所





小さな町
川
風が吹いてくる
聞こえてくるのはせせらぎ





バーにはウイスキーしかないらしい
コーヒーしかない店
豆腐屋さん・・・も豆腐だけみたい





開店前だろうか
コーヒー店の掃除をする彼女の姿に
うちの窓ガラス最後に拭いたのいつだっけ・・・
と考えてしまった。





バーの常連?椅子を直してくれた彼は
工具箱抱えて建具屋さん?
静かに町を闊歩?する彼女が食べる豆腐、やけに美味しそう
小さい子供を抱っこして歩く彼は銭湯屋さん
その子を中心にして、皆が出会っていく。






みんな
どうやって暮らしてるんだろう?
という素朴な疑問がわいて、同時に
あっみんな雇われてないんだ
と気づき。
サラリーマンじゃないのよね。
追われてない。





リアルさが希薄な気がしたけど
ゆるく
しなやかと言えばいいのかな。
ポスターで見た

 あしたへは
 だいじなことだけもっていく

がアタマの中でぐるぐる回る。




川がさらさら流れるように
足音や
息遣いや
ひとりごとなんかも聞こえそうなほど



そうか
音(サントラ)がなかった。
あるんだけど、出し抜けに響いてきた時に
音楽ジャーンと鳴り響いている中で進んでくストーリーと
こっちが息をひそめて見守る中で起こる出来事の
違いを見たような気がした。
ドキュメンタリーじゃないけどね。



ウイスキー
コーヒー
豆腐
銭湯
みんな“水”。



豆腐屋の前で買った豆腐を食べた彼女が
挨拶がわりみたいに言う

 「今日も機嫌良くやんなさいよ」



いつの間にか忘れてしまった
日々を味わう愉しみを

水のそばで暮らすことで
取り戻せるなら
どんなにか幸せだろうか。



毎日
水に触れる度に
その感触だけに耳をすますことができるなら
少しは
彼女たちのように
流れていくことも
できるのかもしれない。


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女は
泣きながら
愛を囁いていた

男は
愛に応えるかのように
実行に移した






囁く、というよりは
訴えていたと言った方が近いかも。

未開地開拓会社の技師ジュリアンと
社長夫人フロランス

・・・二人の完全犯罪は
社長室の階に渡した
錨つきロープを忘れたことから
綻び始めていく






初めて観たのはいつだったかもう忘れたけど
話なんかそっちのけで
 「死刑台のエレベーター」
ってタイトルが完璧!
と子供心に思ってた(笑)


それと
おぼろげながら
「オトナ」ってものを知った。のかな。

いま改めて観ると
アタマっからジャンヌ・モロー綺麗!
ってフツーのリアクションしちゃうよ(笑)

話はツッコミどころ満載だけどね。





忘れた“証拠”を取りに戻り
エレベーターに閉じ込められたジュリアン

花屋の売り子ベロニクが乗った
彼の車を見かけたフロランスは
不安にかられ
夜の街をさまよう



・・・車は
チンピラのルイが盗んだものだった

ベロニクと共に郊外へ出た二人は
ドイツ人夫婦と知り合い
タベルニエ夫婦を名乗りモーテルに泊まる

成り行きから
夫婦を殺害した二人は
アパートに逃げ帰る



罪を犯してるはずなのに
なんだか悪いことしてるという感じがない

仕方がなかったんだ
とでも言いたげな。

旦那を殺してと煽っているはずの彼女の声も
・・・どこか可愛らしく見えてしまう。

昔観たときは
スゴい悪い女のように見ていたはずなのに。



朝
やっと外へ出られたジュリアンを待っていたのは
身に覚えのない殺人事件の容疑

一方
フロランスは
ジュリアンにかかった嫌疑を晴らそうと
ベロニクとルイを警察に売る

ルイは
唯一の証拠をとりに
モーテルへ向かう

そしてルイを追って
フロランスも・・・




アタマっから最後までアップじゃないの。

彼女を見
マイルス・デイビスを聴く映画なのかしらん。

動かぬ証拠を眺めながら

彼に会えないまま
年を取ってしまう

と嘆く彼女に

やっぱ悪い女だと思いつつ
可愛らしさも見てしまう
私はオトナになれたのか否か。


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小さなホール。
プログラムが提示されているライヴって、初めてかも。



印象的だったのは
生歌の“声のちから”もそうだけど
もうひとつ
木原健太郎さんのピアノ。


ストン、と
何の過不足もなく
その場に収まる
だけど窮屈じゃない


「目(耳)が離せない」
とはこういうことを言うのだろうと
独りごちる。
最後のひと音まで
余韻まで聴いていたくなる
すごく印象的なピアノだった。
(実際、いち早く拍手に掻き消されるピアノが惜しくて妙にそこだけイラっとしてしまうほど・笑)



「もみじ」
英語詩はまた新鮮で。気がついたら泣いてた。
「踊って、この季節を織る間。愛して、チャンスがあるうちに。」



「てぃんさぐぬはな」
アッコちゃんの「てぃんさぐぬ花」を聴きたくなって。
あまりに違うから、かな。


「静かな夜」
「枯葉」
格好良い。


あおげば尊し
「いっしょに」と言われたけど歌えなかった。
日本の曲がとても多いけど
歌詞が出てこない歌ばかり。


真新しい気持ちで聴いたけど
それだけ、忘れてしまっていることに
正直驚きもした。




文字通り
文字通りに
~架け橋~だったな、ってね。



(戦災復興記念館 記念ホール)



 木星 組曲「惑星」より
 もみじ
 赤とんぼ
 てぃんさぐぬはな
 静かな夜
 鈴懸けの径
 ヴァーモントの月
 ふるさと

 枯葉(オータム・リーヴス)
 ベルデナットの歌
 さとうきび畑
 浜辺のうた
 荒城の月
 冬 ヴィヴァルディーの「四季」より
 スターダスト
 あおげば尊し


 ホワイトクリスマス



フィンランド・ヘルシンキ

誰もいない店内で
グラスを磨く女主人

通りには閑古鳥を揶揄するおばさん連れ
店の名前はかもめ食堂






はじめての客は
日本かぶれの青年

ニャロメのTシャツを着、ガッチャマンの歌を尋ねるアニメおたく?

思い出せない歌が出会いを呼んで
少しずつ
店のドアを開ける人が増えていく





なんでヘルシンキ?
なんてツッコミはするりとかわして
話は進んでいく。

地図を指差して来ちゃった女も
通りから恨みがましく眺める女も
美味いコーヒーを淹れるコツを教える男にも
それぞれに訳がある



出される食器を見ていると
あーこっちが北欧かぶれになりそう
って(笑)
無駄にイッタラのグラス買っちゃいそう(笑)





フィンランドでおにぎりか・・・
日本でなら確かに当たり前だし
「ここでなら、私にもできそう」
ってひと言に
なんだかいろんな思いがつまっているようで
じっと眺めてしまう。

そして
そんなこっちの勝手な深読みなんか
どこ吹く風で
かもめ食堂は今日も開いてる。





帰り道には
シナモンロールとカフェオレ
まんまとしてやられてる(笑)

これで
知らないおっさんから
太めのロシアンブルーを預けられたら
完璧かしら(笑)



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