​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所 -213ページ目

​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

観る映画が、あなたの、わたしの、人生のヒントになる。
ここは、SCREEN(私設)研究所。

潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。





祖父の葬儀で出会った
知らない子


とうに冷たい祖父の手に
りんどうの花を
握らせようとする女の子



「もう起きないの?」
とつぶやくその子に

「もう起きない」
とダイキチは答える






りんというその子の処遇を
親戚たちが話し合い
それぞれに押し付けあって
決まらないのにたまりかねて
「俺んち来るか?」
と声をかけるダイキチ





で、翌朝
自宅で目が覚め
何カッコつけてんだと
後悔・・・

って
なんだかよくあるパターンみたいに
お話は始まるんだけど





仕事中は家に置いときゃOK、位に
思ってたのかなぁ
27歳、独身サラリーマン。


  「ほいくえん」
のひと言で
現実がやってくる



妹のヒントで
とりあえず保育園は見つけたが
自宅からも職場からも遠い

もちろん続くわけもなくて
緊急保育の期限も切れる頃
ダイキチは
残業のない課に
異動を申し出る






そんな簡単にいくか~?
とツッコミたくなるんだけど
フツーはさ
異動の希望が通らないとか
子どもが聞き分けないとか
色々あるでしょー
・・・とあれこれ詰め込んでたら
そりゃ2時間に収まるわけもないんだよな
TVドラマになっちゃう





ダイキチが
異動先で同僚の女性に
子どもと常に一緒で
自分の時間はあるのかと聞いた時
“先輩”ママは
  「子どもと一緒の時間も自分の時間だから」
と答える



それをなぞらえるように?
文字通り
二人で一緒の「時間」が
まわっていく



ダイキチが男だから?
能天気というか
あんまり考えずに飛び込んだから
よかったのかな

観てるこっちとしては
放り出しちゃったママの言い分とか
もっと観たかったけど



男性目線のイクメン映画
なのかな



ひとつよくわかったのは

知らない世界に飛び込むには
勢いと
妄想?
が必要らしいってこと
・・・ダイキチの妄想っぷり
面白かった



あれくらいの方が
人生楽しめるのかも。


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耳鼻咽喉科の先生主催のこのセミナー
つい先週知ったから前売り完売で
当日券が出ると知り出かけてみた。



「当日券買えなかったらまぁいいや、美味しいもの食べて帰ろう」
ぐらいの軽いノリだったのに
会場に乗り込んだら
このまま帰るの絶対やだー!
って気持ちになってた(笑)



無事チケット買えて、ホッとして席を探した。
「呼吸の本」もその場で買い、落ち着き悪く開演を待つ。



みみ・はな・のどの先生のお話
呼吸の先生と詩人
お二人のトークセミナー
そして詩の朗読



みみ・はな・のどの先生
この会の主催、朴澤先生の鼻と口のしくみや呼吸のお話



そんな難しいことじゃなくて
当たり前なお話だけど
結構へぇ~と感心することがたくさん。
・・・鼻の中を広げたら畳一畳分ってスゴい!
最近、鼻が止まらなくなること多いんだけど、ちゃんと働いてくれてるんだなアタシの鼻。
ありがとう。



呼吸の先生と詩人
加藤俊郎さんと谷川俊太郎さん



冒頭の“絶句”だけは
ドキドキした
どんな人でも、親との関係って深いんだな
と感じた



その後のお二人のトークは面白くって!
・・・漫才見に来たのかと軽く勘違いするほど



「心は思うことと考えることしかできないから」
思うも
考えるも
そのひと次第なんだよね。



実践した呼吸法
会場の空気が一変したのが
よーくわかった



加藤さんの誘導するリズムや声の感じが
途中から“永ちゃん”に感じられて



特に丹田を意識するよう
たんで~ん

と声で誘導してくれるんだよね



仙骨立てて
姿勢よくして
肩の力抜いても
顔がニヤけちゃう(*^_^*)





ラスト
「あと2分で読ませてください」と、谷川俊太郎さん
「最近いろんなところで読んでいただいています」
と始まった朗読は
あの優しいお声で号泣寸前。



朗読でインプットされたのか
帰り道、アタマの中はクラシックのピアノ曲(?)が鳴りやまなかった
クラシックに明るくない私
タイトルも作者も思いだせないけど



まさか、ヨハン・シュトラウスじゃあるまいな。




生きる
谷川 俊太郎


生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木もれ陽がまぶしいということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみすること
あなたと手をつなぐこと


生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと


生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ


生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまが過ぎていくこと


生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ





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1992年
リオデジャネイロ
地球環境サミット




 「なおせないなら、壊さないでください」
12歳の少女は
大人たちに
環境破壊を止めるよう訴えた




あれから20年
大人になり新しい家族を持った彼女は言う
 「大切なのは生活の質と健康、そして子供なんです。
 だから私は自己中心的に、自分たちをどう救うかを考えていきたい」




伝説のスピーチは
当時のニュースで見た

子どもが
大人たち相手に訴える姿は
痛烈な印象で
記憶に残っていた

その後の話は
何ひとつ知らなかったけれど。





観ようと思ったのは
「未来の食卓」と同じ監督だったから
深刻なテーマでも
お国柄なのかお人柄なのか
どこか明るいところが好きで。






・・・すぐにハイダグワイが出てきて
えーっ
と軽く固まった

彼女はハイダ族で
ワタリガラスで・・・

やっぱりそこなのかブリティッシュコロンビア
そこにつながるのか。




そして同じくらい驚いたのは
日本が出てきたこと



セヴァンが
19年前に抱いた危機感
・・・彼女の思いに共鳴した人たち



合鴨農法でオーガニック米を作る
福岡・古野農場の古野隆雄さん



村の子どもたちのために無農薬食材を育てる
福井・池田村の“おばちゃん”達



『未来の食卓』にも出てきたフランス、バルジャック村のその後
・・・ココ、すぐそばには原子力発電所がある



コルシカ島のワイン農家が
ビオワインに込めた島への思い



13歳にしてサメの乱獲反対を訴え
組織を立ち上げたフランスの少女



クイーン・シャーロットの現状は泣きたくなる程で
「ビューティフルアイランズ」を観た時にも思ったけど
“ミチオ”の目には
どんな風に映るんだろうかと
つい考えてしまう



環境ジャーナリストも
思想家も
遺伝子組み換えの危険を唱える教授も
皆言いたいことの方向は一緒だ。
・・・経済優先の社会に対する警鐘



 「私たちが考えるべきことは、現実に起こっているさまざまな環境問題の先に
 どんな未来が待つのか、ということ。私たちの子どもの未来を守るために、生き方を変えなくては」




途中
スピーチした当時から
何も変わっていない
と話す彼女

・・・当時は
称賛も受け
大人たちから誉められたりしたんだろうな、と思うと

その強い口調が
どこか恨み節のようにも響いて

映画は
彼女の
「具体的に行動を起こしてください」
の言葉で終わる。



リオの伝説のスピーチ全文
ナマケモノ倶楽部より


映画『セヴァンの地球のなおし方』







「知る」ことは「感じる」ことの半分も重要ではないのです。







有名な「沈黙の春」も「センス・オブ・ワンダー」も
読んだことはなかった。
どこか、難しそうに感じていたのかもしれない。
だから、映画に飛びついたのかも。



ひとつ驚きなのは
ドキュメンタリーのようでいながら
ある女優さんの一人芝居『センス・オブ・ワンダー』を翻訳したもので
同じ方が出演されているということ。
もちろん、演じているのはレイチェル・カーソン。彼女の最後の1年を演じる。



なまじ本人を知らないから
すんなり入れた。



夏の終わり
メイン州の海岸にある彼女の別荘で
もう本宅へ帰らなくてはならないのに



荷造りが進まないとこぼしながら
実は帰りたくないのだと打ち明けながら
作家になりたかった大学時代から「沈黙の春」を書くに至るまでを話す。



ここを離れたくないといった彼女の顔
森を歩く姿




1962年に出版した『沈黙の春』
世界で初めて化学物質が環境に与える危険性を告発したこの本は
アメリカ政府がDDT(有機塩素系の殺虫剤、農薬)の使用を禁止する法律を制定するきっかけとなった。



転じて、夏の別荘から帰ってきた彼女は
講演の原稿が進まないと心配しながら
「沈黙の春」以後を話す。
プライベートがなくなってしまったこと
受け続けた中傷や攻撃
公にはしなかった病のこと・・・



残念ながら、法律は制定されたけどDDT、まだ使われているよね。
「フード・インク」で観たばかりだもの。
一度法律が作られても
今度は規制緩和とばかりに
抜け穴を作るのがアメリカンねぇ。
(嫌味ですよもちろん。)



自然と触れあえば、自然と恋におちる。
それこそが地球を守る唯一の方法なのです


カーソンを演じたカイウラニ・リーの言葉。



触れあうほどの自然があるのかと揶揄する前に
周りにどれだけ自然を感じられるか



なのかな。
感性って
そんなものじゃないのかな。



街の中の自然と
手つかずの森と
どこにいても
何も感じることができないとしたら
同じだろうから。



スクリーンで
知った気になってるだけじゃね・・・



と諭されているようにも感じた。

映画『レイチェル・カーソンの感性の森』公式サイト







リーマン・ショックも
一部の人間が作り出したものだと言われたら
そりゃ一般市民はアタマにも来るでしょ。



んーと
解らないアタマで
解ったなりに書いてみると



家が欲しい人が住宅ローンを組む
そのローンがまとめて投資銀行に売られる
投資銀行は買ったローンをグループ化する
格付け期間はそんな投資銀行を「安全」と言い
投資家がそれを買う



・・・とここまで書いてもよく解らないという(笑)
解ったのは
議会に呼ばれた人間は
誰一人
「悪かった」
とは言わない

ということ。で

金融危機が起きた後
要職を去る人は

退職金もらうわ
別の要職にすぐついちゃうわ
また
一般人には考えられない給与で
なに食わぬ顔で
稼いじゃう。



世界が違う
とはこのことか

ただ
この影響をまともに受けるのは
ローンを組む一般市民なわけで



世界が違うのはよーくわかるけど
何やっても罪悪感ゼロ、っていうのが解らない。
そういうシステムになってる
と言われたらそれまでだけどね。





観たきっかけは
マット・デイモンがナレーションってトコで
彼の声が聴いてみたかったから
(いつも字幕だから聴いてるけど映画に集中してるとあんまりね~)



いきさつはわからないけど
最後の一言に
彼を起用した(意図があるなら)意味が
わかる気がした。





おかしい、と指摘する人物もいるから
希望は持てるのかな。
持てなきゃやってらんないよね。

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