​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所 -13ページ目

​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

観る映画が、あなたの、わたしの、人生のヒントになる。
ここは、SCREEN(私設)研究所。

潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。

映画に絵本が登場すると

ストーリーに入り込み

分かりやすく喩えていたりする


深みを感じます。

 






20175月のリライト記事です)




どこに行っても

厄介払いされてきた子マイケル


テューイ夫妻に出会い

家族という居場所を得て

フットボールに打ち込んでいく





原題は「BLIND SIDE

主人公の暗い生い立ち

出会った新しい家族との関係




母代わりとなるリー・アンは

“彼の人生を変えてあげてる”

と称えられ 首を振る

「彼が私の(人生)を変えてるの」




暗い過去に

目を伏せ 目を背けることで

自分を守ってきたマイケル


父親を知らず

ドラッグに溺れる母親と 引き離された少年は

新しい家族に受け入れられたことで

見ないふりをし やり過ごしてきた出自を

いやでも見ることになる




向き合ったからこそ

守るべきものができた




彼がフットボール選手として守る「家族」は

クォーターバックの死角


勝利のためには

クォータバックに近づく敵を はねのける必要がある

暗部を見なければ

はねのけるべき敵すら わからない


暗部と明部は

ふたつでひとつ




彼の人生でも

生い立ちの暗さを

悲嘆するだけでなく 見つめられたから

テューイ夫妻とも手を取り合えた

というわけね




劇中に

「はなのすきなうし」The story of Ferdinand

という絵本が登場します


この物語を

良く言い表していました




☆☆☆☆★


お気に入りのコルクの木の下に座り

花の匂いを嗅ぐのが大好きな牛

フェルディナンド



ある時

闘牛に使える勇ましい牛を

探しに来た男たちは


その時たまたま

蜂に刺され飛び上がるフェルディナンドを見て

彼こそ相応しい!とマドリードへ連れていく




闘牛場は お祭り騒ぎ

そんなことお構いなしの「はなのすきなうし」は

やって来た女たちの 髪に挿した花の匂いを嗅ぎつけ

闘牛場のど真ん中に どっかりと腰を下ろす


闘牛士が どんなにけしかけようと

意に介さず

静かに 花の匂いを嗅ぎ続ける




とうとう彼は

もといた場所へ 帰されることに

 

再び

お気に入りの木の下へ座った

フェルディナンド



いまでも彼は お気に入りの場所で

花の匂いを嗅いでいる


☆☆☆☆★




というお話。




マイケルは(フットボールを)好きでやっているのか

見失いかけながらも

新しい家族という居場所を得て

好きなことを追いかけていく



それは、彼自身で居る為に。

“はなのすきなうし”のようにね♪




家族で 居ることは

生まれじゃない

血縁でもない

戸籍でもない

好きな匂いのそばで、生きること

なのかもしれません




複雑な出自を

運命だとか

変えられないことだとか

一生背負うだとか

それも道のひとつだけど


流れのままに

ただ自身を失わずに

居ることが出来たら


何があっても「好きな匂い」のそばへ

帰ることができる

それは“自身に還る”ことだから。





・・・BLIND SIDE」納得^_^

ここまでくると「しあわせの隠れ場所」という邦題も

まぁ悪くないかなと感じられる♪








忘れたくないお話がひとつ、増えました

絵本はシンプル。

そして深いですね♪






この映画をオススすることになるのは
果たしてどなたかしら?^_^


 ギフトSCREENING セッション

【スケジュール】

 各日11時〜20時



2月

1(土)、2(日)、8(土)、9(日)、11(火・祝)、15(土)、16(日)、23(日)、24(月・祝)、29(土)



平日は夜19時以降のみ
フォームのQ3に、第3希望日まで記入の上、送信してください。




 ギフトSCREENING セッション

 

【形式】対面90分


【場所】都内近郊

    申込の方へお知らせします


【料金】¥12,000 ¥6,000(税込)


    お申込はこちらから




★★★★☆



SCREEN(私設)研究所

高橋 早苗




♬プロフィール

「観る」ことは「決める」こと。 わたしのSCREENを選ぶこと。

https://profile.ameba.jp/ameba/parallel13




記事整理も兼ねて

Filmarks 更新中。219本目♪

https://filmarks.com/users/screen222sa


家族のハナシは

ほぼどの映画にも出てくるけど


皆それぞれ色々あって

勝手に色々感じていて思っていて。







10歳科学者

TS・スピヴェット

モンタナ 大きな牧場が彼の家


のどかな毎日に 見えるけど

家族は皆それぞれに 傷ついている


それは 弟が死んだから。

TS 自分を責めてる




弟のことを

誰ひとり話さない家族

TSは 居場所のなさを感じ

それを どうすることもできずにいる




…父の隣に座るのは 僕じゃなく弟だ

…母が 昆虫しか見ていないのも

姉が 判ってもらえない女を演じることに

ハマっているのも



…僕があの日 弟と一緒にいたのに

…僕が 代わりに

いなくなればよかった




☆☆☆☆★




もう、この家族がスゴい。

見事なまでに、全員バラバラ^_^


父は カウボーイ

母は 昆虫

それぞれ自分の道まっしぐら

姉だってそう。




しかも家は牧場 お隣さんなし

遊び相手はいつも



学校への行き帰りはバス

寄り道もなく

先生にも ほとんど理解してもらえない




10歳の子ども

好きな科学に没頭し

大人びるしかねぇじゃねーか。という

この状況。




★★★★☆




ある日

スミソニアン学術協会から 一本の電話

ベアード賞受賞の知らせ

彼の発明が 認められた



一度は スピーチを断ったものの

スミソニアンこそ 僕の居場所

と感じた彼は 旅立つ


自分よりも大きなトランクに

荷物をつめて







アメリカ西部モンタナから

ワシントン.D.Cまでの大陸横断は

1日3回しか通らない貨物列車を止めて

飛び乗ることから始まった




出がけに持ち出した 母の日記

ぎっしり詰まった

写真と絵と言葉は 母の愛


だけどあの日以来

言葉少なになっていく



ページをめくるのは

自分の道を生きようと

踏み出した子どもでもなく

居場所を求める 放浪者でもない

ただの ホームシックの10








途中、怪我もし、助けられ

たどり着くスミソニアン

驚きと共に 歓迎されるTS

そこへ(こっそり?)招待されていた母



何食わぬ顔で母が言う

「あなたは悪くない

 誰のせいでもないの」


そして

もちろんカウボーイ姿(!)で現れた

父の背中に乗って帰る




☆☆☆☆★




弟が死んだのは

僕のせいじゃない

僕は

愛されていないわけじゃない




そう。子どもの想像力が

先走り過ぎた

微笑ましく壮大な勘違いw


大陸横断までしないと

分からなかったんかい!

という感じですが(笑)




だから、面白い。

一番小さなコミュニティ、家族。


壮大なる家出

壮大なる勘違い。




冒険して初めて

気づくもの。




★★★★☆



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高橋 早苗



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20062月のリライト記事です)









・・・10 音信不通の息子

入院したと知り

会いに行く父



面会を拒絶する息子と

嫁が渡す ビデオテープ

「仕事ぶりを 見てください」


民族学者の息子が単身 中国へ渡り

撮影しようとした仮面劇

その踊り手・李加民と 息子の間で

交わされた約束

「来年 また来ますよ」


・・・息子は病院の中だ

何かしなければ

田舎町の漁師である父親が

おそらくは 初めて聞いたのだろう

「単騎、千里を走る。」

・・・それが何かすら 知らないまま

一人中国へ渡る



☆☆☆☆★


・・・自身が

告白するとおり


きっかけが

欲しかっただけなのかもしれない。

仲直りのきっかけ・・・


★★★★☆




旅は、予定どおりになど進まない

ビデオで見たその町に

李加民はいなかった


あることで刑を受け

23年は 刑務所から出られないという

刑務所まで撮影に行く と言っても

「前例がないから 認められない」は

お役所の決まり文句

(コレ、全世界共通?)




諦めきれない

しかし言葉も満足に通じない

うまく説得もできない


父は うまく言えない自分の気持ちを

カメラの前で語り ガイドに訳してもらう

「なんで 直接来て話さないんだ?」

といぶかしむ

役人達の表情が 変わっていく・・・




☆☆☆☆★



高倉健て

「なれる」人ね。

役を「できる」のではなく

役に「なれる」人。


漁師役のわりに

漁のシーンなんかなかったけどw

「おいっ、いきなり一人で中国?

 撮影に来ましたって、カメラ扱えんの?」と

観客に真面目に心配させるようなとこがね(笑)




もうひとつ言うなら、

ハッピーエンドの似合わない人。


覚えている限り、手放しで喜べるラストに

お目にかかったことがない。


もう、どうしようもなく変えようもない状況になって、

それでも黙って、それを受け入れてく

そんな印象。




人は、きっかけを待っている。

何かを終わりにし

何かを始める「きっかけ」をね^_^







映画タイトルでもあり、

息子が、父が追う

李加民が踊る仮面劇「単騎、千里を走る。」は



三国志の有名な話『千里走単騎』

曹操の手に落ちても、劉備への義心を失くさず

「恩は返した」と単騎、劉備のもとへ

劉備の妻子を連れて帰る

名馬・赤兎は一日にして千里を駆けるというお話




息子が叶わなかった仕事を

代わりにと駆ける父はまるで忘れていた義心を通そうとするかのようね^_^




結局、最初の思惑どおりにはいかなかったね。何ひとつ。

・・・ひとつだけいったかな。

何?って人は観てね。


ヤンヤン可愛いよー。

あのアタシにもおくれ。




★★★★☆



SCREEN(私設)研究所

高橋 早苗


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記事整理も兼ねて

Filmarks 更新中。219本目♪

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1,119本観て(数えて)わかったこと。







子ども時代

観るのはほぼアニメ。

TVアニメの延長パターン。

当然、ヒット作中心。




選んだつもりでいても、

選択肢は私にはなかった。

と気づくのは、だいぶ後の話^_^





実写は、ほぼ日本映画(邦画)オンリー。

TVでやってるから観る。程度で

やはりこれもヒット作中心。




洋画も同じくTVで・・・だけど、

あまりピンとこなかった。


どちらかというと、吹替の違和感しか感じず、観なくていんじゃね?程度の反応w


…それが、ブツ切り(昔はノーカット版とかなかったのよ〜)のせいだって気づくのも、だいぶ後。



…今思うと、あれだけカットされてて、話が分かる人スゴいと思うw





学生時代が終わり、社会へ出るのと同じ頃から、外国映画(洋画)の割合が増えた。

…最初は現実逃避の手段で。

徐々にハマる。吹替の違和感は相変わらず感じていたから、迷わず字幕版で。





そのうちドキュメンタリーにハマった。

…邦画も洋画も

宣伝に乗っかって観てる気がし始めたら

興味が薄れていって。




ドキュメンタリーを観始めて、

フィクションとのバランスが取れたというか。

今はほぼ1割がドキュメンタリー。

書いたレビューのうち2割がドキュメンタリーなのも、バランス取ってるんだな〜と分かる。




たくさん観る人は

どのジャンルが多いのか

その中でも、

強く反応している作品

そのどこに惹かれてるか

何度も観るのはどれか


…などなどを観ていくと

ご自身の中の傾向が分かりますよ^_^





SCREEN(私設)研究所

高橋 早苗



☆☆☆☆★




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伊坂幸太郎氏の

映画化作品は

好きが多い




「アヒルと鴨のコインロッカー」

「フィッシュストーリー」

「ゴールデンスランバー」

「ポテチ」




…原作好きさんからみると

あれこれ意見はあるのでしょうが


どれも、どこか励まされるような

「それでイイんだよ」

と言ってもらうような

そんな感覚。





(あらすじ)

仙台の街で起こる連続放火事件。現場近くに描かれる奇妙なグラフィティアート。泉水と春二人の兄弟は謎解きに乗り出す。グラフィティアートと遺伝子ルールの奇妙なリンク




☆☆☆☆★




今回、この作品観て分かったのが

…謎解きで終わらないトコが

好きなんだな〜と。





『このことをおまえ以上に考えられる奴はいない』

という兄貴の声




『お前たちは

 俺に隠れて大変なことをした』

この台詞から始まる

父と息子たちのやりとり




…お前は俺の子どもだと

改めて 次男に教える

父の姿




泣ける、笑える、感動する

・・・よりも

「グッとくる」が一番近い。





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…最後まで“追っかけ”てる

夏子さんに、どこか笑える^_^

(こういうクスッと笑いがいつもあるのも

とても「らしい」♪)




(ママのシャボン玉は、もっと大きかったね^_^)





過去記事

若い正義感の行く先ー「ポテチ」

https://ameblo.jp/parallel13/entry-11241677906.html




世界が終わる日に何をする?ー「フィッシュストーリー」

https://ameblo.jp/parallel13/entry-10409176052.html