ピアニストを追ったドキュメンタリーは何故か気になる。
アッコちゃんも
「SUPER FOLK SONG ピアノが愛した女」
シーモアさんも
「シーモアさんと、大人のための人生入門」
ね。
今日はこちら
「フジコ・ヘミングの時間」
まだ、TVっ子だった頃
この方が取り上げられて 有名になり
ドラマ化されたのを見たこと覚えてる
TVの取り上げ方って とかく
「壮絶な過去」とか
「苦難を乗り越え」とか
「奇跡の~」ていう
つまりどうだすごいだろ目線。
昔はそれに乗っかって見てたから
肝心のピアノ演奏については
あまり触れることなく過ぎてきてしまった
今回この映画で 一番まともに
フジコさんのピアノ聴いたかもしれない(ヲイ)
聴力を失っても ピアノ弾けるんだなーという素朴な感動と
「魂のピアニスト」と言われるが
全身で奏でてるものなんだろうなぁ。という実感。
ま、どなたもそうなのでしょうが
聞こえない耳があるぶんだけ、身体の他の部分がカバーしてるんだろうな。その、目には見えないチカラを人は「魂の〜」と言うのかも。
パリの、サンタモニカの、京都の
お家と、そこに居る時の彼女の佇まいはとても静か
この雰囲気、どこかで見た、何だろう?と思い返してあれだ!と気がついた
「100万回生きたねこ」
(絵本じゃなくこちらもドキュメンタリー映画ね)
https://ameblo.jp/parallel13/entry-11511361428.html?
![]() | 100万回生きたねこ [DVD] 5,184円 Amazon |
お名前からすると、D1
まさしく他の誰にも歩めない、彼女だけの道ですね。
それだけに孤独を感じることも多々。
御歳迎えても「暗闇を彷徨い歩いているよう」との言葉が象徴しているわ。
ラストのセリフがやたらチャーミングに聞こえるのは
私だけかしら^_^
誰も分け入ったことのない、獣道みたいなものよね。
その道無き道を、突き進めるのは
老いてもその中に持つ、子ども心なのかもしれない。
無垢な、というより
醜さも悪どさも知った子ども心ね
かつて母の住んでいたアパートを訪れ
ドアノブに触れて十字を切る姿が印象的でした。
(写真はイメージです)
それも、数の仕合わせ。
★★★☆☆
《かずの葉の庭》主宰
|★|高橋 早苗Facebook
高橋 早苗プロフィール
![100万回生きたねこ [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51R3Osk892L._SL160_.jpg)
