永遠の16才 ー 「フジコ・ヘミングの時間」 | ​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

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観る映画が、あなたの、わたしの、人生のヒントになる。
ここは、SCREEN(私設)研究所。

潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。

ピアニストを追ったドキュメンタリーは何故か気になる。




アッコちゃんも

「SUPER FOLK SONG ピアノが愛した女」




シーモアさんも

「シーモアさんと、大人のための人生入門」




ね。

今日はこちら

「フジコ・ヘミングの時間」

http://fuzjko-movie.com/




まだ、TVっ子だった頃

この方が取り上げられて 有名になり

ドラマ化されたのを見たこと覚えてる




TVの取り上げ方って とかく

「壮絶な過去」とか

「苦難を乗り越え」とか

「奇跡の~」ていう

つまりどうだすごいだろ目線。

昔はそれに乗っかって見てたから

肝心のピアノ演奏については

あまり触れることなく過ぎてきてしまった




今回この映画で 一番まともに

フジコさんのピアノ聴いたかもしれない(ヲイ)




聴力を失っても ピアノ弾けるんだなーという素朴な感動と

「魂のピアニスト」と言われるが

全身で奏でてるものなんだろうなぁ。という実感。


ま、どなたもそうなのでしょうが

聞こえない耳があるぶんだけ、身体の他の部分がカバーしてるんだろうな。その、目には見えないチカラを人は「魂の〜」と言うのかも。




パリの、サンタモニカの、京都の

お家と、そこに居る時の彼女の佇まいはとても静か

この雰囲気、どこかで見た、何だろう?と思い返してあれだ!と気がついた




「100万回生きたねこ」

(絵本じゃなくこちらもドキュメンタリー映画ね)

https://ameblo.jp/parallel13/entry-11511361428.html?








お名前からすると、D1

まさしく他の誰にも歩めない、彼女だけの道ですね。

それだけに孤独を感じることも多々。

御歳迎えても「暗闇を彷徨い歩いているよう」との言葉が象徴しているわ。


ラストのセリフがやたらチャーミングに聞こえるのは

私だけかしら^_^




誰も分け入ったことのない、獣道みたいなものよね。

その道無き道を、突き進めるのは

老いてもその中に持つ、子ども心なのかもしれない。

無垢な、というより

醜さも悪どさも知った子ども心ね





かつて母の住んでいたアパートを訪れ

ドアノブに触れて十字を切る姿が印象的でした。

(写真はイメージです)






それも、数の仕合わせ。


★★★☆☆



《かずの葉の庭》主宰

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高橋 早苗プロフィール

https://profile.ameba.jp/ameba/parallel13