ビビりの無垢、安心の孤独 ー 「ハウルの動く城」 | ​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

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観る映画が、あなたの、わたしの、人生のヒントになる。
ここは、SCREEN(私設)研究所。

潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。

ジブリ作品は

私的クライマックスがくると

書きましたが




人間が好き。ジブリがいっぱい。おなかがいっぱい

https://ameblo.jp/parallel13/entry-12121180312.html





その私的クライマックスから眺めて観ると「ハウルの動く城」は

ビビりの映画

そこには孤独がセットです^_^









過去記事はこちら


仕方のない男二人

https://ameblo.jp/parallel13/entry-12169526083.html?frm=theme




自由を愛し、師の元を去った魔法使いと

男の心臓を抱え、ひとつ処に縛り付けられてる悪魔



かなしさ さみしさ代表の二人

見れば見るほど《1》の影がチラつくわ




男どもの弱さと無垢

立ち止まるとか振り返るとか意味わかんないレベル(!)の突っ走り感




ハウルは自由を愛し 争いを憎む

自由に空を飛び回り 戦火へも飛び込むけれど

傷つくだけ傷ついて その命をすり減らしている




「僕は 本当は臆病者なんだ

このガラクタは全部 魔女除けのまじないなんだよ

怖くて怖くてたまらない」




怖いからこその 悪魔との取引

自分の力はどこいったん?






火の悪魔カルシファーもそう


ハウルの心臓を抱える代わりに ひとつ処にしかいられない

つまりは城の暖炉に軟禁状態

ハウルにこき使われてる、みんながおいらをいじめるんだ!と嘆く自虐っぷり

まんざらでもなさそうなトコが如何にも^_^




ソフィーが言う

「私たちがここにいる限り、ハウルは戦うわ

あの人は弱虫がいいの」

との見立ての通りに





「守るべきものができた」と告げ

戦火へ飛び込むハウル


「おいらだけじゃだめなんだ」とソフィーのおさげ髪を食べ 大きな火(チカラ)を生むカルシファー





魔法使いと悪魔

弱虫ビビりの無垢と孤独は

ソフィーを知り(ハウルは彼女を守ると、カルシファーはおさげ髪を食べて)


己にはないものを知って

それと共に生きることを知るの


その時 ヤツらの孤独は

安心の孤独になるのよ




それが 城の戸口にある回転式ドアノブ


あの真っ黒なドアは

必要な孤独のドアなのですよ(´∀`*)




それも、数の仕合わせ。





★★★☆☆



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《かずの葉の庭》主宰

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