究極のビビり姉ー「アナと雪の女王」 | ​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

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潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。

流行りましたよね。レリゴー。



こんばんは。
高橋 早苗です



あの歌に、どこか違和感を感じていて完全に食わず嫌い。
映画も、アンデルセンの「雪の女王」とはまるで違ったお話だと知りスルー。
やはり食わず嫌いです(^_^)



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雪の女王≪新訳版≫を観たら、こちらも観たくなりました(^_^)
違和感て、ああそうかぁと納得。



こちらの“女王”エルサの中には、恐怖しかない。
妹を守りたい気持ちは、自分を守りたいとイコールなのね。



自分の力、才能を知られたら…
怖い
バレたら
怪しまれたら
蔑まれたら
嫌われたら
どうしよう!!!!



どうしていいか分からず、助けも求めず。
力を制御する方法を探すでもなく、守りたいと言いながら、妹の望みを想像もせず、確かめるでもなく。
何より、自分自身の「こうしたい」が全くない。



図らずも国中を凍らせてしまったことで、外へ飛び出すけれど
人っ子一人いない山奥に、自分の居場所を作っただけ。
「これでいいの」と歌う言葉が象徴してる
現状維持でいいの~♪



・・・究極のビビり姉は
クライマックス、捨て身の妹に助けられ
「そうか愛なのね」と気づくまで、なーんにもしてないのです
(妹アナの凍った心臓も、ほぼ自己解決だしね)



エルサの行動は
避ける
逃げる
閉じこもる
なぜと問われれば、キレる。
・・・怖い、という気持ちは
こうもワンパターンなのね(^_^)




愛と恐怖
姉妹の絆
・・・がテーマのようですが
「姉は、何でも自分でできるという自己満を捨てて
さっさと一番見られたくない姿を妹に晒しなさい」
と言っているように見えましたわ(^_^)




…妹は、放っておいても
一人でラッキーもハッピーも掴むしね(´∀`)



ビビりは安全を求めるから
ビビる→自己満→これでいいの~♪のスパイラルの方が
ある意味、恐怖映画ね。






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