愛らしさはウザいものー「雪の女王 新訳版」 | ​ 観るチカラを、生きる糧に。 ー SCREEN(私設)研究所

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潜在数秘術×映画で
「観る」ことと心の関係を
映画を通して読み解いていきます。


アナ雪に続いてこちらを観ています




こんにちは
高橋 早苗です



雪の女王 ≪新訳版≫ [DVD]/出演者不明

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『雪は白いミツバチ』という表現が大好き^^



『あるのは平安と寒さだけ』という
氷の世界に住む雪の女王

怒りから
少年カイに
呪いをかけて連れ去ります



仲良しのゲルダはひとり
カイを探して旅に出る

ゲルダは
目にするもの
聞くもの
出逢うものすべてが
カイへつながっていると信じている

だから助けを乞い
皆の力を借りて
氷の城に辿り着く



それと、道ゆく彼女は何一つ我慢しない
笑い
泣き
親切には喜び
うまくいかないことはお願いする
そして
・・・ウザいくらいに(笑)
カイを追いかけてる

自分を乗せて走るトナカイが倒れれば
その場において歩き出すほどですからね^^



それは
自分を捕えた山賊の娘が
ゲルダの優しさと
もの(動物たち)を所有するむなしさに気づき
泣き出すほどで





氷の城は死の世界
辿り着いたゲルダは
自分を忘れたカイの姿に涙する

その涙の熱さが
カイに刺さった氷のかけらを
溶かすのですね



熱くていいわけ
熱さは必要なの

涙も、笑いも、喜びも
熱があるから
活きる(生きる)わけです。



・・・ウザいくらいと書きましたが^^
時々に
感じるものを
感じたままに表現するゲルダは

「愛らしさ」の象徴だな

と私は観ました



人間、愛される部分は
ある種「ウザい」部分なのよ。




薔薇だって、きれいだけどトゲがあるでしょ
トゲ、ウザいじゃない^^






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