第四十四話「怠惰の縛鎖」③ | 秘蜜の置き場

秘蜜の置き場

ここは私が執筆したデジモンの二次創作小説置き場です。オリジナルデジモンなどオリジナル要素を多分に含みます。

 緑の軌跡が淡い残光を引いて消える。ラピッドモンは現在自身がなれる最大の姿を保てずに、本来のテリアモンとしての姿へと変わり、無様に地に落ちる。
「む……邪魔しないでよ。本当にめんどうくさいなぁ」
 刈り取れたはずの生命を見下ろし、ベルフェモンは不満げな顔をする。空間を裂くような音を響かせながら刻んだ爪痕はその実、標的を捉えきれなかった証でしかなかった。
「邪魔しない訳ないだろ」
「まぁ、それもその通りだね」
 硝煙が伸びる銃口を突きつけながら、一也は小さな意地だけで魔王を見上げる。
 獲物を狩ろうと飛び出したベルフェモンとその標的となったラピッドモン。二つの身体の間に捻じ込むように撃った弾丸は、巨大な爪が細い身体を引き裂くより早くに炸裂した。結果、ベルフェモンの爪はラピッドモンの装甲を軽く削り取っただけで、ラピッドモンがテリアモンへと退化したのは余波で彼の身体を押し出した爆発が決定的な原因だった。――それでも、あのまま身体を八つ裂きにされずに済んだだけ充分マシだ。
「で、ここからどうするって言うんだい?」
「っ……」
 ベルフェモンの問いかけに一也は答えない。いや、答えられないだけだ。そちらが教えてくれるのならどれだけありがたいか、というのが一也の本音だ。
 万策尽きた。今持てるすべての力をテリアモンに注いでも、今考えられるすべての策を投じても届かなかった。単純な地力の差が圧倒的過ぎたのだ。
 あれだけ啖呵を切ってこの様。自分を無様だと思う反面、これも自分らしい終わりなのかと納得しかけてもいた。
 自分を救い、導いてくれたひとを眩しいと思った。ただ憧れ、その光を道標にしようとした。その結果、彼女に届くものは何一つ持つことができなかった。それはここまでの冒険で嫌というほど思い知った。十年前に得ることのできた糧の差、そこから生まれたパートナーデジモンに与えることのできた力の差。
 それらのすべてが、ここで似た思いを抱いていた輩に潰されることに繋がる。特別な光に近づこうとした羽虫はより大きな虫に跳ね除けられるだけ。
「返事は無いんだ。なら、邪魔しないで欲しかったよ。――まぁ、潰すまでにくれるなら、それもいいけど」
 ベルフェモンの巨体がゆらりゆらりと揺れながら近づいてくる。ゆったりとした口調とは裏腹に、ゆっくりとだが着実に距離を詰めるその姿は処刑人にしか見えない。弱者の癖に眠りを妨げた愚か者は強者に潰されて当然か。
「か、ずや……」
 右前方でテリアモンが呻く声が聞こえる。戦う力を失いはしたが、幸い立ち上がることはできるらしい。立ち上がったところで、一也と二人で何ができる。
「く……」
 一歩ずつ近づく脅威を前に一也の動きは完全に止まる。思考はその脅威を意識すらせずに迷走する。
 自分達では届かない。――本当にそうなのか。葉月せんぱい達には届かない。――本当にそうなのか。
 憧れは人の一面を映しとっただけのもの。それは言ってしまえば、誇張されることを良しとしたものだ。そうしてできた印象は高い壁となり、そこに隠れるものにとって圧倒的な存在となる。その背を追っている間は自分の道は間違っていないと安心させてくれる。その背を追っていること自体に酔い、満たされてしまう。
 だが、それではいつまで経ってもその背中には追いつかない。守りたいと思ったのなら、その背中を追うだけでは駄目だ。追い越す位の気概がなければいけない。
 自分はそれを分かっていたはずではないのか。だから、自分とテリアモンはここまで来れたのではないのか。
「まだ……」
 葉月せんぱいが戦っているのなら、ここでこのまま無様に崩れるわけにはいかない。それは自分だけでなくテリアモンの株にも関わる。管理者が創りだした法外な力を持つ英雄と肩を並べて戦ってきたのだ。それも旅の始まりからここまでずっと。英雄のタマゴの近くで倒れていたあの日からずっと。
「――ん?」
 そういえば何故、テリアモン達はリオモン達のタマゴの近くで倒れていたのだろうか?
 不意に湧いた疑問。なぜこのタイミングでそんなことを考えられるかは自分でも分からない。だが、それは抱くことすらなかったある謎へと繋がる鍵。一也の思考が目の前で一歩ずつ近づいてくる現実から逃げるように加速する。
 英雄のタマゴの近辺で倒れていたテリアモンとロップモンはただ近くに居ただけなのか。……いや、そんな訳がない。管理者がテリアモンを一也のパートナーデジモンに仕立てた以上、何らかの要因があって彼がロップモンとともにタマゴを運んでいたと考えるのが一番妥当だ。――言い換えれば、二人は管理者からそんなことを任せられるだけの立場に居たということ。
 今まで一度もそんなことを疑問に思わなかった自分達がおかしかったのだ。
「テリアモン。――お前は何だったんだ?」
「えっと~……え?」
 相棒パートナーに投げかけるべきでない問い。それを口にした瞬間、この場が固まった。何を言っているのか。気でも狂ったのか。そんな思惑の混じった二つの視線が痛い。一也自身、場違いな疑問だとは自覚している。――本来ならもっと早くに突きつけるべき疑問だったのだ。
「そんなの僕は僕でしか~……あれ、僕にはもっと前があったはずじゃ~……」
 一也の問いにはテリアモン自身も答えを持たない。ただ、その答えは近くに存在していた。
「――僕は一也と出会う前は何だったんだ?」
 誰に問いかけたかの自覚も無い問い。それに応えるように、カチリと錠が落ちる音がどこかから聞こえた。それが置き土産から最後のプロテクトが外れたことを意味することはすぐに理解できた。
 テリアモンの過去ルーツに疑問を持つこと。そんなことを鍵にしようとするなど、ベルフェモンではないが本当に面倒くさいことをしてくれる。
「なんだよ、これ。……こんなものだったのか」
 散々隠されてきた最後の一欠けら。それはあるデジモンの記憶バックアップという、単体では何物も傷つけることのできない代物だった。
 管理者に仕える天使の一人を片割れに持つ、機械仕掛けの巨体。片割れとは違って役割を与えられることなく、気ままに過ごしていたブリキの大型犬。
 それが誰の過去を指しているのかなど考えるまでもない。一也が口にした問いの答えがそこにあった。置き土産も結局のところ、その本質は神器と何ら変わらなかったらしい。
「本当に肩透かしだ。けど――」
 これでまだ可能性は広がった。試せていない要素が生まれ、まだすべての力を出しきっていないと言えるようになった。
「一也、僕はいけるよ」
 偶然だろうと何だろうと構わない。この機会を逃すのなら、数分前に死んでいた方がマシだ。
 置き土産に秘められたすべての情報にアクセス。後はその力を引き出してテリアモンに与えればいい。ただそれだけの話。――本当にそれだけでいいのか?
「ああ。……だけど、手は変える」
 それでも足りない。より正確に言うのなら、引き出せた力を効率よくベルフェモンにぶつけることはできない。ラピッドモンとして強くなったところで、一番の武器を殺された状態では、暴力的な火力の前に蹴散らされるのが目に見えている。
 ならば別のかたちで使った方が良いのではないか。そのかたちとして最も適しているものを今さっき知ったはずだ。――凝ったプロテクトの奥に隠された、テリアモン自身の記憶として。
「エクステンション、進化弾――オーバーライド――神化弾」
 そのための手順は既に見てきたし、そのための基礎技術は自分達が先に拓いたものだ。具体的な完成形が分かるのなら、手元の置き土産リソースを加工することなど容易い。
 引き金を引く。自身の力を持って、相棒パートナーを自分と出会う前の姿へと導くのだ。
「テリアモンワープ進化」
 テリアモンの身体が緑の光に染まり、その姿を分かりやすく大きく変える。身の丈は十倍に巨大化し、その体表は生物的な皮膚から、硬質な金属の塊へと変化。両腕には回転式拳銃リボルバー弾倉シリンダーに似たかたちでバルカンが配備され、両肩にペイントされた愛らしい笑顔の奥には巨大な砲塔を隠している。いや、両肩だけではない。緑色の巨体の至るところに火器が仕込まれている。
 それはラピッドモンとは正反対のコンセプトの元に作られた兵器の形。機動性を重視するのではなく、そもそも自分から動くことを前提としない姿。
「セントガルゴモン」
 それこそがテリアモンが一也と出会う前に到達していた究極体。秘されていた情報を元に一也が置き土産のすべての力を引き出して再現した巨大マシーン。
「なるほど。それが答えかぁ。……精々退屈だけはさせないで欲しいなぁ」
 ベルフェモンの動きが変わる。足は大股になり、翼で身体を持ち上げてスキップのような形に。その目は怠惰の名にそぐわぬない活力に満たされている。
「ッハア!」
 ベルフェモンの右拳がセントガルゴモンの胸を叩く。衝撃で大気が震える。が、緑の巨体そのものは微動だにしない。寧ろ前方に体重を掛け、動きを止めたその右腕を逆に握り返す。
「ふんぬっ!」
「ボゲッ……ガアァッ!」
 ベルフェモンを強引に引き寄せながら、セントガルゴモンはその顔面を自分の右拳で殴り返す。それは鉄塊を叩きつけるに等しい一撃。ベルフェモンはその質量と衝撃に耐えられずに身体を大きく傾ける。だが、背中を地面に叩きつけるような無様な姿は晒さずに踏ん張ってみせた。
「はああっ!」
「オラアッ!」
 黒い悪魔と緑のマシーンの殴り合い。緑の炎を纏った爪が鋼の胸を削る。緑の鉄拳が黒ずんだ筋肉を叩く。二つの巨体が瓦礫の山を舞台に闘う様は一也に昔見た怪物映画を思い出させた。
 爪を剣先に見立てた袈裟斬りのようなスイング。砲弾のように突き出す質量に任せたストレート。翼を羽ばたかせて勢いをつけた上でのハイキック。石頭を用いたヘッドバッド。
 ダイナミックな動きで展開される、文字通りの意味でスケールが大きな肉弾戦。その戦況は自分程度に推し量れるのか心配になる一也だったが、少しすれば彼にも分かるほどに優劣がつき始めていた。
「はああっ!」
「ブベファっ! ……グ、クソが」
 セントガルゴモンの渾身のストレートを受けて大きく吹っ飛ぶベルフェモン。翼を上手く使って空中で立て直そうとするも完全には出来ずに初めて膝を着く。黒い身体には青痣が目立ちはじめ、動きも序盤のキレが目に見えて失われていた。
 一方のセントガルゴモンは黒く焦げた部分や多少の凹みはあったものの、致命的な負傷は一切負っていない。ラピッドモンの頃の機動力を捨てた分、その装甲は厚くて重く、それ自体が武器になる。その威力は緩慢になり過ぎた速さを補って余りあるものだった。
 機動力を封じられたのなら別の武器で戦えばいい。置き土産が持つ本来の力を正しく使うだけではそれは叶わなかった。だから、わざわざこんな回りくどい進化をさせたのだ。結果が出なければ今度こそ二人まとめてお陀仏だと内心ひやひやしていたが、どうやら目論見は上手くいったらしい。
「クソッ。やっと歯ごたえ出てきたと思ったら、無駄に硬くて重いとか……本当めんどうくさいなぁ」
「そっちの要望に応える方が百倍めんどうくさいっての~」
 今まで負ったダメージが完全に無くなった訳ではない。だが、セントガルゴモンには、以前は無かった状況の優位さゆえの余裕がある。仕掛けるのなら正面から捻じ伏せてやろうという気概が感じられるくらいに。
「言ってくれるねぇ。なら、もう応えなくていいよ。――ここで全部終わらせるからさぁ!!」
 ベルフェモンの両手に緑の種火が灯る。それは瞬く間に手全体を覆う炎となって、文字通り最大の火力を持った武器となる。その出力は衰弱した標的を狩ろうとしたときの比ではない。
 紛れもない本気。セントガルゴモンの態度が癇に触ったのか、それともこのまま力比べを続けてもじり貧になるだけだと判断したのか。ベルフェモンの真意は分からない。だが、この一手で勝負を決めようとしていることは明らかだった。
「はあアアッ――」
 ベルフェモンが両翼を羽ばたかせて一気に距離を詰める。妖しい炎を纏った爪を構えて前進する姿は鎌を構えた死神のようだ。
「ジャイアントミサイル」
 ほぼ同時にセントガルゴモンの両肩から飛び出す巨大な二つのミサイル。そんなオカルトは科学技術の粋で物理的に潰してくれると、天使のような悪魔の笑顔を正面に浮かべて走る。
「邪魔だぁッ」
 その癪に触る笑顔ごと、ベルフェモンはミサイルを両手の爪で引き裂く。無残に顔を潰されたミサイルは、避けようともしなかったベルフェモンの目の前で爆発し、彼の姿を煙の中に隠す。だが、それはベルフェモンがこの爆発で後方に吹っ飛ばされなかった証。彼は怯まずそのまま前に進んでいるということだ。その結果として、二秒後に彼は煙を突き破ることに成功。その先の、標的の居る座標へと未だ燃える緑の炎を振るう。
「ギフトオブダークネ……ス?」
 しかし、それが標的に届くことはなかった。そもそもそこに居るはずの標的が目の前にはもう居なかったのだ。
「異能弾、アンキロモン」
 ちなみにその座標には一也も銃口を向けていた。尤も、その角度での銃の役割は既に果たされており、一也の視線はベルフェモンの頭上を向いているのだが。
「あァ――」
 一也につられてか、直感的に標的の位置を理解してか、ベルフェモンも顔を上げて自分の頭上を確認する。
 その時には既に、探していた標的が目前に迫ってきていた。
「メガトンプレス改」
「ぷギュ」
 セントガルゴモンの巨体がベルフェモンに落ちる。単純な重量の暴力が彼の身体を押し潰し、背中から地面に叩きつけさせた。衝撃で石畳に大きな亀裂が入り、瓦礫が四方八方に散らばる。
 決着は着いた。ベルフェモンを踏みつけるセントガルゴモン。敗者には起き上がる気力も意識も無く、勝者はやり過ぎたとでも言いたげに一也に苦笑いを向けるくらいに余裕はあった。
「死にはしてないようだから、そんな顔しなくていい。紛れもなく俺達の勝ちなんだから」
 頭を打って目を回しているのをひどくしたような状態だろう。駆け寄ってそう言った一也自身、半分は自分に言い聞かせているようなものだった。多少なりとも知り合いなのだから、これで死なれては寝覚めが悪い。だから、まずはその前提条件として、自分達にできる救済措置を与えておこう。
「浄化弾」
 セントガルゴモンが離れた後、ベルフェモンに撃ちこむ浄化の弾。その効果は一也の望み通りの結果を齎し、巨大な魔物はテリアモンと同じくらいの背丈のコアラに似た生物――ファスコモンに退化した。意識はまだ戻らなさそうだが、目覚めた頃には彼自身の意思で行動することが可能になっているだろう。
「さて、こいつに聞きたいことはあるけど……のんびり待ってはいられないな」
「他の面々も気になるからね~」
 ファスコモンには悪いが、このままじっとしているわけにもいかない。セントガルゴモンも疲労が無くなってはいないが、精神的にはむしろ今の方が調子がいい。仕掛けた相手が沈黙したことで、彼の足を奪っていた呪詛も効果を失っている。一戦終えた後と考えるとまだマシな状態だろう。
 休息を入れるにしても最低限だ。今は休んで体力の回復に務めるよりも、他の面々や先の状況をいち早く知りたかった。
 決戦の場への扉はいつのまにか用意されている。前方二十メートルに浮かぶそれを潜れば、ルーチェモンと彼の前に立つ仲間の姿が見れるだろう。息を整えるようにゆっくりと歩き、決戦の場に挑む士気をさらに高めるように努める。
「ん?」
 一也がふと顔を上げたのは、空が一瞬光ったように感じたから。だが、見上げた空は来た時とほとんど変わらずに暗い。ある一点だけを除いては。
「――なんッ?」
 黒い光という一見矛盾したものがそこにはあった。それはただ存在するだけではなく、細長い槍のようなかたちを維持しながらこちらに向かって進んできている。
「強化弾、カイザーレオモン。――シュバルツ・ドンナー」
 とっさに黒い気弾を撃ち放って相殺を狙うも完全には勢いを殺せない。しかし、軌道を逸らすこと自体には成功し、セントガルゴモンの右足を掠める程度に留められた。
「誰だ!?」
 不意打ちを仕掛ける相手が素直に出てくるとは思えないと一也自身も分かっているが、叫ばなくては気が済まなかった。わざわざ管理者の仕組んだルールに則って勝って見せたのに、もしもこれでやられていたとなれば悔やむに悔やまれない。せめて顔を見なければ気が済まなかった。最悪、ベルフェモンに使わずに済んだセントガルゴモンの大技で炙り出しても良いとすら考えている。
 しかし、そこまでする必要はなかった。襲撃者がおとなしく瓦礫の陰から姿を見せたからだ。
「……おい、何のつもりだ?」
 襲撃者は自分達と同じデジモンと人間の二人組だった。
 デジモンは全長三メートルほどの異形の天使。天使というにはその身体は人というよりは獣に近く、暗い紫に染まった身体は天使というよりも道化と言った方が適しているように見える。――かつてセントガルゴモンとともに行動していた頃とはまったく別の姿と言っていいだろう。
 人間は一也と同じくらいの背丈の少女。髪と目の色も同じ金色のため、髪の長さと服を合わせれば判別できないかもしれないと思わせる程に彼とよく似た姿形をしていた。――尤も、目元に注意すればその奥の意思の違いですぐに分かるだろうが。
「質問には答えろよ」
 言葉としての返答は無い。その代わりに少女は片手を振るってこちらに何かを投げつけてきた。確認する前にその雑な扱いに一也が苛立ちを覚えたのは、それが何なのか薄々感づいていたからかもしれない。
 足元に転がってきたのは一也が持つものと同型の、二つの銃だった。片方のグリップの色は紫。――そして、もう片方のグリップの色は黄緑。
「おい……先輩に何しやがったぁッ!!!」
 一也が自分の片割れにありったけの殺意を乗せて吼える。相対する少女――三条三葉は虚ろな目でただこちらを見返していた。




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 第三戦は真治&セントガルゴモン VS ベルフェモンでした。本文でも書いていましたが、イメージはゴ〇ラみたいな怪獣映画です。セントガルゴモンのことも考慮すると、ロボットアニメに近いものにもなりますが。……そういえば、近々土曜プレミアムでパシフィック・リムやるみたいですね。忘れないうちに録画しとこう。


 前二回で勝利直後を狙って闇討ちしていた犯人。その答えは三葉のタッグでした。
彼女に何が起きているのか、それは次回の双子同士の対決のときに明らかになる……はずです。