メンバーのお名前や雰囲気をお借りしたお話となっています。
最初のお話はこちら
「煌壬の炎」の続編となっておりますので、よろしければこちらからどうぞ。
*・゜゜・*:.。..。.:*・゜・*:.。. .。.:*・゜゜・**・゜゜・*:.。..。.:*:
「サウリ!」
「リオウ様・・逃げ・うっ・・」
サウリの脇をすり抜けたサトシが、帝に刀を突きつける。
「ひっ!
あ・・ああ・・うぅっ・・。」
ずるずるとしゃがみ込んだ帝が嗚咽を漏らす。
「お前も・・余を裏切るのか。」
「・・・。」
「なぜじゃ。 なぜ余ではだめなのじゃ。
みな余の傍からいなくなってしまう。
母上も、父上も、お前も・・・。
誰も余のことを愛してはくれぬ。
なぜじゃ。 なぜ・・・。」
震える手で顔を覆う。
チャッ!
「言いたいことはそれだけか?」
冷たい口調で言い放つと刀を構えなおす。
「お待ち・・ください。」
その足元にサウリが必死に取りすがる。
「どうか・・お許しいただきたい。
まだ子供なのです。
欲しい物は・・なんでも手に・・入る。
誰もが意のままになる。
そして逆らうものは・・あの力でねじ伏せてきた。
誰も正しく導けるものはいないのです。」
「だからといって人の心を弄んでいいのか?」
サウリの顔が苦しそうにゆがむ。
「どうか・・どうか・・・お命だけは・・・
私の命でよければ・・・差し上げます。」
「サウリ?」
帝が驚いたようにサウリを見る。
「リオウ様だけは・・どうか・・・ごふっ!」
言葉が続かず、ずるずると崩れ落ちる。
「・・・。」
自分と同じだ。
主のためなら命を懸けられる。
そして自分が守るべき主は・・・。
「サトシ。」
ショウの呼びかけにサトシがやっと振り返る。
カズはショウを支えて縁側で、マサキとジュンはサトシのすぐ後ろで
サトシの行動によっては瞬時に動こうと身構えている。
これ以上仲間を傷つけるわけにはいかない。
「ふ~・・・。」
サトシが大きく息を吐くと刀を納める。
「あなたにはこうして身を挺して守ろうとしてくれる人がいるではありませんか。
あのような術を使わずとも、心からあなたに仕えたいと思ってくれる人が。」
「あ・・ああ・・サウリ・・・サウリ!」
帝がサウリの元へと駆け寄る。
「しっかりしろ!
余を置いていくなぞ許さぬぞ!」
「リオウ・・さ・ま・・・。」
必死に抱きかかえる帝を見上げるとふっと口元が緩む。
「サウリ!」
かき抱く帝の手に自らの手を重ねる。
「だい・じょう・」
だが次の瞬間、がくっと頭を垂れる。
「サウリ!
・・・だめじゃ。サウリ! 目を開けよ。
サウリ!」
サウリの肩を揺すりながら必死に呼びかける。
「サウリ殿を奥に。」
いつの間にか広間に上がってきていたカズが
呆然と立ち尽くす親衛隊に指示を飛ばす。
「えっ?」
「急いでっ!」
「はい!」
親衛隊がわらわらとサウリの周りに集まる。
「あ~、なにも全員でやることはないでしょ。
運ぶのは二、三人で。
他の人はすぐにお湯を沸かしてください。
たらいに五杯分は必要です。
それから清潔な布を大量に用意してください。
あと、誰か御典医を呼んできてください。」
「あ・・・。」
「早く!」
カズに一喝されてバタバタとそれぞれの目的の場所へ走っていく。
≪つづく≫
*・゜゜・*:.。..。.:*・゜・*:.。. .。.:*・゜゜・**・゜゜・*:.。..。.:*:
とうとう「俳優界の所ジョージさん」になったニノさん。
「セリフを全部自分のものにする。ほんとにすごい。」褒めまくられて
いつものどや顔。「これでいきますか1時間」(笑)。
チャチャいれる風磨君もいないしね(笑)。
そして来週はジャにののメンバーなんですね。楽しみ~。
その「ジャにのちゃんねる」、中丸君外車を買うの巻。
会社の近くにランボルギーニのディーラーがあるんだけど、来てくれないかな。
短パンのニノさんに「こんな格好で見に来る人いない」って言ってるけど、
ランボルギーニのお店には短パンでサングラスの若い人とか結構来てます。
IT関係なのかな。 普通の人じゃ買えないよね~。
ということで、身の丈に合った買い物の話を(笑)。
今日はコストコでドリンクメイト(炭酸メーカー)を買ってきました。
前から欲しかったんですよね。 ハイボールを結構飲むので。
想定より格安で販売されててびっくり。さすがコストコ。
ご興味のある方は以下よりどうぞ。