メンバーのお名前や雰囲気をお借りしたお話です。
最初のお話はこちら ⇒ 「夢見の部屋①」
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「ほんとに智くん?
すごい! 会いたいって思ってたらほんとに会えた。」
「うん。僕も、僕も会いたかっ・・・。」
「わっ、どうしたの? なんで泣いてるの?」
すごく心細かったから、なんか安心して涙が出てきちゃった。
「ううん。なんでもない。」
「ほんとに? 大丈夫?」
翔くんが心配そうに僕を覗き込んでくる。
相変わらず大きな瞳。
ふふっ、落っこちちゃいそう。
「智くん?」
今度は笑い出しちゃった僕を、余計心配そうに見てる。
「ごめん。ほんとに大丈夫。」
「そう? ならいいけど。」
「翔くん、どうしてここに?」
「ああ。ほら、みんな家に帰っていいってことになったでしょ?
で、俺は叔母さんの家に連れて行かれたんだけど、
なんか居心地悪くてさ。
やっぱみんな俺のこと気持ち悪いみたいで・・・。」
「えっ? 翔くんも気持ち悪いって言われるの?」
僕と一緒?
「うん。 人と違うってやっぱりいやがられるよね。
智くんは何の能力があるの?」
「能力?」
「特別待遇だったからすごい能力なんだろうなぁ。
あ、俺はテレポーテーションなんだけどね。」
「テレポー・?」
「えっと、瞬間移動ってやつ?
っていってもたいしたことないんだ。せいぜい10キロくらいかな?
だからここに来るのも大変だったよ。
何度も飛ばなくちゃならなくて。」
「飛ぶ?」
さっきから聞き返してばかり。
翔くんの言ってることがよくわからない。
「智くんは何?」
「僕? 僕は・・夢を見るだけ。」
「夢?」
「うん。夢に見たことを先生に教えるの。」
「それって・・何のために?」
「あのね、その夢がいつか現実に起こるんだよ。」
「えぇっ!? それってすごいじゃない。」
翔くんが大きな瞳をまん丸にして驚く。
「すごい・・のかな。」
「すごいよ。だって予知ができるってことでしょ?」
「うん。」
翔くんが急に黙り込む
やっぱり、僕のこと気持ち悪いって思ったのかな。
翔くんにまで嫌われたら、すごく悲しい・・・。
なんだかまた涙が出そうになる。
「あの・・・翔くん?」
おそるおそる声をかける。
「俺達が家に帰されたのはどうしてだと思う?」
「えっ? ・・・わかんない。」
僕は病気が治ったからだと思ってたけど、
みんないなくなったのには他の理由があるのかな。
「ひょっとして・・・。」
翔くんが唇に指を当ててじーっと僕を見る。
「な、なに?」
「智くん、最近、夢を見なくなったとか。」
「えっ?」
どうしてわかったんだろう。
「そうなんだね?」
「・・・うん。」
それを聞くと翔くんは難しい顔をして俯いてしまった。
≪つづく≫
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さて、そろそろ落ちが分かった方もいらっしゃるかな?
Youtubeが神! 一人で寝ている大野さんを愛おしそうに見ながら食事をする4人と、後から起きて
他の4人を起こさないように携帯の灯りで一人食事をする大野さん。もうもう・・・。
メンバーを撮ったり、シャンパンを片手に自撮りしたり、寝ている大野さんと一緒に撮ったり、
ほんとに和やか。まさに、ザ・嵐って感じでしたよね~。
そして、マッスル部に入部のニノさんに、まさかのスィーツ部に入部の潤くん?(笑)
大阪定番のタコ焼きも楽しそうだった。
インスタの早送り翔さんに爆笑。しかもだんだん脱いでる(笑)。
大野さんの自撮りが怖い。そうか、ああいう風に目を見開けばいいんだ。
自撮り、下手です。っていうか全然やらない(笑)。