メンバーのお名前や雰囲気をお借りしたお話です。
大野さんハピバ企画の短編です。
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僕はいつからここにいるのだろう。
もう思い出せないくらい前。
僕がまだ5つか6つの頃。
そして今、僕は12歳。
次の誕生日がきたら13歳になる。
普通だったら中学生のはずだけど、学校には行ってない。
家族とも離れて山の中にある特別な施設で暮らしている。
広い敷地内にはいくつか建物があるみたいだけど、
全体がどうなっているのかは知らない。
僕の部屋は平屋建ての小さな建物の一番奥まった場所にある。
白い床に白い壁、窓はあるけど少ししか開かないようになっていて、
そこから見えるのは芝生の庭と木々に囲まれたドーム型の温室だけ。
なんとかっていう免疫が弱いから、外には出られないんだと教えられた。
だから僕はここに来てから外に出たことはない。
この建物の中だけが僕の世界。
ここでの僕の生活は毎日ほぼ同じ。
朝起きて、朝ご飯を食べて2時間勉強、
お昼を食べたら3時間勉強。
国語や数学、歴史、地理、物理、AIとかの最先端の科学技術も、
それぞれ専門の先生が教えてくれる。
外国語もいくつか教わった。
英語、スペイン語、フランス語、ロシア語、ドイツ語、中国語、韓国語。
正直、勉強は好きじゃない。
だいたい三角関数なんてなんの役に立つんだろう。
足し算や引き算だけで十分なのに。
ううん。それも必要ないかも。
だってここに来てからはお金を使ったこともないんだから。
地理だって、どんなに世界の国を覚えても僕には行くことはできない。
ずっとこの施設の中だけ・・・。
午後の勉強が終わると自由時間。
この建物の中なら自由に歩き回ってもいい。
といっても、運動もできる多目的ルームとセミナールーム、食堂、
先生たちの控室、あとはお客さんを迎えるための応接間があるだけだから、
そんなに広くはない。
僕は大抵、多目的ルームで絵を描いたり粘土細工をしたりして過ごす。
一日のうちで一番好きな時間。
時々、外から子供の声が聞こえてくることがあるけど、
実際に見たことはない。
他の棟にいるのかな。
先生たちはよくしてくれるけど、やっぱり友達と遊べないのは寂しい。
それ以外には、週に2、3回、文章を読まされたり
写真や映像を見せられたりする。
時には知らない人と会うことも。
そして、その夜夢に見たことを先生に伝える。
ただそれだけ。
それだけのために僕はここにいる。
毎日勉強するのは、見た夢を理解するため。
外国語もそう。夢の中の人が外国人だと言ってることがわからないから。
テレビや映画を見ることは禁止されてる。
いろんなことを見たり聞いたりしてしまうと、いろんな夢を見てしまう。
それじゃだめなんだって言われた。
先生はみんなとても優しい。
わからない所は何度も繰り返し教えてくれて、絶対に怒ったりしない。
僕がいやだって言ったら無理強いはしないし、
遊びたいって言ったら一緒に遊んでくれる。
でも、パパやママに会いたいって言っても、
病気だからだめなんだよって、会わせてはくれない。
もうパパやママのことを夢に見ることもなくなってしまった。
それどころか顔もだんだんぼんやりしてきて、
一緒にご飯を食べたこととか、連れて行ってもらった遊園地のこととかも
うっすらとしか覚えていない。
すごく楽しかったはずなのに・・・。
≪つづく≫
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ちょっと早めですが、先日お知らせした大野さんハピバ企画の短編をスタートさせます。
不定期更新で26日完結を目指したいと思いますので、よろくお願いします。
一昨日はほんとに大変でしたね~。もう情報が溢れちゃって消化しきれない。
でも、これだけ嵐さんが色々と考えてくれてるんだから、しっかりついていかないとね。
MV観ました? ノリのいいポップな曲ですね。
パスポートの期限がINFINITY だったり、それぞれのスーツケースの中身がいかにもだったり
すごく凝ってる。クマのマスコットみたいなのだけは色違いで共通なんですね。
飛行機の座席でおどけた大野さんに、「おわっ!」って感じの翔さん(笑)。
潤くんにもたれて寝ているニノさんもいい。(*´艸`*)
それにしてもチャットがすごかった。どんどん流れていくから全然追いつかなくて。
そこにメンバーが入ってくるもだから、みんな大興奮。
ニノさんが、「皆!落ち着くんだ!」とか,、「皆、まずは俺の話を聞くんだ」って言ったけど
それに応答する人がたくさんいるから、余計にすごい事になっちゃう(笑)。
相葉さんの「ど~もディスコスターです」に、「ディスコスターキタァァァァァ」って返すニノさんとか、
メンバー同士でのやり取りも見れて面白かった。
途中メモったりしてたけど随分見逃しちゃった。もう動体視力の検査かと思いましたよ(笑)。