相葉さんお誕生日企画の短編です。
現在連載中の「阿吽」の番外編となります。 なので、にのあいです。
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~雅紀語り
「ふぁぁ~・・・」
大きく伸びをする。
しばらく眠っていたようだ。
今、季節はいつ頃だろうか。
葉を揺らす風が優しい。
そっか。 春か・・・。
俺の一番好きな季節。
いや、どの木にとってもおそらく一番心騒ぐ季節だ。
長く厳しい冬を越し、暖かな太陽の元で新たな葉を芽吹かせる。
ん? なんだろう。
何か違和感を感じて覗き込む。
子供?
洞に小学生くらいの男の子が入り込んでいる。
ここに入れるってことは少しは力があるんだな。
白い頬に涙の痕。
泣いてたのかな。
「ねぇ、もう日が暮れるよ。」
「・・・ん?」
目を擦りながら起き上がる。
「あっ! ごめんなさい。」
「別にいいけど・・・、もうすぐ暗くなるよ?
帰らなくていいの?」
「えっ?
すみません。 帰ります。」
男の子は慌てた様子で洞から出て来た。
「ほんとにすみませんでした。」
薄茶色の瞳が夕暮れの空を映す。
ふ~ん、きれい・・・。
光に透けてガラス玉みたい。
その瞳、欲しいな・・・。
それからその子は度々俺の元を訪れるようになった。
いつも暗い顔をしてやってきて、洞に入るとほっとしたように緊張を解いて、
本を読んだりゲームをしたり、時には眠ってしまったり。
ここは俺の気で守られてるから、心地いいのかもしれない。
「また泣いてるの?」
「泣いてない・・ぐすっ・・。」
うそばっかり・・・。
涙を指で拭ってやる。
相変わらず一点の曇りもないきれいな瞳。
「いじめられた?」
「・・・。」
「俺がやっつけてあげようか。」
「やっつける?」
「うん。 君の式になってあげてもいいよ。」
「えっ?」
「くふふっ、気付かなかった?」
「・・・。」
少し寂しそうに視線を落とす。
「やっぱり・・そうなんだね・・・。」
「人だと思ってた?」
「・・・。」
そっか・・・。
ごめんね。人じゃなくて。
「ううん、いいの。
僕、まーくんが好きだよ。妖でも人でも。」
まっすぐな眼差しが伝えてくるのは純粋な好意と信頼。
「そう・・・。」
忘れていた感覚が蘇る。
久しぶりに人と関わってみるのもいいかもしれない。
「でも今は大丈夫。
このくらい自分で何とかするから。」
ふふっ、つっぱっちゃって・・・。
「でもいつか・・・、僕がもっと強くなったら、
その時は式になってくれる?」
決意を秘めた瞳が力強く輝く。
そっか・・・。
君の感情を映すからきれいなんだね。
じゃあ、瞳だけもらっても意味ないか。
だったら別のものをもらおうかな。
もっといいものを・・・。
「いいよ。楽しみに待ってるね。」
待つのは嫌いじゃない。
俺達には時間はたっぷりあるからね。
≪つづく≫
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次、動画を挟むつもりですが、明日は間に合いそうにありません。24日には何とか。
「Mステ」よかったですね~。
冒頭のジャニーズWESTと並んでる時、ずりずりと後ろへ下がっていく翔さん。どうした?(笑)
「君のうた」の時の衣装が上下をシェアしてて楽しい。 でも潤くんのジャケットの下はどれ?
相葉さんのソロパートで他の4人が集まっていく時、なんだかすごく楽しそう。
潤くんのいたずらっ子みたいな表情(笑)。
歌い終わって一人で深々とお辞儀をする大野さん。それを見た翔さんはにやり。潤くんは「え?」って感じで大野さん見て、相葉さんとニノさんは遅れてペコリ。お辞儀はしないことにしてたのかな。
後半の衣装はピンクと黒のコントラストがすごく素敵。
潤くんが話してる時、ニノさんが何か言って相葉さんが横にかがむところ、いいよね~。(*´艸`*)
で、潤くんと翔さんが同じドイツって・・・。一緒に行ったんじゃないの?ってみんな思ったはず(笑)。
歌の始まる前に額に手を当ててカメラを追ってたのに、ラストで相葉さんを見つけちゃう翔さん。
~♪約束の場所への所で潤くんに近づきすぎたのか、一瞬振り返る翔さんと目を合わせる潤くん。
と思ったらその後も翔さんの方を見て楽しそうに腕をくるくる。
相葉さんが砂をとる所、ちゃんと映しててグッド。あれは途中でカメラを切り替えちゃだめだよね。
ラストで翔さんが相葉さんの方を見て歩いて行ってるのに相葉さん気づかず。残念。
モデルズの肩組み(*´艸`*)。 そしてこちらも歩きながら翔さんを紹介するように手を動かす大野さん。「振り向いてくれない手厳しい君」は翔さんって意味?(*´艸`*)
横並びになってから大野さんを楽しそうに見つめる翔さん。何かと思ったら大野さんのキメ顔(笑)。
ラストでお辞儀する時も腕がぶつかったのか笑ってましたね。
ほんとに5人とも終始楽しそうで、萌えどころ満載でよかった。
今日は毎年恒例の友人宅でのクリパでした。
例によってコスプレさせられてご機嫌斜めの猫ちゃん。フンギャーって怒られてた(笑)。