シーマス915c 46 | ~ 嵐気に包まれて ~

~ 嵐気に包まれて ~

嵐さんのメンバーのお名前や雰囲気をお借りした読み物です。
腐的描写や暴力的シーンがあります。
気を付けてご訪問ください。
山、大宮、櫻葉、モデルズ、にのあい等、様々なCPのお話がありますので
お気に入りのCPでお楽しみください。

メンバーのお名前や雰囲気をお借りしたお話となっております。
BL的描写が含まれている場面があります。

苦手な方は入らないでください。
 

最初のお話はこちら ⇒ 「シーマス915c 1」

前回のお話はこちら ⇒ 「シーマス915c 45」


★─☆。o゚。★─☆。o゚。

 

 

「ん・・・。」

 

目を開ける前にサトシを探す。

が、握っていた手はない。

 

眠ったと思って行ってしまったのか。

 

「ふ~・・・。」

 

身体はだるいが眠る前よりはすっきりしている気がする。

薬が少しは効いたのだろうか。

 

 

今、何時だろう。

起こされてないということはまだ1時前のはずだ。

 

ランチは何にしよう。

あのハンバーグ、おいしかったからあれにするか。

それともディナーにとっておこうか。

 
 

 

「えっ?」

 

目を開けて見慣れぬ天井に驚く。

部屋は広く、淡いオレンジの光で満たされている。

 

左脇には大きな機械があり、管のような物が自分の方に延びている。

 
 

 

「気が付いたか?」

 

 

声のする方に頭を転がすと、ジュンが心配そうに覗き込んでいた。

 

 

「気分はどうだ?」

 

「うん。 ・・・悪くないよ。」

 

言いながら今一度辺りを見回す。

 

見たことのない部屋だ。

アーク3号にこんな場所があったのか。

 
 

 

「ここは?」

 

「・・・。」

 

「どこ?」

 

 
 

ジュンが目を伏せる。

 

 

どくん。

 

心臓が大きく跳ねる。

 

 

「ジュン!」

 
 
 
 

「ケプラー452bだ。」

 
「えっ!?」
 

思わず勢いよく起き上がってしまい、くらっと視界がゆがむ。

 

「うっ・・・。」

 

「まだ起き上がっちゃだめだ。」

 

背中を支えられ、ベッドへと押し戻される。

 

身体に取り付けられていた何本もの管がぶつかり合い、

手首に装着されたリングが赤く点滅し始める。

 
 

 

「どういうこと? なんで・」

 

ジュンの腕を力いっぱい掴む。

 

ビーッ! ビーッ! 

 

鋭い電子音が鳴り響く。

 

 

「カズ。 落ち着くんだ。」

 

「やだよ。 なんでだよっ!」

 

「カズ。」

 

「離せっ! 離せよっ!」

 

いくら暴れてもしっかりと抑え込まれて動けない。

 
 

 

 

「サトシ! サトシは!? 

一緒にいてくれるって言ったんだ!」

 

「・・・。」

 

「どこ? どこにいるの?」

 
「・・・。」
 

「マサキは? ショウは? みんなはどこっ!」

 

「カズ・・・。」

 

「ジュンっ!」

 

ジュンの腕に爪を食い込ませる。

 
 
 
 

 

「彼らはシーマス915cに残った。」

 

「えっ?」

 

「あの惑星に降りたんだ。」

 
 

 

「うそ・・・。」

 

 

どうしようもなく手が震える。

 

 

 

「・・・うそ・・だ。 オレを残して? 3人で?

 うそだっ!!」

 

「・・・。」

 

 

「・・・オレも行く。 オレをあそこに戻してよ!」

 

「カズ。」

 

 

「ねぇ!! 今すぐ!!!」

 
 

 

「あまり興奮するな。

 今、冬眠障害の治療中だ。」

 

「ち・りょう・・?」

 

「ああ、治るんだよ。 助かったんだ。

 まだこの先何十年も生きられる。」

 
 

 

「何・・十年も? サトシがいないのに? 

そんなの・・意味ない・・・。」

 

涙が溢れてくる。

 

 

 

「意味・・ないよ・・・。」

 

 

「カズ・・・。」

 

 

 

 

 

「約束・・したんだ。 

オレの命が尽きるまで・・一緒にって・・

一緒に・・いてくれるって・・うぅっ・・くっ・・・。」

 

「・・・。」

 
 

 

涙で何も見えない。

 

なにも・・見えないよ・・・。

 

 

 

サトシ・・・。

≪つづく≫

 

★─☆。o゚。★─☆。o゚。

 

ちょっと場面が変わるので、短めですが切っていきます。

 

「VS」、コンサート終わった直後にエアロバイク漕ぐってすごくないですか?

それで乳酸が流れるの? もっと溜まりそうな気がする。しかもバンビズっていうのがちょっと意外(笑)。

クイズでハズしまくりの翔さんの顔(笑)。 「百獣の王だぜ?」に反応薄のメンバー。

ボンバーストライカー、惜しかった~! 相葉さん、一回はうまくいったのにね。

 

ニノさん、相変わらずお酒飲むと色っぽくなりますよね。そして悪い顔もいい。

鶴瓶さんへの伝言に「タァッ!」(爆)。 

ほんとに年上の人に可愛がられてるな~って感じがしました。距離感が独特ですよね。

途中、髪が乱れたままで話し続けてて。 整えてあげて~。

インスタの翔くん、初めて見たけどほんと可愛い。ハーフなんですね。 「どの翔?」「この翔」(笑)

なんか翔さんのシャツとニノさんのジャケットの色が同系色で、おしゃれな感じ。

 

nonnoのお山、見ました? じゃんけんだけなのにあの作り込み方はすごい。

2人とも超絶カッコよかった。 前にあったSFちっくなバトルを思い出しちゃいました。