メンバーのお名前や雰囲気をお借りしたお話となっております。
BL的描写が含まれている場面があります。
苦手な方は入らないでください。
最初のお話はこちら ⇒ 「シーマス915c 1」
前回のお話はこちら ⇒ 「シーマス915c 45」
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「ん・・・。」
目を開ける前にサトシを探す。
が、握っていた手はない。
眠ったと思って行ってしまったのか。
「ふ~・・・。」
身体はだるいが眠る前よりはすっきりしている気がする。
薬が少しは効いたのだろうか。
今、何時だろう。
起こされてないということはまだ1時前のはずだ。
ランチは何にしよう。
あのハンバーグ、おいしかったからあれにするか。
それともディナーにとっておこうか。
「えっ?」
目を開けて見慣れぬ天井に驚く。
部屋は広く、淡いオレンジの光で満たされている。
左脇には大きな機械があり、管のような物が自分の方に延びている。
「気が付いたか?」
声のする方に頭を転がすと、ジュンが心配そうに覗き込んでいた。
「気分はどうだ?」
「うん。 ・・・悪くないよ。」
言いながら今一度辺りを見回す。
見たことのない部屋だ。
アーク3号にこんな場所があったのか。
「ここは?」
「・・・。」
「どこ?」
ジュンが目を伏せる。
どくん。
心臓が大きく跳ねる。
「ジュン!」
「ケプラー452bだ。」
思わず勢いよく起き上がってしまい、くらっと視界がゆがむ。
「うっ・・・。」
「まだ起き上がっちゃだめだ。」
背中を支えられ、ベッドへと押し戻される。
身体に取り付けられていた何本もの管がぶつかり合い、
手首に装着されたリングが赤く点滅し始める。
「どういうこと? なんで・」
ジュンの腕を力いっぱい掴む。
ビーッ! ビーッ!
鋭い電子音が鳴り響く。
「カズ。 落ち着くんだ。」
「やだよ。 なんでだよっ!」
「カズ。」
「離せっ! 離せよっ!」
いくら暴れてもしっかりと抑え込まれて動けない。
「サトシ! サトシは!?
一緒にいてくれるって言ったんだ!」
「・・・。」
「どこ? どこにいるの?」
「マサキは? ショウは? みんなはどこっ!」
「カズ・・・。」
「ジュンっ!」
ジュンの腕に爪を食い込ませる。
「彼らはシーマス915cに残った。」
「えっ?」
「あの惑星に降りたんだ。」
「うそ・・・。」
どうしようもなく手が震える。
「・・・うそ・・だ。 オレを残して? 3人で?
うそだっ!!」
「・・・。」
「・・・オレも行く。 オレをあそこに戻してよ!」
「カズ。」
「ねぇ!! 今すぐ!!!」
「あまり興奮するな。
今、冬眠障害の治療中だ。」
「ち・りょう・・?」
「ああ、治るんだよ。 助かったんだ。
まだこの先何十年も生きられる。」
「何・・十年も? サトシがいないのに?
そんなの・・意味ない・・・。」
涙が溢れてくる。
「意味・・ないよ・・・。」
「カズ・・・。」
「約束・・したんだ。
オレの命が尽きるまで・・一緒にって・・
一緒に・・いてくれるって・・うぅっ・・くっ・・・。」
「・・・。」
涙で何も見えない。
なにも・・見えないよ・・・。
サトシ・・・。
≪つづく≫
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ちょっと場面が変わるので、短めですが切っていきます。
「VS」、コンサート終わった直後にエアロバイク漕ぐってすごくないですか?
それで乳酸が流れるの? もっと溜まりそうな気がする。しかもバンビズっていうのがちょっと意外(笑)。
クイズでハズしまくりの翔さんの顔(笑)。 「百獣の王だぜ?」に反応薄のメンバー。
ボンバーストライカー、惜しかった~! 相葉さん、一回はうまくいったのにね。
ニノさん、相変わらずお酒飲むと色っぽくなりますよね。そして悪い顔もいい。
鶴瓶さんへの伝言に「タァッ!」(爆)。
ほんとに年上の人に可愛がられてるな~って感じがしました。距離感が独特ですよね。
途中、髪が乱れたままで話し続けてて。 整えてあげて~。
インスタの翔くん、初めて見たけどほんと可愛い。ハーフなんですね。 「どの翔?」「この翔」(笑)
なんか翔さんのシャツとニノさんのジャケットの色が同系色で、おしゃれな感じ。
nonnoのお山、見ました? じゃんけんだけなのにあの作り込み方はすごい。
2人とも超絶カッコよかった。 前にあったSFちっくなバトルを思い出しちゃいました。