メンバーのお名前や雰囲気をお借りしたお話となっております。
BL的描写が含まれている場面があります。
苦手な方は入らないでください。
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23世紀の終わり、地球は大気汚染と土壌汚染が進み、
もはや人類が住める環境ではなくなった。
ごく一部の富裕層は特別に建設されたドームで生活し、
その他大勢は地下へと追いやられた。
だがそれもやがて限界が近づき、人類は新たな場所へと希望を託した。
プシュー・・・。
整然と並べられたカプセルの一つにライトが点灯し、
透明なカバーがかすかな音と共に開いてゆく。
漏れ出た冷気が、煙のように外壁を伝って床へと流れ落ちる。
「・・・ん?」
カプセルの中に横になっていた男が、ゆっくりと目を開ける。
見慣れぬ天井。 自分のいる場所がわからない。
「すぅ~・・、ごほっ! こほっ!」
息を大きく吸いこんだとたん、むせたようにせき込む。
「はぁ~・・、あ、けほっ。」
自分のものとは思えない掠れた声。
眉をひそめ、ゆっくりと半身を起こす。
「うっ。」
まるで錆びついたかのように関節を動かしづらい。
腕をついて身体を支え、怪訝そうに辺りを見回す。
頭がぼーっとして思考が形を成さない。
『おはようございます。 カズナリ・ニノミヤさま。
ご気分はいかがですか?』
目の前に、ホログラムの女性の上半身が現れる。
「あっ。」
思い出した。
ここは宇宙船アーク3号の船内。
惑星ケプラー452bにあるコロニーへと向かう途中だ。
ケプラー452bは、地球でいうと太陽に当たる恒星ケプラー452の第2惑星で、
直径は地球の約1.6倍、ケプラー452の周りを約385日かけて1周する。
非常に地球に似た環境で、大気と液体状の水を備えている。
大気は地球よりも若干濃いが生存に支障はない。
活火山もあり、今なお活発な地殻変動が続いていて、
高い山脈や海や川も地球と同じような形状で存在している。
人類の移住先としては最適な惑星なのだ。
ただし地球からの距離は遠く、最新鋭の宇宙船でも到達まで約112年もかかる。
普通の航海では宇宙船の中で一生を終えることになってしまうため、
乗客もクルーも人工的な冬眠状態で旅をするのだ。
「ケプラーに着いたのか。」
到着3ヵ月前に目覚めて、身体を順応させることになっていた。
『ゆっくりと立ち上がってください。
少しふらふらすると思いますので、お気をつけて。
冬眠から覚めた直後は皆さんそのような状態になりますので、
ご心配はいりません。
夕食までお部屋でおくつろぎください。お部屋番号はB617です。』
ディスプレイに船内の見取り図が映し出され、部屋の場所が赤く点滅している。
足を床に下すと、それをセンサーが感知して照明の光度が少し上がった。
周りには同じようなカプセルが整然と並んでいる。
しかし、どれもカバーが閉まっており全く動きはない。
予定では一斉に目覚めることになっていたはずだ。
それとも時間差があるのだろうか。
近くのカプセルを2、3個覗き込んでみる。
どの人も寝顔は穏やかで覚醒が始まっている兆候はない。
アーク3号はかなり大きな船で、
2,000人の移住者と105人のクルーが乗船している。
この区画には200人が収容されており、同じような区画が全部で10個ある。
冬眠エリアは船の一番下層である1F部分に。
2F、3F部分がそれぞれの個室のある居住区間で、
4F部分には共用の食堂やラウンジがある。
それ以外にもスポーツジムやシアター、ゲームセンターなども完備しており、
小さな街のような造りになっていた。
乗船前に船内をめぐるガイダンスがあったから、大体の配置は記憶している。
ウィーン。
冬眠エリアを出てシンとした通路を歩く。
自分の歩く速度に合わせてライトが次々と点灯してゆく。
ということは、まだ誰もここを通っていない、
自分より先に目覚めた人はいないということだ。
結局、誰とも会うことなくB617の表示のある部屋にたどり着く。
ドアの脇にある認証システムに手をかざす。
ピピッ。
手のひらにチップが埋め込まれており、
それぞれの権限によって入れる区画が制限されている。
12㎡ほどの小さな部屋。
ベッドとシャワー、デスク、クローゼット、その他必要最低限の物しかない。
ここでケプラー452bに到着するまでの3か月を過ごすことになる。
≪つづく≫
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デザイン変えるのに手間取って遅くなりました。 思った通りの画像が出なくてほんと面倒。
スマホで御覧の方、すみません。 銀河と惑星の画像になってます。
実はまだ準備不足なんですが、あまりお待たせするのも心苦しいので、
例によって見切り発車しちゃいます。 え? 誰も待ってないって?(笑)
何のお話?と思われた方もいらっしゃると思いますが、次回、ちょっとご説明記事を上げますので
それまでしばしお待ちください。
今週はちょっと仕事が立て込んでます。
PONだけいい?
ライブ中に目があう人で相思相愛の磁石。( ´艸`)
そして目が合うんじゃなくて、衣装を間違えるからって潤くんに監視されてる天然(笑)。
『生まれ変わるなら誰?』に「翔ちゃん以外なら誰でもいい」って相葉さんに言われて
翔さん、「おい!やめろよ!」 (笑)。 実は疲れないかと心配してるんですね。
メンバー全員から「時が止まってる」、「何考えてるの?」って言われる大野さん。
「俺も自分になってみたい」(爆)。
『一番オーラのあるメンバーは?』は、潤くんがダントツだと思ってたのでちょっと意外な結果でした。
潤くんでも翔さんの帝王感にはオーラを感じてるんですね。 「イン・ザ・ルーム」好き~!
相葉さんのお兄ちゃんオーラってすごくわかりますよね。 潤くんも「わかるな~」って激しく同意。
そして一人だけ違うテイストで、ニノさんの寝ぐせにオーラを感じる大野さん(笑)。
ほんと、この企画楽しい。 青木アナ、グッジョブです。