ごきげんに年を重ねる秘訣 | とりあえず

最近、近所でも多く見かけるようになってきたスギ薬局。本拠地は、愛知県だそうです。



そんなスギ薬局の副社長を務める杉浦昭子氏が理事長を務める杉浦地域振興財団が、近所で健康増進セミナーを開催するというチラシを見かけ、出かけてきました~♪






出かけた先は、東京大学にできたピカピカの伊藤謝恩ホール@伊藤国際学術研究センター ~☆


セブン&アイ・ホールディングスの名誉会長の伊藤雅俊氏と伸子夫人の寄付により、香山嘉夫東京大学名誉教授の設計で設立されたそうです。



かつてここには夏になるとビアガーデンをやっていた同窓会館があったような。。。今やかすかな記憶ですが…汗!

そして現在は、建物の中に椿山荘のカフェ&レストラン が入っています。






そういえば、先日出かけた厨菓子くろぎ の入ってい建物も、大和ハウスによる寄付でできたダイワユビキタス学術研究館 でした。大学構内の建屋の名称がどんどん長くなっていますね…汗!






こんな一般市民向けの講座でもないとなかなか中を見ることはできないので、それだけでウキウキして出かけてきました~♪






百名限定の計測体験コーナー~☆


午前中、近所に買い物に出かけたら、すでに道案内の方がいらして、このイベントの盛況ぶりが想像されました~!





会場の伊藤謝恩ホールは、地下とは思えないゆったりした空間が広がります~☆


それほどの人数が入るようには見えませんでしたが、なんと、500名弱が入れるそうです!





この日のプログラムは、大きく二つ。ロコモと認知症について。



最初に登壇されたのは、東京大学大学院医学系研究科整形外科学教授の田中栄先生。テーマは「ロコモをご存知ですか?」



整形外科の英語名はOrthopaedics。正しくするという意味のOrthoと、小児を意味するPaedicsからできています。


日本で初めて整形外科ができたのは、約100年前の1906年、ここ東京大学です。東京帝国大学医科大学の田代義徳教授自らが、Orthopaedicsの日本語として、「これを束ね、これを攴(う)ち、これを正しうす=整」ということから整形外科と命名 したそうです。



当時の治療対象は0歳から10歳までが最も多く、子どもの治療が主だったそうです。全体としても30歳までの患者がほとんどで、60歳以上の患者はほとんどいなかったようです。もっとも平均寿命が今とは全然違い、60歳っていったら今の90-100歳?!この統計のとり方、どうなんでしょう…汗!



一番多かった病名が、当時の死因ナンバーワンの脊椎カリエスと関節結核で、どちらも結核菌が原因だとか。今も残る赤レンガ病室で治療が行われていたそうです。



この後、映像を見ながらロコモ=ロコモティブシンドローム (運動器症候群)の予防について、開眼片足立ち が有効との話があったのですが、実は私はうつらうつらとしてしまい、聞き逃してしまいました…汗!



階段の上り下りがいいっていうことは、義母が証明済みです~☆
一階と二階を日々上り下りしているので、身体はいたって健康で、整形外科に行ったのなんて、20年ぐらい前に自転車に乗っていて自動車の接触転倒事故にあった時ぐらい@60歳超!ホント、お見事です~☆



休憩をはさみ、認知症介護研究・研修東京センターセンター長で日本認知症ケア学会理事長の本間昭先生 による「認知症800万人時代:最新の治療そして予防はどうするのか」


先生によると、早期発見、受診、治療、それに何よりも予防が大事だそうです~♪


2012年の調査で462万人といわれる認知症患者ですが、明らかに認知症の症状でも受診していない人も多く、グレイゾーンの人口を加えると、800万人になるそうです・・・汗!


現在、要支援・要介護の三大要因が、骨関節疾患、脳卒中、認知症だそうですが、いずれ近いうちに認知症がトップになるのは間違いなさそうです。


さて、薬による認知症対策ってどうなのだろうかと個人的にはずっと疑問を感じています。義母の場合は、受診が遅すぎたのかもしれませんが、改善された気配はありません。薬をまったく飲まずにいたらどうなるのかは同時観察できませんが、今後の研究に大いに期待しています。



そんな薬の効果ですが、アルツハイマー型認知症の場合、薬以外のケアや環境調整とあわせて3年ぐらいで改善効果が現れるそうです。でも、6週間薬の服用を中断するともとの状態に戻っていくそうです。

ということは、もしかしたらまだ義母も改善の望みがあるかしら・・・涙!



予防としては、発症に関係する要因を減らし(ポピュレーション・アプローチ)、次いで軽度認知症の段階で重点的にリスクを減らすこと(ハイリスク・アプローチ)が考えられるそうです。



認知症予防につながる生活習慣:

食生活習慣: 緑黄色野菜、果物、魚を積極的に摂取する、赤ワイン(ポリフェノール)を飲む。

運動習慣: 週3回以上の有酸素運動をする。

知的行動習慣: 文章を書く、読む、ゲームをする、知的刺激の得られる場所に出かける。

対人活動: 人と付き合い、社会とのつながりを持つ。




リスクアプローチによる予防:

エピソード記憶: 体験したことを数日遅れで思い出して記録する。記憶だけで家計簿をつける。

注意分割機能: 複数のことを同時にする。

計画(思考)力: 段取りを考えて実行する。新しいことに取り組んだり、効率的な買い物や家事の実行を計画して実行する。


認知症については、私もよく利用している認知症ねっと がわかりやすくてお勧めです~♪


こうしてみると、私の問題は運動習慣が足りないことぐらいで(ってこれは大問題・・・汗!)、とてもいい予防習慣ができていそうです~☆


どれもこれもブログのおかげじゃありませんか~☆

実際、数日たってからブログを書こうとすると、けっこう難しいものです。毎回そうなる前に書かなきゃと反省しつつ、がんばって思い出しているのがいいのかもしれません~♪




抽選会があることは知っていましたが、全員にお土産まで用意されていました~☆


それにしても、私の次の番号の方が20名に当たるプレゼントを引き当て、4人後の番号の方が特賞のプレゼントを引き当てていて、とっても惜しい感じ…汗!



ドラッグストアに行くと欲しくなるものばかりの実用的なお土産がうれしいです~☆



それにしても手際のいい運営・進行で、社員の連帯感が感じられました。これからますます店舗が増えていく気がします。。。


また近くでこういうセミナーが開催されますように。。。