ママたちへのメール(15) | とりあえず

すでに私の当たり前の生活に、専門家ママによるママ友へのメールが入りこんでしまっているらしく、連絡がないことに不安を覚え、昨日はやけに落ち込んでいました。ちょうど今朝まとめて転送していただいたので、早速シェアさせていただきます。



15通目● 3月26日6時59分送信

みなさま


本日のラインナップは以下です。

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1. 食べ物への影響は?
2. 元客室乗務員の方からの話
3. テレビで言っていることを信じていい?
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1. 食べ物への影響は?


ご質問者が3号機の状況を懸念なさっての内容だったので、それを踏まえ、焦点をしぼり回答します。


まず、放射性物質の食べ物への影響ですが、それはまず影響を与える放射性物質の
 ①正体=半減期がいくつか、どんな波(α波、β波、・・・)を出すのか等
 ②どれくらいの量か
によって変わってきます。

さらに、影響を受ける食べ物側の特徴、すなわち野菜なのか魚なのか、あるいは卵なのか・・・などにもよります。


そうした中、すでに説明したとり、非常に厳しい基準をもつ暫定規制値を持って、出荷停止等の対応がなされている現状を踏まえると、市場に出ているものについて心配をする必要はありません。
この心配する必要はないは、妊婦さんや乳児、お年寄りも同じです。暫定規制値は、いちばん大きな影響を及ぼすであろう方々について考えて決められており、水の問題でもわかるとおり、同じ対象物に対しても異なる集団には異なった規制が必要な場合には、その旨定められています。安心ください。


また、それでも心配!という方は、ぜひぜひいろいろな食材を使って、バランスよく食事することを心がけてはいかがでしょう。特定のものばかりを食べていると、それがもし放射性物質(あるいはそれ以外)による汚染があった場合、健康影響をもたらずことになりかねませんが、いろいろな食材を用いれていれば、その一部に問題があったとしても、他のものが違うわけですから、摂取した全量から考えれば問題ではなくなります。


日本は、食材の種類も豊富だし、流通も発達しています。
放射線リスクを回避すると共に、栄養バランスもよくなり、つまり健康につながる!自分も安心♪
ぜひぜひオススメです。


市場に出ている東北地方の農産物などが、過剰な反応での買い控え、不買運動などの風評被害に合わないよう願うばかりです。


2. 元客室乗務員の方からの話


11通目で妊娠中の搭乗について触れたところ、元客室乗務員の友人が、ご自身が知っているウワサと意見としてメールをくださいました。


その方のメールによると、数年前に会社の組合などで客室乗務員等の勉強会が立ち上げられたりもしているとのこと。ただ、まだまだ研究途中といった感じのようです。
客室乗務員の方の不妊、流産の話も良く聞きますが、本当に関係があるのかはわからないようです(メールをくださった方は、ママ友なので、お子さんがいらっしゃいます!)
とはいえ、妊娠がわかった時点で乗務停止とされ、なるべくリスクを少なくするようにはなっているそうです。
参考まで。


3. テレビで言っていることを信じていい?


基本的に私はあまりテレビを見る時間がない上に、見てもNHKが中心なので、どこの局のどの番組といわれないと本当の回答はできないのかもしれませんが、私の見る限り、テレビの情報は専門家の意見も合わせて報道されており、信頼できる内容と思います。


ただ、時々、不正確だったり言葉が足りなくて誤解を生みそうな情報もあり、また不安を煽るような報道もあるのが実状に思います。


情報を得るにあたっては
・情報源をできるだけ複数にする
・データ等の「出所」がどこにあるかを確認する
が基本になると思います。


不安を含め、自身にとってインパクトのある情報を得た時は、それが憶測なのか事実なのか。あるいは言っていることを裏を返せばどういうことかを考えると、少し冷静にその内容を分析できるように思います。

もし具体的にテレビでこういっていたけれど、それってどういう意味?など具体的なものがあれば、それも是非ご質問ください。


以上です。

今日は短かったですね。
いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。