頑張ってくださる方々に感謝 | とりあえず

兄の通う学校では、今週から休校が決まり、自宅にいます。電車に乗っての通学なので、こういう時には家にいてくれると安心です。


弟の通う小学校では通常通りの授業が行われています。遠くから通勤されている先生もいらっしゃるので心配していましたが、全ての先生が何とかして出勤してくださっています。本当にありがたいことです。さらに、昨年度の途中から導入された携帯メールによる学校緊急メール配信が活躍していますが、今回の震災による通信手段の遮断を受けて、すぐに学校HPに緊急連絡コーナーを設けてくださっていました。通常以上に多忙な業務の中、このように迅速な対応をしていただけることは本当にありがたい限りです。


また、昨日、給食業者からの申し入れで区内の学校の給食停止が通知されましたが、その後の交渉により、まず今日だけは給食、そしてさらに今週いっぱい臨機応変の対応ということで給食を実施してもらえることになったようです。ありがたいことです。


生産能力、輸送能力、保存能力ともに低下している環境にあり、店舗の商品棚に空きが目立っている中、食材の確保も人材の確保も本当に苦労されていると思います。このところ目立って不足している食材はパン、カップ麺、卵、牛乳でしょうか。さすがに学校給食でも牛乳の確保ができないとのことでしたが。



私事で恐縮ですが、いつも生協の個人宅配を利用しています。その中で登録利用商品というのがあり、登録すると毎回同じ商品が配達されます。その利用商品の一つが牛乳ですが、産地・メーカーの違うものを複数登録購入しています。これは無意識の行動でリスク分散を実行していたのですが、今日はそのうち一つが調達不可で欠品となっていました。今回欠品した商品は生協のメインの商品でもあるので同じものにするならばこれにしていたと思います。もしもそうしていたら、被災地の方々に比べたら本当に申し訳ない限りの充実なのですが、全数が欠品となり牛乳がない不自由があったことでしょうが、リスク分散が効果を発揮して残りの分は配達されていました。(ちょっと趣旨とは違った例だったとは思いますが…)



ご実家やお知り合いの方々が被災地にいらして心配されている方も多いでしょうし、一方関西や九州にいらっしゃる方々が心配してくださるケースも多いでしょう。同じ関東にいたって、心配したりされたりする状況は同じです。多岐にわたる交友関係があればある程、必然的に悲しいことも多くなってきますが、その分喜びも多いはずだと思います。こういう時こそ、つらい体験をしている人たちの反対側にいるラッキーだったともいえる人間が、いろいろな喜びやプラスの気持ちを届けてさし上げられるようにしたいと思います。実際に助けてさし上げられることもあると思います。



また、毎日同じ屋根の下で家族と一緒に暮らせる幸せな環境にあっても、たび重なる災害に心配ごともたくさんあります。今できることの一つ、自分に与えられた仕事は平常心で速やかに処理して、その仕事を待っているだれかに速やかに届ける、そしてその相手の方の心配事が少しでも早くなくなるように、少なくとも心配事を増やすことのないように、しっかり役目を果たすことだと思います。しっかり前進していきたいと思います。