この国では
犬と暮らす方々は
50代が
確かに多いことは分かっている

しかし
それは
その後10〜20年
付き添える責任を持つこととなり

すれば
飼い主もまた70歳を迎える



昨今
ぱふを失った後
ご近所の犬くんたちも
その後を追うように倒れ

その飼い主たちは

僕よりも1回り上の世代の方々

すれば
これで終わりと思うのが常だけれど
現実には
寂しさが優先して
次を探し始めている

しかし
そこには
仕方なくも年齢の壁があり

保護犬の
シニア犬ならまだしも
若い犬からとなると
それは難しく

同居または
近くにお住まいの若い身内の
承諾まで必要になると

すれば
その承諾が得られず
仕方なくも諦めることとなり

それでも
我が健康は
犬たちが居たからと
ジタバタしている姿を見る

では
もしも
万が一の時は
僕がと名乗り出ても


その僕ですら
すでに還暦を越していて
難しいらしい




すると
ぱふの次をと
前向きに考えても
この僕ですら
息子たちの同意が必要となるのか?
なんて
苦笑いしてみるけれど

それが
現実であって
保護団体の方々は
本気で多くを訴えている



チャンスと
トトとを
続けて失った時

次は保護犬かと思ったけれど
いやいや
次こそ
僕の最後の犬だと思い

ならば
子犬からと
ぱふを見つけ出した



丁寧に育て
健康そのものだったから
これはきっと
20歳は楽勝かと思っていたら

突然の不治の病に襲われ
諦められずに
今もまだ
ぱふの影を引きずっている

ご近所の方々は
そろそろですか? と
次の相棒を期待するが

出会うことがあればと
答えながらも

もうきっと
出会うことはないのだろうと
本当は思ってもいる

浅草


それでも
先日の浅草の神社へは

お願い!
ぱふを戻して! なんて
本気でお願いに上がったから

姿を変え
いつか
目の前に現れるかもしれない



そう
目を見れば分かるのだ

そう
ぱふだと分かるのだ

そんなことが
あることを願いながら
ご近所でも変わりつつある相棒犬を
楽しみに待っている


Jimさん


先日

黒姫でお会いしたJimさんは

74歳で


もう

ペットショップや

保護団体からは難しいので

直接ブリーダーからと微笑んだ


犬くんを迎えたのは

自分の健康の為もあると

それは整った身体で

羨ましく見えた


もちろん

未来は分からないけれど

きっとこれで

黒姫の環境と合い交えて

長寿となるのだろう


そう

まさに

NO - DOG  NO - LIFE  なのだ