今年もまた案内状を頂き
昨年と同じ日に出掛けた
実家近くの神社


藤祭りと称しても

季節は足速に先へと巡り

仕方なくも残念ながら

藤の季節は最終章



藤祭り


昨年同様
実家の親父を誘い
宮司さんへとご挨拶

今年の
神道無念流の奉納演武は
午後からと聞いて
ならばと戻り
僕だけその時間に

そこには
昨年と同じ演武さんたちが
いかにも武士な姿で準備している

今年は
お声を掛けず
そっと観ていようと
横の方から





まずは
皆 
善次郎たちの奉納額が納めてある
本殿の中へと入り
宮司さんによる奉納が行われ

外からそっと様子を伺うと
分かっていたけれど
多くのオーブが光り飛び回っている

だよね って思っているのは
きっと僕だけで
そう
僕ひとりしか気付いていないようだ





昨年は見えなかった
気付かなかったオーブたちを
今年は
その存在を認識し
こうして確信までしている

それもきっと
善次郎が仕組んだことかと
すべてを受け入れてみる今

もちろん
先々のことは分からないが
それで良いと
楽しみに待つこととした

オーブの存在も
見えてることも
先日の鳳凰鳥のことも
今まだ宮司さんには話してないが
しばらくは話さずにいようと思う

神主の校長先生のように
あちらから何かの言葉でもあれば
それはきっと本当だろうからと
しばし閉口することにした

あれから
少しづつ
確実に見えるものが増えた

気が付かなかったものへの
気遣いが増えたからかもしれないが

言葉で表現するならば
面白くなって来た!

そういうことだよ
ご同輩…



帰り際に実家の墓所に立ち寄り

手を合わせ

また旧中山道の宿場町を

旅して来たと言葉にすると


多くオーブたちが浮遊し

微笑んでいるかにみえた


ありがとう