ガキの頃に観た映画は
生涯 心に残るもので
そして
それは宝物として
大切に残り
美化されていく
あの頃とは違い
今はDVDとなって
いつでも観ることが出来る
もちろん
それらは我が家の棚にあり
いつでも…
しかし
その いつでも ってやつは
安心してしまったのか
引っ張り出すことはなく
時間だけが過ぎる今日
一昨晩
BSにて放映された
懐かしい映画
小さな恋のメロディ
あえて観る必要はないが
そうだ
そこで今 放映する
まさにリアルな時間
なんとなく
そう
なんとなく観始めたら
止まらなくなり
多くが
あの頃の多くが蘇ってきた
初めて観たのは
小学4年の頃
同級生の家が経営してた
それはそれは古い映画館
田舎町の銀座通りから
少し奥に入った所に
明治か大正か
遥か昔からある劇場
もちろん
初めての映画館で
期待して出掛けると
そっと裏から入れてくれた友達
しかも
特別席だよ なんて言われ
喜んだ僕ら
すると
2階だよ って案内され
ハシゴを昇って
そう
ハシゴを昇ると
そこは板張りの空間で
そこに座って観る
えっ? って思ったけれど
平な1階席よりも
こりゃ良く見えるね なんて
喜んだ初めての僕ら
時代は
間違いなくロードショーで
上映したのは
子供たちの恋愛映画で
マークレスターと
トレーシーハイドの
近いような
遠いような世界
そんな思い出と共に
この映画は
生涯の宝物となった
そうだよ
僕も彼らと共に
トロッコを漕いで
そう
同じクラスの初恋のあの娘と
遠くへと
逃げたかったんだよなあ



