テレビで「ヒモトレ」というものをやっていました。

びっくりしました驚き

こんな感じのことをやっていたのですが…↓

まずは、「体を支える体幹をチェック」
①被験者を足を肩幅に開いて立たせる
②手のひらを上に向けた状態で後ろに組ませる
③実験者が被験者の手のひらに全体重かけて下に押してみる
④被験者が体重に負けて、よろける↓

しかし、今度はヒモで、ゆる~くタスキ掛けした状態で同じことをやると、あら不思議!ひらめき気づき




実験者が全体重を使って手のひらをグッと押しますが、被験者は先ほどと違って全くよろけず、びくともしませんびっくりあせる
スタジオでも驚きの声が上がっていました。

家でも、何も知らない息子にやらせてみると、ヒモのタスキ掛けなしだとよろけるのに、ヒモをするとよろけないので本当にビックリしていました。

詳しい説明はこちらで↓


「体幹が鍛えられて、体が動きやすくなるんだ~」と、戯れにヒモを付けながらしばらく家事をしていました。

すると…

「あれ?  いつの間にか子宮筋腫が痛くない。なんで?びっくり
朝から筋腫が痛くて絶望していたのに、気が付くとほとんど痛くなくなっているのです(完全ではありませんが…)。

「もしかして…このヒモ?汗
驚愕でした。

こんな、ヒモのタスキ掛けごときで、子宮筋腫が軽くなるなんて考えられません。

しかし、試しに体重計に乗ってみると、体幹バランスがヒモをしないと49才なのですが、ヒモを付けるとなんと42才になっていました!びっくりあせる

そして、体だけではなく、「波動激重(げきおも)で、もう波動軽々(かるかる)の世界なんて絶対ムリ…悲しい」と、ドンヨリ暗く落ち込んでいた気持ちまでいつの間にか明るく爽やかになっていました。

調べてみると、「ヒモトレ」は医療現場でも取り入れられていて、なんと「痛み」も取るらしいのですびっくりあせる
「優しく触る「ライトタッチ」をすると、自然と体に意識が向く
普段の生活の中では体に意識を向けるということが抜けているんです。
ヒモは「ライトタッチ」をするようなもので、無意識に自分の体に意識を向けさせ、ヒモを掛けた人の本来の体幹、本来の体の連動性、頭からつま先まで全部自動的に体幹が整っている、という状態になるのです。」
「ギューと巻かない。きつく巻くと体が嫌がるからふんわり巻くと自然と意識することができる。それが大切。」
と、テレビで桐村里紗先生が仰っていました。

どうやらポイントは、「意識する」ということらしい。

えっ…「意識」って……ナニ?驚きあせる

あれ?どこかで聞いたことがある…びっくり

…と思ったら、以前受けた甲野陽紀先生の『身体探求講座』で、「意識する」ということを聞き、その不思議に驚いた、という経験をしたことを思い出しました。

↓その時の事を書いた過去ブログ


その時に、体幹をしっかりさせ、体を動きやすくするには、手先、足先の「先っちょ」を「意識する」ということが大切だ、と学びました。


ただ、ボーッと立っていると、体幹がグラグラでちょっと押されても倒れてしまうのですが、両手の指先同士を胸の前で、くっ付けて指の「先っちょ」を「意識」して立つと、いくら押されても倒れない…


両足を前後に開いて踏ん張って立っている屈強な男性を背中からいくら押してもびくともしないのですが、手のひらに絵の具がベッタリ付いたような感覚を「意識」して押すと呆気なく男性が押されてよろけてしまう…(この時、押される男性には、私がどちらを選択して押しているかは伝えていません。)


襖を開ける時も、「引き手」によって「先っちょ」を「意識する」から開けられるけれども、「引き手」を意識せずに、襖全体を面として捉えるとなぜか襖はびくともせず、開かなくなってしまう…(実験は腕にある程度負荷をかけた状態で行います。)


歩く時も、指先や足先を「意識する」かしないかで全然違ってきます。


すべて「意識する」かどうか、だけの違いでした。


それだけでこんなに変わるとは…!びっくりあせる


「意識」って本当に何だろう…と、あまりに不思議で、狐につままれたような気持ちになって帰って来たのを覚えています。


体って不思議…あせる


「体は、自分が思っている以上に優秀なんですよ。」と、古武術の武道家でもあられる講師の甲野陽紀先生は仰っていました。


「昔の人はハイテクのように体を使いこなしていた。

体に負荷をかけずに楽に体を動かすことによって強靭な身体能力を引き出し、体を使いこなしていた。」と、陽紀先生のお父様の甲野善紀先生も仰っていました。


↓その事を書いた過去ブログ


でも…

かつては、握り飯だけで日光まで往復駆け抜ける強靭な身体能力を誇っていた日本人も、今では近所のコンビニへ歩いて行くのもダルい(私ニコニコあせる)民族に成り下がってしまいました。

その貴重な伝承が途絶えてしまった今、「ヒモトレ」は、私たちに体の使い方を思い起こさせてくれる画期的な手段なのかもしれません。