オニュ(ONEW) 歌声の魔力 | ariさんは遊んでばっか

ariさんは遊んでばっか

面倒くさいと思いつつ、好奇心は旺盛。
好きなこといっぱい、楽しいこと大好き。

ブランクが長すぎて、再度、ブログの書き方を忘れた・・・(汗)。

 

そもそも、自分のPWを忘れかけて、アメーバさんに

アンタ、まさかロボットじゃないわよね?と確認されてしまったぼけー

 

 

唐突だが

 

先日、我が家に友達二人が遊びに来てくれた。

せっかくだから、ariの手料理でランチのおもてなし。

お待たせしている間に、なにかBGMでもと思い、

近頃買ったfireTV stickを使って、テレビにYouTubeを映していた。

 

最初は、ariの好きな歌ということで

藤井風さんの「帰ろう」をかけ、ね!この曲良いでしょ?泣けるでしょ?と

無理矢理、自分の趣味への同意を取り付けようとしていたのだが

(ごめんね。w-ind.sじゃなくて)

我らおばさま軍団は、やがてBGMそっちのけでおしゃべりに花を咲かせ

BGMは、いつしか、ないに等しい存在に。

それでも次々と自動的に黙々と、YouTubeは次の曲を流し続けていた。

 

と。

 

台所に立って、時折おしゃべりに相づちを打っていたariだったが

Kさんに不意に呼びかけられた。

 

「ariさん!!!!」

 

何か起こったのかと驚いて彼女の方を見ると

彼女はテレビの画面を黙って指さした。

画面には色白の男性が、聞き覚えのある日本の曲を歌っている姿が

映っていた。

徳永英明さんの名曲、かつてヒットした「Rainy Blue」だった。

 

三人のおばさんは、瞬時に歌に聴き入り、そして絶句していた。

「す、すごい!!」

 

曲が終わるやいなや、もう一度再生しようと思いリモコンを手にしたariだったが

相当興奮しており、訳のわからないボタンを押したもんだから

もう一度再生することができなかった。

 

でも、その時にたった1度聴いただけの

どこの誰が歌っているのかもまるで知らない彼の歌声は、

すでにariの心をしっかりと握りしめていたのだった。

 

友人が帰った日の晩、リモコンに住んでいるアレクサに

「韓国 レイニーブルー」と言ってみた。

歌っていた男性の顔立ちや節回しが、多分韓国の人なんだろうと思ったからだ。

 

そして、いろいろと調べて判明した。

 

歌手名、オンユ。もしくはオニュ。ONEWと書くらしい。

ピアノを弾いていた金髪の美少年はテミンというらしい。

二人とも韓国のSHINeeというグループのメンバーであることを後から知った。

 

SHINeeは、名前だけは以前から知っていたのだが

2年ほど前からはまり始めていた韓ドラの、なにかのドラマに確か

SHINeeのミンホという人が出ていたというくらいの認識しかなく。

 

なぜ、ariが自分のPWも忘れるほどの長いブランクの末

こんな文章を書こうと思ったのかというと

これは、ariにとって、実に久々の衝撃だったからだ。

 

ariに画面を指さして見せた友人Kさんは、実はクラシックが大好きで

ariに某銀行から配られるニューイヤーコンサートのチケットを

毎年横流ししてくれている、昔の職場の同僚だった人だ。

 

もう一人はariやKさんよりも一回りぐらい若い。

Kさんつながりで知り合った人だ。

 

前述した藤井風さんの「帰ろう」を二人に聴かせたときの反応というのが

 

「これは、誰?」

「全然知らない」

「聴いたことない」

 

という驚くべきもので、

 

もうこれだけでもこの二人がいかにこのテの音楽を

聴かない人達なのかがよくわかるのだが

その二人が、彼の歌に絶句したのである。

 

かしましく夢中でしゃべっていたおばちゃん達のおしゃべりをも

無意識に一瞬で黙らせたほどの強い魔力。

 

彼の歌声は思考を要する作業のBGMにはおそらく不向きだと思う。

耳が取り憑かれてしまい、

柔らかいソファーにめり込んでいくような感覚に陥るからだ。

 

 

 

あの日から2週間あまり。

魔力の正体を見極めようと、ariの耳が絶えず彼の歌声を欲してやまない。

 

ブログにでも書いたら、少しは気も落ち着くかと思い

こんな文章を書いてみたのだが

 

 

正直、ちょっと困っているariなのだ。

 

いわゆる一つの

沼落ちってやつなのかもしれない。