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にくじるのブログ

今だにどこに日記を書こうか悩みながら何も考えてない人のブログ。
にわかにディープなのでスルー推奨。

「石井劇場 part 10 ~意志意和歌集~」に行ってきました。 其の二

 

日本人や和を重んじる文化が私の中にはなくて、何もかもデジタルで判定してしまうようなところがあるので、孤独と自由やあこがれ見つめ直す時間でもありました。

先祖代々日本人ですけれど、DNAレベルの話ではなくて、遊牧民なんじゃないのかしらと自問自答したり、どちらかと言えばそうだったり。

 

 

コツコツ地道に続けていくことには、すごく敬意の念と憧れがあります。継続には、努力以前に生活基盤が安定していて、恵まれていなきゃできない事だと思っているからなんですが、こればかりは環境と親の根気次第。ドイツに行った時も、長期的視野を持ってコツコツ積み上げてきたのが街から透けて見えて、努力が安定に結びついているような感じました。色々固い感じもね。

 

子ども空手の黒帯まで最低でも3年くらいだからスポーツの「ある程度」は見えやすいけれど、音楽やバレエのようなアートなら、10年でやっと入り口に立てるほどのレベルでしかないように思います。なので、楽器が弾けると聞けば、子供時代に音楽を続けられる環境で育ったんだなぁ、ブルジョアジーだな(笑)といった屈折した憧れを持つんですが、その人たちにとってはそれが「当たり前」なライフワークの一つだったりするんです。多くの日本人もこういったものを基に安全性というインフラを作ってきたのだと思うのだけれど、贅沢だなぁとも思います。

 

石井さんが、5年かかって織り上げた『帯』を見た時の感動が歌となった「二人の恋糸」からは、深い精神性と、繋がりを感じました。気が遠くなるように長い年月をかけて、糸から丁寧に織り上げられた『帯』の話から、環境や技術、思いまで、おそらく親やその前の代から脈々と受け継がれてきたんだろうなと思いました。家族というのは、そうやっていろいろなものを後世に残すためにあるのかなと。伝統の持つ重みや、荘厳さと、暖かさだったり、洗練された美しさだったりに思いを馳せ、その世界に焦がれます。同時に、煩わしさも想像できるので、見て、感じるだけでいいかなと思い直しました。

 

 

このところ、覚えなくてはならないこと、やらなくてはならないことに毎日が押し流されて、物事について深く考える時間さえもとれないことが多いのですが、1つの事を最低でも3年くらいはやりたいなと思っています。なかなか難しいのだけれど。恋愛すれば、相手の心が離れる10年くらい、動物を買えば15年以上は生きてるし、植木は大きくなりすぎて結局切る結果になるので、好きなものが増えるとマメではないからしんどいです。それでも壊れるまでは思い入れを持って大事にしたい、丁寧に生きていきたいな・・・と思っているんですよ。

現実には、エアコンのリモコンが探せなくて買ったら、引き出しの奥から出てきたり、余ったリモコンも捨てられないみたいなショボいレベルで苦労してますし、何度もBOSEのイヤホンをなくしたりと丁寧な生き方が向いていないような気もします。

 

(無くして書い直したものをなくす)

(5日で紛失)

(今のお気に入り)

 

丁寧に作ってそれが結果に繋がり、後世に伝わりとなっていくと、長期的視野でものごとを考えられるようになり、地球環境とか、平和とか、伝統につながっていくのだろうけれど、世界の距離があまりにも近くなり、同じ考えの人たちばかりではなくなってきているから、お金があれば土地を買い占め、水源を抑える方向に向くし、土地も水も汚れたら捨て、使える場所を奪う方向に行くのかな。

 

MC で「どんな歌を作っていても光が見えるようにしている」というような話をされてるのを聞いて、だからイイんだな~とか今更ながら思ってね。未来に希望が簡単に持てなくなってきている状況で、個人ではどうにもならない悪い予感がするともなれば、少しだけ救いがある歌の方がリアリティがあるし、暗い歌の方が潔く落ち込んだ状況から上を見られる気もする。

 

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5,292円
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(このアルバムはいい歌で暗い歌詞が多いのぅ)

 

他にも、宇宙から見える地球の様子や、ウミガメやマンボウの骸からは、クラゲと間違って食した、ビニール袋がでてくる、鳥の骸からはペットボトルのキャップが出て来るというような、人間が壊してしまう自然環境のこと、石井さんが若い頃、東京で傷んだ心を地元の林の中から見上げた空を見て、実家に立ち寄らず東京に戻られたといったような自然に癒やされてきた話をされていました。その後で、聞いた植樹イベントのために作られたという「緑の山」はやっぱりよかったです。歌詞とメロディに載ってる思いが理解できた上で聞くからというのもあるからでしょうね。

 

 

そして震災の中でも人々の心を照らし続けた「はなひとひら」は、優しく心を慰めるような歌声がすごく印象的でした。この曲だけは震災の真っ只中でも、流してもらえたとの事ですが、PVの印象もあって日本的な芯の強い情熱を感じました。

 

 

前半はMCもほぼなく、曲間も開けずに歌い続け水を飲む姿もみられなかったので、人間離れしているなぁと思いました。全体を通して、石井さんこういう事がやりたかったんだなぁということを感じました。

今後、この日の和のコンサートを軸にして、さらに磨かれていったらどんな感じに昇華されるんだろうかと楽しみに思いました。

 

帰りは感動覚めやらぬ観客が側道に並び、その中を石井さんを乗せた車が走るという感じでした。

車を追っかけて走ってくる人々を見て、駅伝みたいと思っていたら一瞬で人に飲まれそうになって、SHAKE HIPのPVさながらに慌てたのだけれど、どうにか側道に逃げたらね、ちょうどリアウィンドウが開いて、石井さんが見えた。素敵でしたよ。

 

(これに入ってる地球儀におっかけられるやつ)

 

(実は其の二から書いてた)其の一はこっち

お寺にいるような。光によって黒にも、緑にも、紺にも見えるオブジェと球体のオブジェがスモークで薄ぼんやりと光り、とても荘厳で重厚感を醸し出していました。そして、そこにあるのが当たり前のような琴は音をだす前から存在感がありました。

 

これまで、和楽器を生で聞く機会がなかったので、尺八のちょっと揺らぐ感じの音色や、民謡のようなコーラス、琴の響き、そしてアジアっぽいドラムの音がとても新鮮に感じました。そこに、比較的揺らぎが少ないシンセ、ギター、ベースの聴きなれた音が混じり合う中、石井さんがお坊さんみたいな衣装でフロントに立つと一瞬で空気感が変わり、歌が重なった時には、絵だけでもいっぱいなのに、音色が多くて、最初の数曲は石井さんの歌に集中できず、どの音を聞けばいいのか迷いながら聞いていました。アジアのような広さを感じる和テイストを味わいながらペースを掴んでいく感じ。

米米の見るからにフルカラーというのとはまた違い音がフルカラーみたいな・・・。意味不明ですみません。

 

「鼓動」という曲はレクイエムっぽいなぁと聞いた時に思って家に帰りググったら、「掲諦(ぎゃてい)ってサンスクリット語なんですね。「経典に記された異国の言葉」とあるから般若心経を指しているのでしょう。私はかつて、ムー民(月刊ムーの愛読者)であり、さらに高校の時の怪談話@音楽室編を聞いてこともあり、般若心経および、梵字はホラー。何か呼ばれてる感がする。言霊オソロシス。

 

霊感あるの?と聞かれまくりますが、我家は祖父が神主でなので、信心深くないです。(サービスする側はそんなもんサ)

 

 

中盤のMCで、和楽器隊 ZANのおふたりが、山を滑落してなくなったメンバーを想って書いた曲に、石井さんが歌詞を付けているものがありました。製作中で、コーラスに歌詞になるだろう言葉が雰囲気で入っていたけれど、すごく力のある曲でした。楽曲のちからがとても強かったので、歌詞も同じテンションになるのでしょうから、聞ける日を楽しみにしています。

 

後半だと思いますが、「朱」の前のMCで柱に塗っているこの色には、水銀が混ざっているという話をされてました。当時はもっと色鮮やかだっただろうとのこと。そして、この色は離婚届に押すハンコのアレ的な話がありましたが、たしかに朱肉の色って他の場面であまり見ないですよね。

 

石井さんの色の話は、毎回すごくツボでして。

アートに全く疎いので、普通に過ごすとオレンジと朱色が同じだったりするんですが、石井さんの話に出てくると、見てる世界の解像度が変わってくる。今まで気づかない色が見えてくるというなんとも不思議な事がおこります。

最初にそれを思ったのは、記憶があいまいですが、何十年も前でしょうね。「コバルトブルー」という色の話をされた時だったともいます、影の色とかそういう話の下りて聞いた暗い筈の色なんですが、ある時、友達についていった画材屋さんで、絵の具を見つけたら何?コレ明るいじゃん?みたいな。そして、海とかその先の色を想像する・・・みたいな感じで見える色が変わってくるから不思議です。

 

書き足りないので、「「石井劇場 part 10 ~意志意和歌集~」に行ってきました。 其の二」へ。

氷室ファンならば、1度は行っておかなきゃな西麻布のPERSONAL JESUS BAR -REVOLVER。下戸だから飲み屋は入りにくいけれど、飲む人がいると入りやすい。

 

今日は友人の事務所移転のお祝いをしなきゃ!ということで久々に約束した。

彼は以前の同僚で、遊び仲間であるけれど、仕事に関する姿勢とかが近い。四六時中一緒にいようが、夜を徹してダーツしてようが、純粋に遊びと仕事を楽しめる稀有な仲間。男女の友情が難しいと言われるけれど、水商売やってた人だから気を使わせないようにするのが上手だし、気楽に成り立つのかもしれないと思う。

ホストでもホステスでも、上位にきた人たちは、家で飲んだ方が遥かに安い飲み物への付加価値として自分の人間性で勝負してるし、とにかく相手への心遣いだったりが秀逸。「お客様を楽しませる」場面で、個々にあったヘルプができるホステスさんも、職場外のプライベートとして付き合いでありながら、ビジネスパートナーとしても重宝されているし、大活躍してる。この部分が見えてきたのは最近でちょっと感動してるんだけれど、続きはまた今度。

 

そんな仕事専用ザクと飯食べるなら肉?と思ったのだけれど、銀座ならオイスターバーとかどうよ。と行ってみたら、なんか全てが牡蠣味になってしまったので、思いつきで知る人ぞ知る氷室ファンが集える場所、PERSONAL JESUS BAR -REVOLVERへ場所を移す。

 

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LAST GIGSが終わった今、氷室京介とファンの皆さまの”サンクチュアリ”として、“想いを巡らせる場所”、”絆を強く感じられる場所” そして、”また陽が昇るまで待てる場所” として訪れていただきたい。

 

(意訳)ヒムロック冬眠中における、氷室不足を解消するためのBar。

 

ゴージャスな内装にまぁいろいろこだわりの・・・。ヒムロックを聴きながら飲めるゴージャスな場所でした。(・・・採算あわなそ・・・ボソッ)

 

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肉を頼んだらもう終わってなかったので、チョコを追加。チョコは、Totally Chocolate

ファンクラブ「KING SWING 」はHigher than Heaven の後くらいから、バレンタインとかホワイトデーの節目にチョコレートやらキャンディーやらが届く。それがどれも、高級感があって美味しいものが多い。この頃は、手にするたびに、キャッシュを落とさない幽霊会員でゴメンナサイという気分になる。(冬眠のせい)

 

ドライフルーツもLAから届いたという、リンゴやイチヂクなどあまり食べたことのないものでしたし、ピーナッツも専用の袋に入ってたりしました。

 

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(左の赤い飲み物はAngelというノンアルコールカクテル。激甘)

 

 

ソロスタートと同時くらいにファンになったので、ライブもONS以外はほぼ見てきたし、この場所で流れる全ての曲を知っている。もう、氷室京介としてライブで歌うのを見ることはないんだなぁと思うとすごく寂しい気持ちになる。デヴィット・ボウイは死んだ後にまで出したのに。

 

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Blue-rayやフィルムコンサートで有終の美を何度も見ることはできる。。若くて絶好調だったころから随分の月日が経ち、誰もが若い時と同じようにはいかなくなるのだろうけれど、人生って儚いね。

 

もっと若くして散る雰囲気を持っていたからそれを思うと、長くみれた方なのかな。アルバム「還暦」はおそらく凄く考え抜かれた新しいチャレンジのものになるだろうし、楽しみではあるのだけれど、今まで好きだった音楽がLIVEで聞けない事が哀しい。「LAST GIGS 2」 とかあればいいけれど、そういうキャラじゃないものね。アイコンとして潔さのある氷室京介というコンテンツは気難しさやストイックさもカリスマ性につながっているように思う。

 

求めるクォリティが出せなくなったから卒業という方がロックスターっぽいけれど、自分も年をとったせいか少しでも長く、藻掻きながら限界と戦い続けてるウェットな感じなのもぐっとくるかな。むかしのインタビューの中で、石井さんのことを「あの人天才だよね」言ってたのをぼんやりと覚えてるし、「氷室京介はこんなことやらない」とか名前がちらっと出てきたりはするから、存在としての意識はあるんでしょうけど、同年代でデヴィッドボウイから影響を受け、映画好きで時事問題もマジで語る、商業音楽ではないみたいな、アーティスティックな指向性が近いのに、表現が一切被らないの面白いなぁと思ったり。

年越しライブで、石井さんから花が来てたこともあったし、レジェンドの数が世の中そういる訳でもないからなんらかの関係はあるだろうけれど。

 

LAST GIGSのWOWWOWは見たけれど、LIVEが好きだったからフィルムコンサートは見れない。Blue-ray BOXも買えてない。男ファンが多いアーティストは客単価が大きいから、兵糧が尽きにくそう。円安になって冬眠から覚めることを切に願う。

あと、健康。どうか、健康でいてください。