「石井劇場 part 10 ~意志意和歌集~」に行ってきました。 其の一 | にくじるのブログ

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お寺にいるような。光によって黒にも、緑にも、紺にも見えるオブジェと球体のオブジェがスモークで薄ぼんやりと光り、とても荘厳で重厚感を醸し出していました。そして、そこにあるのが当たり前のような琴は音をだす前から存在感がありました。

 

これまで、和楽器を生で聞く機会がなかったので、尺八のちょっと揺らぐ感じの音色や、民謡のようなコーラス、琴の響き、そしてアジアっぽいドラムの音がとても新鮮に感じました。そこに、比較的揺らぎが少ないシンセ、ギター、ベースの聴きなれた音が混じり合う中、石井さんがお坊さんみたいな衣装でフロントに立つと一瞬で空気感が変わり、歌が重なった時には、絵だけでもいっぱいなのに、音色が多くて、最初の数曲は石井さんの歌に集中できず、どの音を聞けばいいのか迷いながら聞いていました。アジアのような広さを感じる和テイストを味わいながらペースを掴んでいく感じ。

米米の見るからにフルカラーというのとはまた違い音がフルカラーみたいな・・・。意味不明ですみません。

 

「鼓動」という曲はレクイエムっぽいなぁと聞いた時に思って家に帰りググったら、「掲諦(ぎゃてい)ってサンスクリット語なんですね。「経典に記された異国の言葉」とあるから般若心経を指しているのでしょう。私はかつて、ムー民(月刊ムーの愛読者)であり、さらに高校の時の怪談話@音楽室編を聞いてこともあり、般若心経および、梵字はホラー。何か呼ばれてる感がする。言霊オソロシス。

 

霊感あるの?と聞かれまくりますが、我家は祖父が神主でなので、信心深くないです。(サービスする側はそんなもんサ)

 

 

中盤のMCで、和楽器隊 ZANのおふたりが、山を滑落してなくなったメンバーを想って書いた曲に、石井さんが歌詞を付けているものがありました。製作中で、コーラスに歌詞になるだろう言葉が雰囲気で入っていたけれど、すごく力のある曲でした。楽曲のちからがとても強かったので、歌詞も同じテンションになるのでしょうから、聞ける日を楽しみにしています。

 

後半だと思いますが、「朱」の前のMCで柱に塗っているこの色には、水銀が混ざっているという話をされてました。当時はもっと色鮮やかだっただろうとのこと。そして、この色は離婚届に押すハンコのアレ的な話がありましたが、たしかに朱肉の色って他の場面であまり見ないですよね。

 

石井さんの色の話は、毎回すごくツボでして。

アートに全く疎いので、普通に過ごすとオレンジと朱色が同じだったりするんですが、石井さんの話に出てくると、見てる世界の解像度が変わってくる。今まで気づかない色が見えてくるというなんとも不思議な事がおこります。

最初にそれを思ったのは、記憶があいまいですが、何十年も前でしょうね。「コバルトブルー」という色の話をされた時だったともいます、影の色とかそういう話の下りて聞いた暗い筈の色なんですが、ある時、友達についていった画材屋さんで、絵の具を見つけたら何?コレ明るいじゃん?みたいな。そして、海とかその先の色を想像する・・・みたいな感じで見える色が変わってくるから不思議です。

 

書き足りないので、「「石井劇場 part 10 ~意志意和歌集~」に行ってきました。 其の二」へ。