◆Over the rainbow◆ -67ページ目

2007/09/13

こんなふうに
ひとつひとつ
終わっていく


きっと
私は
いつか後悔する

届かなくなって
はじめて
叫び狂うほど
悔いる



案の定
外界を遮断し続けた蝶は
自分と
4年ごしのうざったい女との
距離をしっかり明確に
示すかのように
私の存在なんて
最初からなかったみたいに
気にすら留めないで
出ていった




私は
蝶を
何だと思ってるんだろう

よく考えてみたら
なんだか
人間に見えなくなってきて


初めから
私は蝶を
1人の男の子だと認識して
接してきたんだろうか
その上で
大切だとか
守りたいとか
思ってきたんだろうか



私は4年間
いったい何を
やってきたんだろう

2007/09/13

最近
蝶の様子が
いつもとちがう


私の気持ちも
今までとちがう
たぶん




1日のうちで
あの頃のことを
思い出す回数が
少しずつ減ってる

きっと
人はこうやって
いろんなことを
忘却していくのでしょう


私が
あの日々を
やたらと近くに感じてたのは
そんなふうに毎日毎日
飽きもせず思い出してたからで
実際いまも
ちょっとずつ
私は記憶を失ってる



いっそね
蝶を想うこと自体
やめようと思うんだ

これ以上
あいつを好きでいるのは
時間の無駄な気がしてきたの

一時の感情で
書いてるわけじゃない
いたって冷静な
一世一代の思いつき


このままだらだらやってても
得るものもなさそうだし
蝶の邪魔になるだけだし
それよりなら
単純に
私があいつを忘れれば
1番丸く収まる


どうして今まで
こんなシンプルな考えに
辿り着けなかったんだろう

なんて完璧に近い正解



出口は見えた

あとは
死に物狂いで
たぐりよせるだけ





あんたはもう
自由に生きたらいい

2007/09/13

蝶が

とおい