比例の法則が考え方の源点になります。
応用1、応用2……という風に分かれても、必ず源点に戻ります。
だから、迷路に迷い込むことはありません。
基本例題:
A列 3 6 9 …… □
B列 2 4 6 …… ○
(1) □=15 ○=?
(2) ○=18 □=?
(A列、B列)を(分子、分母)とします。
(1) □=15 なら ○=?
分子が5倍になったら、分母も5倍します。○=10
(2) ○=18 だから □=?
分母が9倍になったら、分子も9倍します。□=27
ここまでは、正しいのですが、これから先がかなり違ってきます。
学校では分数の性質と言って、比例の法則とは言いません。
だから比例の法則の応用法を教えないのです。
応用法:
(A列、B列)を(時間、距離)とします。
単位が変わっても、比例の法則で計算できます。
次の解法を見てください。
16kmは2kmの8倍だから、X分=3分×8=24分。
30分は3分の10倍だから、Ykm=2km×10=20km
距離や時間は簡単に求まります。
しかし、学校では、この解法を教えずに、公式を指導しています。
公式で解いても、結局は比例で計算しているのです。
しかし、先生方はこの事実を知りません。
だから、公式指導を止めないのです。
何も知らない生徒が気の毒です。
発展問題:
分数Aがあって、分母に9を加えると1/2になり、20を加えると1/3に
なります。分数Aを求めなさい。
解答式だけですから、意味が分からないと使えません。
要するに難しいのです。
これが理解できる生徒なら、参考書は要りません。
問題の文章通りの式です。
なぜ、分母と分子を11倍したかと言うことです。
分子がYの時、分母の差は 20-9=11 です。
分子が1の時、分母の差は 3-2=1 です。
これでYが11と分かります。
分子と分母の差は比例しているからです。
後は式の示す通りです。
文字X、Yを使って方程式を解くのではありません。
説明のためのものです。


