私が、がん闘病中であるということを、あまり人に言いたくありませんでした。
同情されるのが嫌でした。
私はがんになったけれども、かわいそうではないと思っていました。
私が、がんであることを自分から言ったのは、親友1人と、子どもたちそれぞれの学校の担任の先生と、
近所の子どもの同級生のお母さん2人だけでした。
同級生のお母さんの1人は、私が抗がん剤の治療中の年にするはずだった小学校の集団登校の班の世話役を代わってもらうために、本当のことを言いました。
登校班の世話役は、保護者が順番にやることになっていて、私の抗がん剤治療の年はちょうど私の番でした。
もう1人の同級生のお母さんは、娘の仲の良い友達のお母さんで、娘が私の入院中にその友達に「お母さんが入院している。」と言ったらしく、むこうから、「入院したって聞いたけれど、どうしたの?」と聞いてきました。 当時娘が一番仲良くしていた友達のお母さんだったので、今後も世話になるかもしれないと思い、本当のことを話しました。
家族、親戚以外で、私ががんであることを話したのは、この5人だけです。
これ以外の人には誰にも言いませんでした。
子どもにも口止めしました。
なんか、話すのが苦しいのです。
同情もされたくないし、話すと涙がでそうになる・・・。
それは、あれから十数年たった今も変わらず、誰にも話していません。
最初の年に話した5人だけです。 ( 通院している病院のお医者さんには病歴をきかれるので、話しますが… )
がんであることを、隠さず皆さんに話す方もいらっしゃいますが、私にはできそうもありません。
オープンにするのは勇気がいることだと思います。
隠している方が、楽なこともあります。
私の周りにも、オープンにしている方がいますが、まだ私にはできません。
こうやってブログで語ることはできますが、面と向かって知人に話すことにはまだ抵抗があります。
いまだに、苦しかった闘病生活、当時の気持ちを思い出すのがつらいのです。