子どもの為に、必死に生きてきたけど、子どもは思うようにいかないもの | がんと闘いながら子育てしている、お母さんたちへの応援ブログ

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「残念ながら進行がんです」と宣告されてから、十数年。
その時、私は39歳、子どもたちは9歳と6歳でした。
これまでの日々をブログに・・・

がんと闘いながら、精いっぱい頑張って子育てをしてきました。

私、がんに負けずに、こんなに頑張っているし、子どもたちはそんな私の姿をみて育つのだから、絶対優秀な子になるに決まっているとずっと信じていました。 子どもたちは、きっと頑張ってくれるって信じていました。  優秀な子になってほしかったのです。

今思えば勝手な思い込みでしたが、当時の私は真剣にそう思っていました。





ところが、高校受験、大学受験、就職・・・と、だんだん夢はしぼみ、子どもたちは本当に普通の子に育ちました。子どもたちの名誉の為に言うと、2人とも決して悪い子ではありません。 友達もいるし、成績は普通、学校にも毎日通っていたし、特別私を困らせることもありませんでした。 優秀な子とは言えませんが、よい意味でも悪い意味でも普通の子になりました。 




普通が悪いという訳ではないのですが、ガンに負けず、頑張ってきたのに…という思いが私には強くありました。必死に育ててきたのに、これか・・・と思うと、正直がっかりした時期もありましたが、それは親のエゴですね。 

考えてみれば、私だって、決して親の希望通りになったわけではありません。 最近では、そんな私の子なのだから、まあ仕方ないかと思うようになりました。 蛙の子は蛙なのに、それを忘れていたのでしょうね。 自分を顧みず高望みしすぎていたということでしょう。


親は、子どもには、少しでも幸せになってほしいと思うもの。 いい学校を出て、いい仕事について、いい生活を送って幸せになってもらいたいと思うのは、普通だと思うのですが、 私の場合は、その思いが普通のお母さんより強かったと思います。 




振り返ってみれば、私も親の期待をさんざん裏切ってきました。 まったく期待通りにはならず、さんざん親をがっかりさせてきました。 それを考えれば、私の子どもたちが、普通に育ったのは、いい方なのかもしれません。




でも、 若くしてがんになってしまった私は、こんな辛い、悲しい、苦しいことがあったのだから、せめていいこと(=子どもが優秀になること)があってもいいだろうと強く思っていました。 私の人生、それぐらいのご褒美があってもいいだろうと思っていました。   自分のことは棚に上げて、ホントに勝手な思い込みですよね。 


でも、人生はそんなに甘くはありませんでした。

子どもをそんな風にしか考えられなかったなんて、私の心は本当に狭かったのでしょう。  

今は反省しています。 子どもには子どもの人生がある。 それをまるごと無条件に受け入れる、それが親だと思っています。







現在、子どもたちは自分で選んだ道を、精いっぱい生きています。

もう、成人した子供たちに、親がしてあげられることはあまりありませんが、自分の力でしっかり生きていってほしいと思います。 これからも、いろいろ困難なこともあるでしょう。 子どもたち自身が、親の言う通りにしておけばよかったと思うこともあるでしょう。(私は大人になってから、親の言うとおりにしておけばよかったと思うことが多々ありました。)  でも、自分で選んだ道ですから、自分でなんとかするしかありません。 私にできることは、影から応援することだけ・・・。 頑張ってほしいと思います。

私は子どもたちの一番の味方でいたいと思います。




思い返せば、がんになった当時(39歳の時)は、大人になった子どもの姿を見ることが私の願いであり、夢でした。 その夢は、ありがたいことにかないました。  それだけで十分なはずなのに、ついつい、私の色々な夢、子どもの能力以上の期待をを子どもに背負わせてしまっていました。 本当に人って欲張りなものです。