こんばんは。

今回はペーパージオラマファンの皆様。またはジオラマの方法としてペーパージオラマを習得したい皆さんに朗報です!

11月2日に発売されました RMモデルズの別冊的な感じの

「スーパーリアル鉄道情景 Vol.6」

という本に、ペーパージオラマが掲載されました!
 

 

この本は過去にRMモデルズ等に掲載されたジオラマ制作記事から、厳選した(と聞いた)作例が中心となっているようで、

今回はそれ以外にも私の1万倍も有名なモデラーcityscape studioさんやSHIGEMONさんなどの新作等も掲載されています。

 

さて、どれが載ったかといいますと↓

こちら、紙で再現!或る駅舎 (桐蔭学園高校鉄道研究部製作)です。

これは、2019年に制作したものですから、製作してから3年がたったもので、現在は原鉄道模型博物館に展示をされております。

詳細については、本を買っていただきたいと思いますが、製作した女子3名が先日再び集結し、記念撮影と取材を受けました。

3年前の作品ながらこのように取り上げていただけるというのは、ありがたい事です。

 

今回は本を買ってもらうもらう販促的なことをしないね!

出ないとめったにない注目されてるチャンスを逃す♪

 

今回は記事に掲載できなかった製作途中の画像を少し紹介いたします♪

この作品は結構な割合(おそらくすべての90%以上)が紙でできているのですが、当然ながら、土台部分も紙でできています。

どーやって作っているか?ってたまに聞かれます。

しかも、ペーパージオラマ合同練習会では、技術熟練が少なくても十分作れるように、段ボールで製作するように教えておりますが、この作品は違う紙を使っています!

 

このように、ペーパーで建物や橋を作ったりするケント紙の四六判サイズで作っております。
*作り方の補強のしかた自体は同じだと思いますが、
段ボールよりも、当然ながら薄い厚さです。(厚み0.5mm)これをきれいにカットして、貼っていきますと、全くゆがまない土台ができます!また圧倒的に軽量な土台ながら、強度も十分なものができます。
*ただし、ケント紙で900×300mmの土台を作るのは、結構な技術が必要かも…
次に、これも結構大事な「検討用の仮組サンプル」です。
これをするかしないかで、結構変わるんです! また、仮組として作る人たちの多くは、だいぶ差し迫ったタイミングでこの仮組を行います。遅めにやった場合、他の部分の設計が進行してしまったりして、修正の時間がとんでもない時間になったりして、さらなるミスを誘発します。 これは全体のサイズを決定した後、真っ先に行った時の画像です。
これも掲載されなかったので(笑
最後は、これ! 電飾を入れたときの室内の見え方検討!
窓枠部分のカットしたもので外壁を一度作って、電気工作部が製作してくれた特製電飾でのテストシーンです。
これは記事に書いてあるのですが、何かオリジナルな部分を入れようという事で、東京駅のような駅舎ホテルがあるという設定にしたんです。その際、客室は全部ついているっておかしい!というところから、特製で作ってくれた部分ですね。
 
さて、このように、手作り感満載ですが、立派に記事を紹介してもらっております。
 
今回の雑誌には、実は「紙を材料にジオラマを作っている」作品が結構多いんです。
紙の可能性を大人に気づいていただけた感じ(笑
 
また、昨今は3Dプリンターやレーザーカッターなどの電脳道具もだいぶできております。
実際にほかの方々も使っていると記事に書いてありました。
 
何度もここで話をしておりますが、趣味でお金に余裕がある人はどれをどのように作っても良いのです!
でも、皆さん考えてください。
別にお金がなくても作れる! これもまた事実!
 
鉄道車両だって、天賞堂やカツミの1両数十万円の金属車両もありますが、ペーパーで作った車両だってあります!
 
この記事を読んでもらうとわかりますが、結構な部品やパーツも紙で手で切って作っています!
高校生や大学生などお金がない、あんな道具使ってずるい! とは100%思わないでください!
 
〇別にそこまで電脳工具に依存しなくたって、作れるものもあるし、評価を受ける作品。
〇博物館に展示してもらえる作品は作れる!
これは事実です!
 
ぜひ、真似をして作ってみてください。
尚、作った子たちに紹介されている小物の中で一番難易度が高いのはどれか?ときいたら、「電話ボックス」と言っていました。
1/150電話ボックス これ紙で作れます♪ぜひちょっと設計からチャレンジしてみてくださいね!
そして、ぜひこの記事を見てあげてください。
 
ちなみに、世界でたった一人のペーパージオラマ作家さんはこのような記事掲載ってされたことないんです(笑
ペーパージオラマを詳細に紹介してもらったのが初めての経験です!
なので、あたかも自分のジオラマが掲載されたように喜んでおり、今後あった人にあたかも自分のジオラマのように、彼女たちの作品とすごさを誉めていこうかなと思っています!
褒める分には怒らないだろうし!
 
では!
 
*隠していましたが、実は細々とtwitterやっておりました~
kami景色(げしき) ”紙を使って街や構造物をジオラマにする7人”
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日本屈指のテクニックをここでゲットしましょう!そして、
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幼稚園から高校生まで、教育機関の皆さま、指導依頼お受けしております。
「一応」それなりの成果も出しているので、「一応」それなりの指導ができると思います(笑

ご興味のある高校や大学の鉄研や生徒さん。学校関係者さま、ご連絡おまちしております↓
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こんばんは。

もう11月になってしまいましたね。

高校の文化祭がひと段落し、今度は大学の学祭シーズンになりましたね!

今年は鉄道150周年という事もありまして、鉄道系イベントは結構行われています。

 

さて、このブログでもそんな中から「高校や大学の鉄研として活躍できるヒントや技術」などをご紹介しておりますが、

ここ最近もありましたので報告いたします。

 

今回は2つ事例がありまして、それぞれ違った角度から行われている感じにはなるのですが、私自身はどっちも試す価値のある

アプローチだと思うので、皆さんも考慮しながら、良いところは取り入れてみるとよいと思います。

 

1,青稜中学高校 鉄道自動車部さんの アトレ大井町での展示

 

青稜さんは大崎高校の近所で当初からよきライバルという関係で作品ではバチバチやりながらも、品川区内の児童センターさんでのイベントでは、協力して子供たちに楽しんでもらうという事も行っている学校の部活さんです。

特に、「子供さんたちに楽しんでもらう場を作って提供する」というのは、部の一つの伝統です。

これは前顧問の先生と歴代OBの皆さんの伝承があり、文化祭(が結構一般入場が難しいと思うので、その場を見ることができないのが残念なくらい)では、とても素晴らしい運営をしております。この光景は、数々の学校の文化祭を見学しておりますが、後述する岩倉高校鉄道模型部さんと並んで格が違う印象すらあります。

*青稜さんの文化祭は見る価値かなり大です! …ほぼ関係者しか見れませんけどね…

 

でも、その片鱗みたいなものが見れる場があります!それが先々週行われておりました!

 

それがこれです。アトレ大井町3Fにて、整理券配布型の体験運転というのを実施しておりました。

これ自体は結構な学校さんがやっていると思うんです。 だから、別にすごくないでしょ!って思うじゃないですか。

ところが、青稜さんは場慣れしているので、部員が誰一人焦ったり慌てたりしていないんです。

指示も的確かつ配置も抜群。 そしてイベントへの貢献度が大変高いんです。

 

これはコロナでほぼイベント参加できてない中できているのは顕著に素晴らしいです。

実は、私少し前に何度か青稜さんにアドバイスに伺ったんです。

その際も、まだ少し時間があるタイミングからイベントのマニュアル作成し、使いながら部員同士に共有を図っておりました。

これ、イベントでは大事な事前ミーティングというやつなんですが、この読み込みを当たり前のようにやるという事が、伝承のすごさだなと思いました。

 

さて、これだけでもすごいのですが、今回イベントに呼ばれた理由は違うところにありまして

なんと、大井町駅(JRアトレ側)を再現したジオラマを今回作ったんです!

青稜さんはコンテストに今年は参加しておりませんでしたが、実はこのお話が来ていて、全力で取り組んでいたそうです。

どうですか!すごいでしょ。かなりの再現度でしょ!

ちなみにこの奥にある東急大井町線は

ペーパージオラマグランプリ2017にて制作してグランプリを取った作品です!

それを基に、さらに大井町駅周辺を拡張したジオラマを再現したということです!

 

では、なぜ青稜さんがこのようなすごい作品&イベント出展依頼が来るのでしょうか?

ヒントとしては、青稜さんはこれ以外にも

こちらも展示されておりました。ペーパージオラマグランプリ2018の最優秀賞です。

 

2,岩倉高校鉄道模型部 蒲田東急プラザ イベントでの展示

 

さて、2つ目に紹介するのは、鉄道就職では名門! 岩倉高校の鉄道模型部さんです。

ことしの鉄道模型コンテストでは最優秀賞を受賞しておりました!

 

そんな作品を展示されていたのが、蒲田を走る電車まつり でした。

 

こちらにも力作が展示されておりました。

確かこの少し前は秋葉原駅での展示などもありましたし、コロナ前でも京王百貨店さんや、アトレ上野などでもレギュラー展示機会があった記憶があります。

 

さて、岩倉高校の子たちは、将来鉄道方面志望も多いというのもありますが、こちらも素晴らしい動きをしています。

イベントに慣れている感じは当然ながら、報連相もしっかりしている印象があります。

 

そして、こちらの場合は、ほかの会社さんたちと合同でイベント出展をしております。これは実は結構大変な事で、私も以前ほかの団体さんなどと合同でやったことがあるのですが、自分たちだけでなく他と調整などが必要だったり、コミュニケーションだったりするのがあります。おそらくですが、先生のアシストもあるとは思いますが、調整を部員さんがしているのではないかなと思います。

 

さて、この2つのイベントを紹介しましたが、この2つの学校さんは、

〇ジオラマの出来や成績が優秀であり、作品評価が高い

だけではなく

〇イベント出展してもしっかりと結果を出せる経験数や力量がある

この2つを兼ね備えているのだと思います。

青稜さんは今回初だったとのことでしたがおそらく、来年もオファーが来ると思いますし、岩倉さんは年に数回の展示依頼が来ていると思うのです。

 

以前から練習会等で話したと思うのですが、1回の展示機会であれば、どの学校だってハードルは低いと思うのです。ですが、レギュラーや複数となると話が変わってきます。

 

常にいい作品を作るには、やはり年間単位でいいものを作るための準備は必要でしょう。イベント向けのジオラマ依頼が来た時にできるのかどうかを答える必要がありますから。

そして、その場に呼ばれるにも、「ただ展示して終わり」というのでは続きが来る可能性は…皆さんはどう思いますか?

 

このように、相手(イベントを企画する側)にとってレギュラーで呼びたいという存在って何だろうか?という逆側から考えてみると、条件って見えてくると思います。

 

そして、結構これが大事な事なんですが、

このようなイベントには必ず「顧問の先生」の助力(要はアシスト)がないと参加もできないし、成功もあり得ないと思うんです。 

 

練習会でも鉄研が活躍する特徴として「顧問や学校の先生からの信頼が高いこと」というのをあげて話をしております。

 

このように、趣味一辺倒の鉄研でいいという人は良いのですが、学校やクラスメイトから評価を受けたいという場合は、趣味だけではどうやっても難しいハードルが存在していると思います。

 

ちなみに教えている大崎高校ペーパージオラマ部さんも上に挙げた2つは確実に押さえておりました。これが指標となり、これにベクトルを追加することで、「対鉄道方向」「対児童方向」「対一般企業案件方向」という意識をつけておりました。

 

いい作品をいきなり作ることは難しいと感じるかもしれませんが、イベント経験というのは積む方法はあります。

いきなり成功しなくてもいいのです。低いハードルでいいから経験をする。そして考える。

これはできると思いませんか? 例えば大学や高校の文化祭での展示でも実践できると思うんです。

ジオラマや展示を貼る場所をちょっと変えるだけでも答えが変わるかも。

そんなレベルからでも意識してやってみることが大事だと思います。

 

活躍する部。部員を獲得したい鉄研にしたいと思っている皆さん。 試してみてね!

では!

 

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こんにちは。

本日もJR大崎駅周辺でのイベント、「しながわ夢さんばし」が行われます。

その中で、約3年ぶりに大崎高校ペーパージオラマ部のジオラマ展示&走行が行われます。

 

 

一つ前のブログ記事にて、このような「美術館を借りてのイベントを勝ち取るための下準備」について書きましたが、

本日はペーパージオラマ自体についてのアドバイスを書かせていただきます。

 

結論を言いますと、この会場に来てもらうのが上達の近道です。

 

では、なぜそのようなことが言えるのか。

それは「日本で一番ペーパージオラマをやっていて、その技術が評価されたメンバーとその作品が一堂に集まっているから」

です。

 

昨今鉄道模型コンテストでも紙を主体に作る学校さんがだいぶ増えました。

私が大崎高校を教え始めたころ↓

 

 

 

このころは、紙で建物を作って勝負をしてくる学校ってほとんどといっていいほどありませんでした。

紙でジオラマを作るのが結構普通になったのは、大崎高校ペーパージオラマ部が上位入賞をするようになってからだと思います。

この紙でストラクチャーを作るというのは、メーカーさんからもだいぶ出てきております。

しかし、紙のストラクチャーや建物は、製品としては、「レーザー等でカットしてあるもの」がほとんどです。

ですから、高校生が真似をする場合には、この製品を使うか、ネットなどに出てくる私や大崎高校ペーパージオラマ部の人の作品。他の方の自作作品というのが参考になると思うんです。

 

レーザーや他の方々の多くは、「ハイブリット(木やプラスチックなども使って複合素材で作る)」「硬くて厚い紙を使う」

というのが多いと思いますが、

この2つにはそれぞれ弱点や学校では採用しづらい部分が多いと思います。実際に紙で勝負していい成績を出せずにいる(た先輩)人たちが結構数多いところのを見ればわかると思います。

 

おそらく皆さんが知りたいことは

〇ケント紙くらいの薄めの紙で建物を作る方法

〇自作する際の設計方法

〇安い材料で色々なパーツを作る方法

〇紙の素材感を消しながら塗装する方法

 

だと思うんですが、それを全部知る方法…おそらくないですよね~。

それがわかっていれば、おそらく大崎のライバルってじゃんじゃんいると思うし、ペーパージオラマ作家結構いると思うんです(笑

ところが、ペーパージオラマ作家が世界で私しかいないし~

となると、方法は「大崎高校ペーパージオラマ部の部員に聞いたり、作例を見て、技術を盗んだりするのが近道」だと思うんです!

本日の夢さん橋展示には、コンテストで上位入賞や最優秀賞を受賞した時のメンバーが結構多くいます。

この子たちは結構丁寧に作り方とか、設計方法などを教えてくれます。

ペーパージオラマの核心部分を知りたくないですか?

 

コロナ禍でなかなか作例やアドバイスなどを聞けるチャンスがないと思います。

いっぺんに聞けるチャンスが都内で暇な高校生でペーパーですごいものを作りたい人。

ぜひチャンスです!

 

ま、興味ない人がほとんどだろうけど(笑

 

では!

 

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こんな時だから、ペーパージオラマやってみませんか?
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