こんばんは。
もう11月になってしまいましたね。
高校の文化祭がひと段落し、今度は大学の学祭シーズンになりましたね!
今年は鉄道150周年という事もありまして、鉄道系イベントは結構行われています。
さて、このブログでもそんな中から「高校や大学の鉄研として活躍できるヒントや技術」などをご紹介しておりますが、
ここ最近もありましたので報告いたします。
今回は2つ事例がありまして、それぞれ違った角度から行われている感じにはなるのですが、私自身はどっちも試す価値のある
アプローチだと思うので、皆さんも考慮しながら、良いところは取り入れてみるとよいと思います。
1,青稜中学高校 鉄道自動車部さんの アトレ大井町での展示
青稜さんは大崎高校の近所で当初からよきライバルという関係で作品ではバチバチやりながらも、品川区内の児童センターさんでのイベントでは、協力して子供たちに楽しんでもらうという事も行っている学校の部活さんです。
特に、「子供さんたちに楽しんでもらう場を作って提供する」というのは、部の一つの伝統です。
これは前顧問の先生と歴代OBの皆さんの伝承があり、文化祭(が結構一般入場が難しいと思うので、その場を見ることができないのが残念なくらい)では、とても素晴らしい運営をしております。この光景は、数々の学校の文化祭を見学しておりますが、後述する岩倉高校鉄道模型部さんと並んで格が違う印象すらあります。
*青稜さんの文化祭は見る価値かなり大です! …ほぼ関係者しか見れませんけどね…
でも、その片鱗みたいなものが見れる場があります!それが先々週行われておりました!
それがこれです。アトレ大井町3Fにて、整理券配布型の体験運転というのを実施しておりました。
これ自体は結構な学校さんがやっていると思うんです。 だから、別にすごくないでしょ!って思うじゃないですか。
ところが、青稜さんは場慣れしているので、部員が誰一人焦ったり慌てたりしていないんです。
指示も的確かつ配置も抜群。 そしてイベントへの貢献度が大変高いんです。
これはコロナでほぼイベント参加できてない中できているのは顕著に素晴らしいです。
実は、私少し前に何度か青稜さんにアドバイスに伺ったんです。
その際も、まだ少し時間があるタイミングからイベントのマニュアル作成し、使いながら部員同士に共有を図っておりました。
これ、イベントでは大事な事前ミーティングというやつなんですが、この読み込みを当たり前のようにやるという事が、伝承のすごさだなと思いました。
さて、これだけでもすごいのですが、今回イベントに呼ばれた理由は違うところにありまして
↓
なんと、大井町駅(JRアトレ側)を再現したジオラマを今回作ったんです!
青稜さんはコンテストに今年は参加しておりませんでしたが、実はこのお話が来ていて、全力で取り組んでいたそうです。
どうですか!すごいでしょ。かなりの再現度でしょ!
ちなみにこの奥にある東急大井町線は
ペーパージオラマグランプリ2017にて制作してグランプリを取った作品です!
それを基に、さらに大井町駅周辺を拡張したジオラマを再現したということです!
では、なぜ青稜さんがこのようなすごい作品&イベント出展依頼が来るのでしょうか?
ヒントとしては、青稜さんはこれ以外にも
こちらも展示されておりました。ペーパージオラマグランプリ2018の最優秀賞です。
2,岩倉高校鉄道模型部 蒲田東急プラザ イベントでの展示
さて、2つ目に紹介するのは、鉄道就職では名門! 岩倉高校の鉄道模型部さんです。
ことしの鉄道模型コンテストでは最優秀賞を受賞しておりました!
そんな作品を展示されていたのが、蒲田を走る電車まつり でした。
こちらにも力作が展示されておりました。
確かこの少し前は秋葉原駅での展示などもありましたし、コロナ前でも京王百貨店さんや、アトレ上野などでもレギュラー展示機会があった記憶があります。
さて、岩倉高校の子たちは、将来鉄道方面志望も多いというのもありますが、こちらも素晴らしい動きをしています。
イベントに慣れている感じは当然ながら、報連相もしっかりしている印象があります。
そして、こちらの場合は、ほかの会社さんたちと合同でイベント出展をしております。これは実は結構大変な事で、私も以前ほかの団体さんなどと合同でやったことがあるのですが、自分たちだけでなく他と調整などが必要だったり、コミュニケーションだったりするのがあります。おそらくですが、先生のアシストもあるとは思いますが、調整を部員さんがしているのではないかなと思います。
さて、この2つのイベントを紹介しましたが、この2つの学校さんは、
〇ジオラマの出来や成績が優秀であり、作品評価が高い
だけではなく
〇イベント出展してもしっかりと結果を出せる経験数や力量がある
この2つを兼ね備えているのだと思います。
青稜さんは今回初だったとのことでしたがおそらく、来年もオファーが来ると思いますし、岩倉さんは年に数回の展示依頼が来ていると思うのです。
以前から練習会等で話したと思うのですが、1回の展示機会であれば、どの学校だってハードルは低いと思うのです。ですが、レギュラーや複数となると話が変わってきます。
常にいい作品を作るには、やはり年間単位でいいものを作るための準備は必要でしょう。イベント向けのジオラマ依頼が来た時にできるのかどうかを答える必要がありますから。
そして、その場に呼ばれるにも、「ただ展示して終わり」というのでは続きが来る可能性は…皆さんはどう思いますか?
このように、相手(イベントを企画する側)にとってレギュラーで呼びたいという存在って何だろうか?という逆側から考えてみると、条件って見えてくると思います。
そして、結構これが大事な事なんですが、
このようなイベントには必ず「顧問の先生」の助力(要はアシスト)がないと参加もできないし、成功もあり得ないと思うんです。
練習会でも鉄研が活躍する特徴として「顧問や学校の先生からの信頼が高いこと」というのをあげて話をしております。
このように、趣味一辺倒の鉄研でいいという人は良いのですが、学校やクラスメイトから評価を受けたいという場合は、趣味だけではどうやっても難しいハードルが存在していると思います。
ちなみに教えている大崎高校ペーパージオラマ部さんも上に挙げた2つは確実に押さえておりました。これが指標となり、これにベクトルを追加することで、「対鉄道方向」「対児童方向」「対一般企業案件方向」という意識をつけておりました。
いい作品をいきなり作ることは難しいと感じるかもしれませんが、イベント経験というのは積む方法はあります。
いきなり成功しなくてもいいのです。低いハードルでいいから経験をする。そして考える。
これはできると思いませんか? 例えば大学や高校の文化祭での展示でも実践できると思うんです。
ジオラマや展示を貼る場所をちょっと変えるだけでも答えが変わるかも。
そんなレベルからでも意識してやってみることが大事だと思います。
活躍する部。部員を獲得したい鉄研にしたいと思っている皆さん。 試してみてね!
では!
*隠していましたが、実は細々とtwitterやっておりました~
kami景色(げしき) ”紙を使って街や構造物をジオラマにする7人”
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