今日はラオスへ渡ってレンテン族の村へ行ってきました。
レンテン族の衣装を普段から着ているのはおばあちゃんとおじいちゃん、ほとんどの人は普通の服を着ています。
お祝い事やイベントがある特別な日にはみんなレンテン族の衣装を着ます。
このおばあちゃんの作った物が欲しい!という方がいて突撃訪問して来ました。
ちょうど織りの最中でした。
しま模様の布はレンテン族のカバンの布です。
布作りをしているのは、ほとんどがおばあちゃんで、孫の子守をしながら織ったり染めたり刺繍したりしています。
ゴールデントライアングルにある中国のカジノへ出稼ぎに行くのが流行っていて、若者はほとんどが村にいません。
こうやってレンテン族の布もつくる人が減って、そのうちなくなるでしょう。
さみしいですが、私たちがとっくの昔に捨てた暮らしを今現在やっていることが貴重なんです。